きんとき視点
kn「………」
もっと
もっと頑張らないと
役に立てるよう頑張らなきゃ
技術…腕前を上げて
皆の為に、俺が…
kr「………き」
もっともっとやらないと
kr「……とき」
ちゃんと……
kr「きんとき!」
kn「っえ、ごめん、なに?」
kr「もー、大丈夫か?」
「何回か呼んだけど反応しなくて」
kn「あ…ちょっと考え事してた、w」
kr「悩み事か?」
kn「ううん、大丈夫」
「ありがと」
あーあ、だめだなぁ…
悩み事…か
悩み事というよりかは使命って感じかなぁ…
ちゃんと頑張らないとね
kr「で、本題なんだけど────」
「─────?」
kn「──、──────」
「─────────」
kr「──…───?」
kn「────」
kr「なるほどね、ありがと」
kn「いえいえ、お互い頑張ろうな」
kr「おう」
俺がやらないといけないから
きりやんに頼ってばっかりじゃだめ
俺自身が頑張らないと
もっと、皆の為に
皆の役に、立てるように…
きりやん視点
話しながら顔色とか伺ってたけど
やっぱりなんか隠し事…というか、悩み事あるよな
後で聞かないと
…相当精神がやばそうじゃなければいいけど
なら聞くのは今か?
kr「…あ、きんとき」
kn「ん、今度はどした?」
kr「お前、やっぱ悩み事あるだろ」
kn「……え?」
さっきはただ”考え事”としか言ってなかったけど
やっぱりそうじゃない気がする
kn「悩み事…」
「うーん、特に思い当たるのは無いかな〜…」
kr「今、嘘ついてるだろ」
kn「へ?」
kr「わかるんだよ、長年一緒にいるから」
kn「…そっか」
kr「じゃ、その悩み事聞かせてもらえる?」
kn「え……」
「えっ…と、そんな大事じゃないし、しょーもないことだから…」
kr「お前、さっき俺が言ったこと忘れたのか?」
kn「……?」
kr「長年一緒にいるんだから、嘘ついてるのなんてわかるんだよ」
kn「……」
沈黙の時間が流れる
kn「…そっか」
「でも今は、話したくない」
kr「……そう」
「気が変わったらいつでも言えよ」
kn「うん、ありがと」
今は話したくない…か
これやばいかもな…
何でそんなに悩んでるんだ?
何も思いあたる節がない
それにしてもきんときに悩みごとがあるなんて珍しい気がする
まぁきんときも人間だし悩み事くらいあるか…
そう思いながらも再度書類に目を置く
𝒏𝒆𝒙𝒕↪
コメント
1件
knさんンンンン…ᐠ( ᐢ ᵕ ᐢ )ᐟ(((