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りんいさぁ
最近伸びなくて困ってる🌀😵💫
私の作品好きな人いるんかなぁ、
ま、とりあえず書くね
あーるなしたまにはほんわかしよーぜ
凛▶︎可愛いもの好き
潔▶︎女物の着物を着るのが好き
じゃどぞー
潔目線
俺には秘密がある。それは、女物の着物を着るのが好きということ。親には言っているし、なんなら来ているところを見せると沢山褒めてくれる。優しい両親だ。
けれど、親以外の人には言っていない。嫌われるのが怖いからだ。
だから着物を着る時はウィッグを被ってメイクをして、たくさん練習した女の子っぽいような声を使っている。
今日は久しぶりに家に帰れる日だ。Uー20戦が終わっての3日間の休み、久しぶりに着物を着れることに浮き足立ちながら埼玉にある実家に帰った。
それまでは忙しすぎて着物どころじゃなかったから嬉しい。
さて、今日はどの着物で行こうかな。
うんうん悩みながら俺は1番お気に入りの青がベースになっている袖に金の桜の刺繍が入った着物を手に取った。
「やっぱりこれが一番綺麗なんだよな。いい天気だし青も映えそう、、、」
何度も着ているから着付けはお手の物だ。行く場所はいつもの東京浅草。
浅草には俺の好きな店がある。素敵な着物が沢山並んでいるお店。ブルーロックに招集される前は月に1度行っていたが、収監されていたから当然帰る訳もなく、今日は沢山買おうと胸を躍らせて外に出た。
「ねぇねぇママ!あのあねーさんすっごくきれーだね!」
「そうねぇ」
そんな会話が聞こえてきた。少女の方を向くと目が合ったから嬉しさをそのままに微笑んだ。すると、少女が
「おひめさまみたい!」
と言ってくれた。あの子は将来どんな着物が似合うのかな。着付けしてあげたいな、なんて思った。
そんなことを思っているとあっという間に浅草に着いていた。
この空気久しぶりだな。
深呼吸をし、最高な一時を味わっていたその時
「おい。そこのねーちゃん」
「俺たちと遊ぼうぜ」
とガラの悪い男達に声をかけられた
この格好をし始めた時なら、女と見えていることに少しは嬉しく感じていたのかもしれないが、御生憎様もう慣れている。語気を強めて断ってみると
「俺は気の強い女は好きだが強すぎるのは好きじゃねぇぜ」
なんて言って腕を強く掴まれた
「いたっ、やめてください!」
いや本当にやめて欲しい。着崩れしたらどうするんだよ、、、
「じゃあ大人しく着いてこいよ」
どうしようと思ったその時_
「おい、嫌がってんだろ」
ここにいるはずのない最良の声がした。
「凛っ?!」
「あ?なんで俺の名前知って、」
やばい、反射で名前を呼んでしまった。焦りながらあ〜なんて濁していると
「とりあえずコイツ俺のツレだから」
なんて凛が言った。もう一度言うあの凛が、だ。
___幻覚かな、(失礼)
「チッ、彼氏持ちかよ。」
、、、幻覚じゃなかったらしい
一旦お礼を言ってすぐ逃げよう。
「あ、あの!ありがとうございます!」
「あ?今更他人っぽくしてんじゃねーよ潔」
バレてる…終わった、
俺の着物人生の終了に心中で涙していると、ふと違和感に気づいた。
「凛は、、、なんでここに、?」
遠慮気味に言うと少しだけ凛の口が動いたような気がした。
「なんて?」
「、、、可愛いものが昔から好きで、たまに衣装作ったりするから、その材料の買い出しだ。」
「笑ったら殺す」
物騒すぎねぇ?
「まぁ着てくれるやつなんかいねーけどな」
そう言う凛を見回す。男の潔からしてもさんざん憧れた体格に身長。それでは自分が着るという発想には至らなかったのだろう。だが、誰が見ても綺麗だと言うその美貌を持ってさえすれば似合うのでは、、、なんて考えながら相槌を打つ。
「お前は?」
「俺は着物屋に行って新しいの買おっかなって」
「ふーん」
「じゃあちょっと俺に付き合え」
「え?!」
「まーいいけど、」
…俺は一体何をさせられるんだ
ちなみに今回の作品はオプの仲良い人が考えてくれたよ!
サムネイラストもオプの他の人に頼んで書いてもらっちゃったᐡ៸៸> ̫ <៸៸ᐡ
2話も書くから楽しみにしててね!
それじゃ!
ばいおつー!