「誰がジョーカーだろうね?」
これは短時間で終わるはずのババ抜き
4人でババ抜きが始まってから誰も反応を見せない
『面白いじゃん!』と思いながらカードを引きカードを引かせる
ジョーカーはまだ回ってこない
残りの手札は2枚 ここまで2分程度最近には無いドキドキ感
今ジョーカーは誰の手札の中にあるか探りつつ終わりへと行く
「…….誰かジョーカー持ってないの?」
皆の手札はもう無い だがジョーカーが無い
「ちょっと待ってケースにもジョーカー1枚しかないよ、」
「ジョーカーの入れ忘れか?」
普段からやってるからそれは無いだろうと思い床を見る
天井にも無いかと探す
天井にある訳もなく 周りを見渡し 流石におかしいと皆で思い始めるが
その日は持ち主に家に無いのか探すように頼んで解散になった
楽しい時間は消えた 仕事に戻る ホワイトな会社なのでいつも楽しいが
その日はジョーカーの行方が気になって居たが別に気にする事じゃないと思いながら
仕事をササッと終わらせる定時には帰るのがいつもだ
帰りにはいつも上司から「お疲れ様」と言われながら飴を貰う それが意外と美味しいのだ
家に帰ったらゆっくりテレビを見ながら唐揚げでも食べようと思いコンビニに寄る
マンションに帰って来たら猫が出迎えてくれる 可愛い可愛い黒猫のみかんだ
「おかえり」と言ってるようににゃーと鳴いてくる
毎日の可愛い癒しだ モフるのは日課 そして唐揚げをレンチンしてから良さそうな番組を探す
9時には風呂に入って10時には寝ている
いい毎日だ 猫が居れば夫なんて要らないからね
布団に入れば一緒に寝てくれるし寝息がまた可愛いスピースピー言ってるのだ
可愛い 子供も夫ももう要らないし親は20歳になった日に突然死 ほんとに猫とだけ過ごしている
「おやすみ みかん」
といって眠りについた
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