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逃げてきちゃったけど、

あれで良かったんだよね…?


スビナは、ボムギュと一緒に居ないと。

俺は邪魔しちゃ駄目だから。


自然と涙が頬を伝う

なんで、なんで諦めきれないんだよ。



🦊「 …バカっ、」



ベッドのシーツを強く握りしめている


と、誰かが扉を叩く音がした



🐧「 ヒュニンです 」


🦊「 …カイ、」



扉がゆっくりと開き、ヒュニンが入ってくる。



🐧「 あぁ、こんなに赤くして… 」


🦊「 ん… 」



俺が泣いていたことに気付き、


優しく涙を拭ってくれる彼は

天使そのものだ。



🐧「 何か言われたんですか? 」


🦊「 ううん…俺が勝手に泣いただけ、 」


🐧「 告白は… 」


🦊「 まだ…、怖くて出来てない 」


🐧「 … 」



俺の手をぎゅっと握ってくれるやさしい大きな手。

あたたかくて、落ち着く。



🐧「 自分のペース!ゆっくりで大丈夫ですからねん 」


🦊「 …うん、ありがとう ㅎ 」



そう言ってふにゃっと天使のような笑顔を向けてくる彼。









🦊「 俺振られたら…生きていけないㅠ 」


🐧「 ふふ、大丈夫ですよ。絶対上手くいきます 」


🦊「 なんでそんな自信たっぷりなんだよ 」


🐧「 だってヒョン達両……なんでもないです 」


🦊「 ??? 」


🐧「 ままままあとにかく!絶っっ対大丈夫ですから!自信持ってください!」


🦊「 うん…? 」



なんかよくわからないけど、

ヒュニンのおかげでだいぶ怖くなくなった


今なら言えそう、アイツに 好きだ って。


…なら、行くしかない。



🦊「 カイ、俺…行ってくる!! 」


🐧「 っ!!…はい!頑張ってくださいねん! 」



ヒュニンをぎゅーーーっと抱きしめて

俺は部屋を後にして

スビナがいるであろうリビングに足を運んだ。






🐧( あんなに分かりやすいスビニヒョンの気持ちに気付かないなんて…鈍感にも程があるでしょ ㅎ )



🐧「 はあ…早くくっつかないかなあ♡ 」

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