最近 私半崎くんと天羽くんとユズルにハマってます。あれ…なんか共通点ありますね…
もしかして・ショタコn
◢◤◢注意◤◢◤
・R15
・モブレ
・強姦
・天羽くん可哀想
・天羽くんのサイドエフェクト捏造
・三者目線
「…」
天羽は帰路に着くと必ず誰かにつけられている気がするのだ。それも半年近く。だが一回も危害がなかったので、本部にも警察にも相談していない。今日も何事なく帰れる、と思っていた。もう家、という所で背後から何かを嗅がせられた。その直後に意識を失ってしまったのだ。
「…ん」
天羽が目を開くと薄暗い照明が見えた。手足手首が縛られていることは分かったので、唯一動く目で周りを見てみる。どうやら民家のようだが、所々壊れているところを見ると危険区域だと推理できた。
「あ、天羽くん…起きたんだね」
背後から急に聞こえた声に驚き、肩をビクンと揺らす天羽。恐怖を跳ね除け、ゆっくり口を開く。
「…だれ」「おや?知らないのかい?ボーダーに投資している社長さ」「それで…おれになんの用…?」
早く帰りたい、と思っていた天羽は適当に話を流す。それに、天羽のサイドエフェクトで見るにこの男の“色”はあまりにも気持ち悪い。欲に塗れ、自己満足で自分がカースト最上位だと思っている、最低最悪な汚い色。それも含め早く帰りたかった。
「天羽くん。君とセックスしたいんだ」「…は?」
ニチャア、と気色の悪い笑みを浮かべる男。その瞬間その男の色はより気持ち悪くなった。性欲、性欲性欲…ただ性欲の色だけが天羽の目に写った。とても気持ち悪く、天羽は吐きそうになってしまう。
「な、んで…」「天羽くんが好きだからさ!この前ボーダーへ会議に行った時すれ違っただろう?」
天羽は思い出した。そう言えばまだつけられる前にこの男の顔を見たような気がする。そう思った。
「あ…思い出してくれたんだね?天羽くんのお家、凄く綺麗だったよ」
そこで天羽はハッとする。どうして気づかなかったんだと、自分の愚かさに呆れて。そう、この男こそ天羽のストーカーだった。
「ッ…!」
天羽はキョロキョロと目を動かし、自身のトリガーを探す。だが一向に見つかる気配はない。
「あ、トリガーかい?あれなら壊しちゃった」「ッ?!」
なんという事だ、あれが無ければ天羽などただの16歳の非力な少年。大人に力で勝てるわけないのだ。それが分かった天羽は焦る。ただどうしたらいいのか、それだけが頭を埋めた。今までにこれまで焦った事などなかった。
「や、め」「ふふ、可愛い声だね、天羽くん…」「やめて」「…いいの?投資しないよ?」
その時天羽の頭の中に、ボーダー本部と迅の顔が思い浮かんだ。
(だめだ、もう無くなるのはごめんなんだ)
ギュッと目を瞑り抵抗しなくなった天羽。
「そう、それでいいんだよ天羽くん…」「ッ…」
するすると天羽の服を脱がす男。
「ッ…!!」「恥ずかしいのかい…?大丈夫さ、大人しくしていたら投資はするから…」
目を瞑っているのでよく分からないが、恐らく目の前の男は気持ち悪い笑顔なのだろうと。そんな事を思ってる間に身体をまさぐられる。
「ぅ…」「可愛いね天羽くん…」
ぷちゅ、と耳元で音が聞こえた。天羽は嫌な予感がした。天羽はこの音を知っている。
(ロー…ション…?)「挿れるよ…」「ッ?!」
ぬちゅ、と男の指が挿入った。知っている指ではなく、ゴツゴツとした指。天羽は声を上げた。
「い、ッ…うあ、!」
もうダメだ、結局最後までヤられるんだ、そう思った直後だった。パリン、と窓ガラスが割れる音が聞こえた。
「な、なんだ?!」「おじさーん、本部の隊員になにしてーんの」
天羽は驚いた。そのチャラチャラした声は、自分の恋人の声だったからだ。その声を聞いた天羽は、思わず口を開いた。
「じん…さん…、?」「お待たせ。ごめんね天羽」
パーカーを半分脱がされた天羽を姫抱きする迅。迅は自身の上着を天羽に被せた。これから起きる事を、見せない為に。
「…下衆が」
「もしもし忍田さん?はい…はい、確保しました。え?投資?そんなん無くても大丈夫でしょ。てか、こんな奴に投資されても嬉しくなんてないですよ、おれが負担します…はい、では」
ピッ、と迅の携帯から通話の切れる音が鳴る。
「…迅さん」「どうした?」「ごめんなさい」「…どうして天羽が謝るの」「だって、おれのせいで、投資、されなくなっちゃった」
ダボッとしたパーカーで涙が出た目を拭う。
「いいの、天羽が無事ならね。城戸さんの方針は隊員第一!投資なんて目に入ってないの」
天羽はグス、と鼻を鳴らした。
「ごめんなさい…でも、助けに来てくれてくれてうれしかった…」「うん…」
迅は天羽を姫抱きしたまま、本部へ戻った。
終
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すき