なんかアイデアが浮かんできたので書きます!
今回18ないです!
ざっくり言うと明那の声が突然出なくなって闇落ちしちゃう、みたいな!
さっそくどうぞ!
明那「」
その他『』
akn視点
「__♪」
だめだ、音外れてる。
もっと綺麗に、、
「____♪!」
一旦本家聞こう
『__♪』
「だめだ」
もっと感じろ
きっとこんな情景で、もっと、もっと、もっと、
「今日はもう寝よう、、、」
ねむ、、
『みゃぁ』
「 」
「?」
あれ?俺声出したよな?
おはようって、
「 」
その後も何度か声を出してみるもやはり何も聞こえない
まじかー
とりあえずマネージャーに連絡する
[なんか声が出ないんですけど、、どうしましょう?🥺]
[病院行ってください。声が出ない心当たりがない場合は精神科に行ってください。]
なんで精神科?
マネージャーに言われた通りに保険証など諸々を持って病院へ向かった。
『本日はどうされましたか?』
あ、声出ないんだった
スマホに打つか
[声が出なくて]
『なるほど。ではこの紙に症状などを書いて受付に持ってきてください』
受付の人は一瞬で理解してくれて対応してくれた
『ありがとうございます。では名前を呼びますので少々お待ちください。』
[あきにゃ!今度コラボしない?]
雲雀からコラボのお誘いでふと気が付いた。
リスナーのみんなになんて言おう、、、
雲雀には本当のことを言うべき?
他のライバーにはなんて、、、
きっと雲雀は心配してくれる。
相談にも乗ってくれる。
そんな事を考えていると名前を呼ばれた
『三枝明那さん。診察室へどうぞ』
『なるほどねー、声が出ない。』
返事は出来ないので頷く
『一応喉見てみましょうか』
『んー特に何ともないですね』
『最近ストレスに感じた出来事などありますか?』
昨日の歌の練習が頭に浮かぶ
静かに頷く
『なるほど、なら”心因性失語症”の可能性がありますね』
「?」
なんだそれ?
『まぁストレスでなる病気ですね。心療内科などでリハビリをすれば治りますけど三枝さんの感じだと結構喋れてないんで時間はかかると思いますねぇ』
[どのくらいの時間かかりますか?実は配信者をしていてなるべく早く治したいんですけど]
『うーん、私的には今後3,4ヶ月はやめといた方が良さそうですね。うまくいけば1,2ヶ月で治るケースもありますので周りのサポートで治る期間は決まってきますねぇ』
[わかりました。ありがとうございます。]
『はい、それではお大事に』
ドサッ
家に帰って早々にベッドにダイブする。
あ、雲雀のやつ返事しないと
周りのサポートねー
[実はさ声が出なくなったんよね]
雲雀にそう送るとすぐに既読が付き返事がくる
[え?!それ大丈夫なの?!ちょっと待ってね!家今から向かうし!]
このままだと雲雀が家に来る。
あいつは有言実行の男だからすぐに到着するだろう、
ここで止めないとこの汚い部屋が見られてしまう。
[大丈夫だって!なんか失因性失語症?ならしくt]
打ち終わる前にインターホンが鳴る
ピーンポーン
え?!もう来たの?!
急いで扉を開けるとそこには息切れして汗を流す雲雀がいた
『あきにゃ大丈夫?!』
とりあえず中に入ってもらおうとジェスチャーする
『え?いいの?』
コクン
『お、おじゃましまーす』
雲雀に病院での事をスマホで伝える。
『そっか、、』
なんで雲雀が泣きそうになってんのさ
『俺にできることあったら言ってね!なんでもするし!』
[じゃあお昼まだだし雲雀に作ってもらおっかなー!]
『え!全然いいよ!』
あ、思ってた反応と違う
けどいっか!
雲雀の作るチャーハンは美味かった
そこから俺は失因性失語症の事を伏せてツイートした
[実は喉がおかしくて配信できなそうにない!早く治すから待ってて!]
このツイートを見て沢山のライバーが心配の連絡をくれた。
その中でも特に親しい人たちにはちゃんと説明し、サポートすると言ってくれた。
ただ、
やっぱり考えてしまう。
声が出なかったらどうやって生きていけばいい?
配信者としての価値はなくなるんじゃないか?
なんどリハビリしても一向に成果はでない。
ほんとに治るのか、
なんども考える。
[明那の声また聞きたいな、]
なんて言ってくれるリスナーに応えられるのか?
まるで自分が責められているように感じて
そんな被害妄想をする自分にイライラしてしまう。
ピーンポーン
今は人に会いたくない。
居留守したら帰ってくれるかな?
ピーンポーン
ピーンポーン
ピーンポーン
ピーンポーン
ピーンポーン
うるさいなぁ!
流石にしつこいだろ!
『あちなー』
『明那ー!大丈夫か?』
イブラヒムとふわっちの声
でも、今は声を聞くともっと辛くなる。
扉にクッションを投げて八つ当たりする
バンッ
くそっ、くそっ
なんで、なんで
謝らなきゃ、八つ当たりしてごめんって
玄関に向かう足が重い
流石にもういないよな
ガチャ
fw視点
明那のお見舞いにお菓子や果物持って家に行った。
声のことを知ってるイブラヒムとひばと一緒にインターホンを押した。
何度押しても反応がない
声をかけてみると扉に何か当たる音がする。
一応いるのか
2人にちょっと待ってみようと合図を送る
明那はイライラして八つ当たりしても謝ろうとするからきっと出てくるはず。
ガチャ
扉を開けた明那は酷く疲れ切っていた。
目の下には濃い隈
髪の毛はボサボサ
目に光は無くこっちを見るなり目を大きく見開いた
声が出ないことをいいように使い、部屋に入る
このままだと明那はもっと酷く病むと思ったから、
イブラヒムとひばも同じ考えなのか明那の背中を押して一緒に入ってくる。
当の本人は未だに状況が読み込めていなくてわたわたしている
部屋の机にはカップラーメンのゴミが積んでありテレビは無音で流してあった。
声が聴くのがつらいんかな?
2匹の猫が明那の足元に擦り寄っていく
明那はどこからか紙とペンを出して
[なんで来たの?]
[さっきは八つ当たりしてごめんだけど俺1人でいたいから、]
明那の肩を掴み少しかがんで目線を合わせながら話す。
明那の瞳は不安そうにゆらゆら揺れていた。
『明那。俺達は誰も明那を責めてない。』
『あきにゃが裏で努力してたのも知ってるし』
『リハビリ行って治そうとしてたのも知ってる。』
『明那、助けて求めてもいいんやで?』
『もっと頼ってや』
明那の目からは大粒の涙が溢れ出していた。
明那は何度も大きく頷く
紙に何かを書き
それを精一杯の笑顔で見せてくれる
[俺がんばるから、手伝ってほしい!]
続くと思う?
アルバム届いて大歓喜の私です。
この為だけに部活頑張った!
即物的アンサンブル最高や!!!!!
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