rbru/nmmn/ご本人様関係NOTHING/18有/誤字多発
rb 『』 ru「」
かっこ・かぎかっこ・名前の表示などの間違いがあるかもしれません。(『』、「」)
合っている所を参考にして読んで頂けると幸いです。
⚠誤字などあるかも
ri・kgtも登場します。
それぞれ口調などに違いがありますが優しい目でご覧ください❦
余分な話ですが書いてる時間帯がバラバラなので
睡魔に襲われてる時に書いてる部分もあるので
話のつなぎ目が可笑しい所があります。
本っ当にすいません。
それではめちゃくちゃ時間をかけた一万文字のお話です。頑張って読んでください笑。
小柳side
まだまだ沢山の思い出を作ろうな、愛しの恋人さん
ーーーヶ月前
青白く、美しい顔をした君は
少し散歩に行くと俺等に伝えた。
ri〈こんな雨の中散歩するの!?〉
kgt[そうやぞ。ついでにショートケーキ買ってこい]
ru「こら、ケーキを頼むんじゃない」
ri〈まぁ、そんな茶番どうでもいいんだけど〉
ru・kgt[「え、ひどくない?」]
ri・rb「www」
ru「でも普通に外大雨だぞ?」
ri〈そうだよ〜、身体冷えるし。まぁ今日は任務ないしまだ朝だから別に良いけど〜〉
kgt[ぼくはショートケーキ食べれるなら何でも良い]
ri〈カゲツは一旦諦めない?〉
rb『まぁまぁ。多分すぐ戻りますよ。
ショートケーキ買ってこればいいんですね笑』
ri〈ちょっと〜!甘やかさないで!!〉
ru「俺にもあったけぇココア買ってきて」
ri〈ちょっと、ロウまで〜!〉
rb『まぁまぁ、ライも落ち着いて。』
『じゃ、行ってきますね』
そう言うと玄関に向かって行って、扉が閉まる音が
響いた。
ru「行ってら〜」
ri〈行ってらっしゃ〜い、?〉
ri〈なんかるべちょっと元気なかったくない?〉
ru「確かに顔は白かったけど、いつも通りだったと思うぞ。」
kgt[ショートケーキ買いに行ってくれた〜?]
ri〈いつまで言ってんの???www〉
ru「www」
そんな他愛のない会話をしていた。
俺は好意を持った相手が少し笑ってくれた程度のことで浮かれていたのだ。
あいつが帰ってこないまま、8時間が経過した。
2時間前からずっと皆で探し続けているのに見当たらない。
こんな大雨だ。
いくらヒーローで人外だとは言え肌寒い中8時間もいたらどれだけ服をきちんと着ていようと冷える。
「くそっ、⋯どこ行ったんだ、!」
俺の心には不安が増すばかり。恋情を持っている相手でもあるんだ。心配で仕方がない。
雨で濡れた地面と、靴がぶつかり合う音が響き合う。
視界と白狼の嗅覚を最大限にまで発揮させ死に物狂いで探す。
視界の右側にはとある公園が映った。
この公園は確か星導がよく小さな餓鬼に構っていた公園だ。
期待を込めて公園に向かう。
見覚えのある長く美しい紫色の髪が、雨に濡れ艶がかっていた。
そんな美しい物体が座っているベンチに少しずつ近づいていく。
近づいていくほど、相手が誰なのかを深く頭に刻み込まれた。
隣には、コンビニの袋。
優しい君はきっとショートケーキとココアをきちんと買ったのだろう。
買った時は暖かかったであろうココアはもう冷え切っているだろうな。
「おい、星導⋯、?」
『っは、笑。見つかってしまいましたか。』
「おま、何で、ずっと⋯、」
『すいません、心配させて』
「なんでずっと帰ってこなかったんだよ、、!」
『なんか、自分が嫌になってきて』
『こんな事人に言うもんじゃ無いですね、すいません』
「なんかあったんか?」
『⋯言っても小柳くんが辛い思いを背負うだけですよ』
そういう星導の目には大雨で誤魔化されている涙が浮かんでいた。
「⋯俺は辛くなんかならないよ。」
「だから話してくれ、」
『⋯持ってはいけない感情を持ってしまって。』
『あの空間に居てはいけないと思ったんです』
「⋯どんな感情を持ってたって居ていいだろ」
『俺がどんな気持ちで過ごしてたか教えてあげましょうか?』
何を言うだろう、という心配が心の中を埋め尽くす。
「⋯あぁ、」
『ね、小柳くん。好きなんだよ⋯、小柳くんが』
「っは、、?」
『⋯小柳くんに迷惑かけるじゃないですか。』
「馬鹿野郎⋯、!」
大雨に纏われながら、俺は星導の唇を塞いだ。
「本当に、馬鹿野郎っ⋯!!」
『何やってんですか、!、』
『それ、俺が言ったことの意味わかりますよね、?』
「⋯⋯俺の初めてのキスだぞ」
「⋯、お前も意味分かるんなら責任取れ」
『⋯っはは!嘘みたい、』
『悩んでたのが馬鹿みたいです』
『⋯ありがとうございます、本当に。』
「⋯、もう戻れるか?」
『⋯はい、戻りましょう』
俺達は雨で濡れた手を絡ませながらライ達の方へ向かった。
ri〈ロウ、るべ!!!!!!!〉
ri〈お前、どこ行って!!!〉
rb『心配かけさせてしまってすいません、』
kgt[そうやぞ!!どれだけ心配したと思ってる!]
ri〈さっきショートケーキの心配してたよね⋯?〉
ru「www」
kgt[ふん、まぁぼくは戻って来るの分かっとったから。]
rb『ふふ、ちゃんとショートケーキありますよ。』
ru「家帰ってから食べような。」
kgt[まぁこんだけ探したんだから食べるのは当たり前だからな。]
ri〈星導がびしょ濡れなのはわかるけどロウもめっちゃ濡れてるじゃん!〉
ri〈必死に探すのは分かるけど風邪引いたら俺らまで困るんだからね。〉
ru「すまん、まぁ帰ろうぜ」
rb『今になってめっちゃ寒くなってきました』
ru「自業自得だ。早く帰るぞ」
kgt[腹減った⋯]
ri〈戻ったら何か温かいもの買ってくるから、とりあえず2人は着替えてシャワー浴びなね。〉
ru「うぃ。さんきゅ。」
rb『ありがとうございます。』
俺達の初めてのキスは大雨の中だった。
ま、俺等らしいかもな。
–ヶ月前
星導と交際してからもうそろそろ1ヶ月が経つ。
そろそろ一緒に出掛けようという話になった。
いくら交際したとはいえ任務は忙しいし周りには言っていないから恋人らしいことは何一つ出来ていなかったから浮いてしまいそうになる程嬉しかった。
今日は早めに寝よう。
明日はどこに行くんだろうな⋯、
そんな事を考えながら俺は眠りについた。
AM 8:30
「っ、⋯ふぁぁっ」
「眠⋯えっと今日は⋯」
今日は星導と出かける日だったんだ。
「準備するかぁ⋯、っ⋯眠⋯」
⋯30分後
シャワーを浴びたりしていたら意外と時間がギリギリになってしまった。
「うし、行くか」
AM 9:23
「っ、!ごめん、遅れた」
『大丈夫ですよ、まだ間に合ってますから』
「、ありがと」
『ふふ、行きましょうか。』
「てかどこ行くの?」
『この前任務の時新しい香水買いたいって言ってましたよね?』
「あぁ、そうだけど」
『俺も買いたい物があったので折角だからアウトレットに行こうかなって。』
「へー、何買うの?」
『⋯内緒ですよ、とりあえず行きましょうか』
そう言い手を差し出してきたので差し出された手を優しく握る。
すごく落ち着く良い匂いがふわりと香った。
「うわっ⋯!広。人めっちゃ居るじゃん。」
『大きいアウトレットですしね』
「俺ここ来たこと無いしエスコートおなしゃす。」
『笑笑、お任せあれ。笑』
「待って⋯、これどこに香水の店あるんだ?」
『⋯ッスー、』
「おい?」
『ま、まぁフィーリングで行きましょう。』
「おいおい?」
まぁ、恋人と一緒に居れるしいいかと思い星導に
エスコート⋯?をされながらいろんな店舗を見回った。
10分くらい歩いていると香水の店を見つけ、
星導と一緒に入店した。
「んね、これめっちゃ良い匂い」
『確かに、小柳くんに凄く合いそう』
『こんなに合う香水ってあるんですね』
「おま、そういう事急に言うなよ⋯」
『え〜何〜?笑照れてるんです〜?笑』
「⋯別に?そういう事他の人に言うなよ。」
『ふふ、はいはい笑』
結局俺は星導に合うと言われた香水を買った。
「結局何が買いたいの?」
『まぁまぁ、とりあえず折角なので何か飲み食いしません?』
「あー、確かに喉乾いたしココア飲みたい。」
『ですよね〜♪じゃ、買いに行きましょう』
「あぁ」
誤魔化されたがまぁ良いだろうと思い飲み物を買いに行く。
「んで、結局星導どこ行きたいの?」
『もー、しょうがないですね。教えて上げますよ』
「いや星導が言わねぇからだろ⋯」
『⋯とりあえずアクセサリー見に行かせて下さい』
「りょーかい」
アクセサリーが欲しいって、珍しいな。と思いながら着いていく。
「アクセサリー、何が買いたいの?」
『それは内緒ですよ』
「なんでだよ、別に自分の物だろ」
『⋯まぁまぁ』
「ここ、アクセサリー屋じゃね?」
『あ、ほんとですね』
「入る?」
『はい、折角なので。』
俺も少しアクセサリーが気になっていたから星導とは別にアクセサリーを見る。
「⋯これ良いな」
『どれがですか?』
「うわっ!!」
『ちょ、小柳くんここお店なんだから』
「いや急に話しかけてくんなよ⋯」
『で、どれなんですか?』
「これ。このネックレスめっちゃ綺麗だったから」
「で、買いたい物は買えたの?」
『はい、でもちょっと不備があったみたいなので先に外見ててくれますかね?』
「うぃ」
そう言われたので外に出て一緒に食べれそうなものを買いに行く。
戻って来ると丁度星導が店から出て来た。
『はい、遅れてすいません』
「いいよ別に。これ買ってきたから一緒に食べよ」
『わ、美味しそう!』
「他何か見る?」
『ん〜、そうですね。もうちょっと見ます』
「ん。」
『小柳が疲れてるなら別に大丈夫ですよ』
「いいよ、折角星導と二人なんだから」
「楽しいし気にしないで」
『無自覚恋人キラー⋯』
「ん?なんか言ったか?」
『いや、何も。』
『じゃ、あの服屋入ってみません?絶対小柳くんに似合う服ありますよ。』
「まぁ恋人の言う事だし信じるか⋯」
『俺虚言癖なんであんま信頼しないで下さい』
「いやどっちだよ」
『笑笑笑笑』
「この服めっちゃ星導に似合いそう」
『確かに俺こういう服好きです』
「良いじゃん、買ったら?」
『恋人に言われたなら買うしかないですね』
「っは⋯、!、」
『ちょ待って下さいよ、これで照れるんですか?』
「っ、悪いかよ⋯っ」
『俺まで照れるんですけど⋯、やめて下さい⋯』
「あーもう!!さっさと服買うぞ!」
星導が変な事を言ったせいなのになんで顔赤くしてんだよ。
『これ、勝手に小柳くんに似合いそうなの選んできたんで⋯、プレゼントです。着てください』
「⋯!ありがと、。嬉しい」
「お前ずっと照れてるじゃねぇか」
『小柳くんのせいですよ⋯もう⋯』
「お前が照れるとこっちまで照れるんだよ」
『俺が照れたのは誰のせいだと⋯』
「もー、取りあえず違う所行くぞ。」
『もうお昼ですしご飯屋さんに入ります?』
「あぁ、そうだな」
「あのご飯屋さん美味そう」
『確かに、あそこ行きましょうか』
『このメニュー半分ずつしません?』
『俺これも食べたいけど流石に多いんですよ』
「笑笑、いいよ」
「めちゃくちゃ食べるじゃん笑笑」
『口にタコ突っ込みますよ?』
「すいませんでした。」
『笑笑笑笑』
「じゃあ俺これ食べようかな」
『小柳くんも俺と量そんなに変わらないじゃん』
「うるせー、半分食べてやるんだから」
『はいはい』
約20分後
「え、めちゃ美味そう」
『凄⋯』
「さっそく食べるか」
『ウキウキじゃないですか』
「うるせぇ」
『はいはい、食べましょうか』
『ほらー小柳くーん?あーん笑』
「⋯ってめぇ⋯💢」
「⋯はー、ん」
「意外と美味いなこれ」
『え、本当に食べるんですか』
『聞いてないんですけど』
「お前がやってきたんだろ」
『小柳くん⋯それ他の人にやらないでよ⋯』
星導は顔を手で覆いながらそう言ってきた。
「星導にしかしねぇよこんな事」
「まぁ今回は俺の勝ちで。」
『ちょ、勝ち負けあるなんて聞いてません』
「これ美味いぞ」
『人の話聞けよ』
「笑笑笑笑」
「ふー、美味かった」
『お腹いっぱい⋯食べ過ぎたかも⋯』
「そりゃあの量食べたんだからお腹いっぱいになるわな⋯」
『あの量は食べ切れるって舐めてましたね⋯』
『アウトレットもだいぶ見たしどこか違う所行きます?』
「あー、それも良いかもな」
「どこ行きたい?」
『うーん⋯⋯⋯⋯』
「そんな悩む?」
『逆に小柳くん行きたい所あるの?』
「え、うーん⋯⋯⋯⋯⋯」
『俺と同じくらい悩んでるじゃないですか』
「笑笑」
「そうだ、星導の家行ってみたい。」
『⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯え?』
『⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯なんて言いました?』
「星導の家行きたい」
『⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯観覧車でも乗りますか』
「おいおい誤魔化してるんじゃねぇよ」
『ここのアウトレット観覧車あるしそこ行きましょ』
「おいおいおいおいどんな幻聴聞こえてるんだ」
『ほら、めちゃくちゃ大きいじゃないですか』
「おい人の話聞けよ」
『えー⋯、俺の家はちょっと⋯』
「聞こえてるのかよ⋯」
「何?何かやましいものでもあるの?」
『ないですけどぉ⋯』
「うし。じゃあ行くぞ。」
『えー、一旦考え直しましょうよー』
「俺星導の家見たいんだけど」
「カゲツとライだけ泊まったことあるのずるくね」
『いや小柳くんが行かないって言ったんじゃ⋯』
「ま、取り敢えず行こうぜ。」
『え〜⋯』
「今折角のデートなのにとか思ってるだろ」
「俺は折角のデートだから行きたいんですけど」
『⋯っ〜!このずる狼〜!!』
「へーへー、」
『⋯はぁ、もう。良いですよ、行きましょうか』
「うし、行くぞ。楽しみ〜」
『絶対やり返しますからね』
「それは遠慮しとくわ」
『タクシーで行きますからね、足痛いし食べ過ぎて気持ち悪いんで。』
「笑笑笑笑」
「まぁアウトレットで沢山物買ったしな。」
タクシー内では家に行ったら何をするかを話した。
とりあえずはアウトレットでの購入品を見せあったり、着たりしてお互いに見せようという話になった。星導の家、恋人の家でもあるから少し緊張はするが楽しみだ。
『よし、着きましたね』
『⋯ちょっと、行きたいって言った当本人が緊張しないで下さいよ。別に何も無いですから。』
「いや⋯いくら星導とはいえ一回も行ったことない恋人の家だぞ」
「緊張くらいするだろ⋯、」
『笑笑、まぁ入って下さいよ。』
「⋯、お邪魔します⋯」
『はい、どうぞ〜』
『ふー、重かった。荷物置こ⋯』
やばい、星導の匂いがすごいする。
あんま気軽に言うんじゃなかった⋯
「⋯とりあえず手洗ってくる、」
「荷物ここ置いとくわ⋯」
『ちょ笑笑笑笑そんな露骨に緊張しないで下さいって、笑笑』
『そんな取って食って襲ったりなんてしませんよ』
「⋯、!?おま、最後の⋯」
「⋯とりあえず手洗ったら服見せ合うんだから準備しとけ。」
『はーい』
『小柳くんやっぱりその服似合いますね』
「確かに、星導にしてはセンス良いな」
『ちょっと一言余計なんですけど。』
「笑笑、でも確かにこういう服好きだから助かる」
「やっぱり星導ワイドパンツ似合うよな」
『ですよね。俺無意識にワイドパンツばかり履いてますもん。』
「笑笑、似合ってるし良いと思うけど。」
『ありがとうございます〜』
それぞれ買った服をお互いに見せ合いそれぞれ良い所などを言い合う。
「⋯だいぶ服買ったな。」
『まぁ良いでしょ⋯』
「⋯、てかアクセサリー何買ったん?」
『えー、内緒です』
「ちぇ。ケチ。」
『⋯そういえば、小柳くんが買った香水あるじゃん』
『あれ自分の首にでもかけてみてよ。』
「えー、まぁ良いけど。」
『ありがとうございます〜』
「⋯かけたけど。嗅ぐ?」
『良いんですか、?じゃあ嗅いでみたいです』
「ちょ、こしょぐったいんだけど、笑笑」
『⋯良い匂いですね。』
「⋯、あ!てかもうこんな時間じゃん。」
『ほんとだ、夕飯食べます?、』
「だな、軽くなんか食べるか。」
『デリバリーしますか、』
「うぃ」
「ふー、美味かった。」
『昼結構食べたのであまり入りませんでしたね』
「だな」
『⋯ね、今日泊まってきます?』
「⋯っ、いいの?、」
『いいてすよ。』
「泊まりたい、!」
『ふふ、そんなに泊まりたいです?』
「⋯、うん」
『⋯⋯へ、?、』
『すいません、冗談のつもりだったんですけど、』
「⋯馬鹿野郎💢」
『すいません⋯本当に言うとは⋯、』
『⋯ちょ、流石に可愛い⋯』
「⋯別に可愛くなんかねぇよ、というかそんな事聞くことは出来るのに答えられたら照れるの辞めろよ」
『今日の小柳くんが甘甘すぎるんですよ、』
「はぁ?」
「2人で付き合ってから一緒に出かけるの初めてなんだからさ、」
『⋯も〜⋯!』
『もうちょっとロマンチックな時に渡そうと思ったのに⋯、まぁ良いや』
『これ、プレゼントです』
「⋯?これ星導がアクセサリー買ったところの袋じゃん」
『いいから、開けて中見て。』
「⋯?」
「っは⋯、!?これ⋯」
『小柳くんがまさかネックレスを見てるなんて思わなかったから追加で買ったんです』
『⋯でも、ネックレスはただのプレゼントです』
「もう一つ入ってるので見てください」
ネックレスを恋人にプレゼントされた、その事実だけで嬉しいのにもう一つあるとは何事だ。
「⋯っ、!これ、」
『⋯今日で付き合って1ヶ月じゃないですか』
『重いかもしれませんけど⋯俺なりに考えてペアリング買ったんです、』
「っ、やばい、めっちゃ嬉しい」
『そうですか、良かったです』
「⋯っ、本当にありがとう」
『いいえ。こんなに喜んでくれるとは思いませんでした。』
『ほら、ペアリングなんだから俺もちゃんとあるんですよ。』
『改めて言うのも恥ずかしいですけど、小柳くん。
俺とずっと一緒に居てくれますか?』
「⋯⋯はい、」
『ふふ、ありがとうございます』
『⋯すごく似合ってますよ。』
「⋯ありがと」
「俺もちゃんとプレゼント用意してるんだからな」
『え、!?』
「これ⋯はい。」
『⋯っと、香水とネックレスですか?』
「そう、確かムスク好きって言ってたじゃん」
「ネックレスは⋯、俺がつけて欲しかっただけ。
ちゃんと似合いそうなもの選んだ。」
『⋯やば、本当に嬉しいです』
『ありがとうございます』
『⋯ね、ペアリングとネックレスお互いがつけ合いましょうよ』
「⋯、良いけど」
『じゃあ、ペアリング付けるので左手出して下さい』
「ん、」
『よかった、ピッタリ。』
「⋯ほんとだ、綺麗」
『そのままネックレス付けますね。』
「ん、ありがと。」
『良いですね、似合ってますよ』
「やっぱり?見た中で一番好きなネックレスなんだよ」
『そうなんですね、』
『俺にも指輪とネックレスつけてくれますか?』
「あぁ、」
「⋯うん、指輪似合ってる。」
「ネックレスのデザインもこれにして良かったよ。」
『⋯えぇ、綺麗な星のネックレスですね。』
『⋯凄く似合ってますよ』
「⋯星導もな。」
お互い顔を赤らめながら幸せな1ヶ月を迎えた。
その日は一緒に風呂に入り2人同じベットで静かに眠りについた。
キスをした時には、夜空の月の明るさが左手の薬指を強く光らせていた。
ーヶ月前
星導の家に来る回数も増え半同棲になりかけていた頃。
デートも終わり無事1ヶ月経って、お互いの中にゆるい空気感が生まれていてとても過ごしやすかった。
だが、もうそろそろ恋人として一歩踏み出したくもなってきていた。
一歩踏み出すならば、星導が鑑定士の仕事も任務もない明日だ。
⋯覚悟は決めた。準備をしよう。、
星導にはあまり負担をかけさせたくないしきっと俺がシタ側なのだろう。
とりあえず尻の中を洗浄するらしい。
痛みはあるだろうがまぁ恋人と繋がるためだ、
頑張るしかない。
『ただいまー、⋯って、小柳くんなんか顔やつれてない?』
「そう?特になんにもないけど」
『なら良いけど⋯、』
想像以上に痛いし面倒かった。
正直4日目くらいかけないと快感は感じなさそうだがまぁ良い。
快感よりも星導と繋がることを求めているのだから。
星導がご飯を食べ風呂に行った今がチャンスだ。
避妊具とローションを用意しておこう。
「っは⋯〜、いくら何でも緊張する、」
『何がです〜?』
「うわっ、!!??」
「風呂上がるの早すぎだろ、まぁいいや、俺も風呂入ってくるわ。」
『は〜い。』
「風呂上がったよ、」
『あ、丁度よかった。ココア飲みます?』
「⋯っいや、今はいい」
『⋯、今日小柳くんなにかありました?』
「⋯へ、?そんな事無いよ」
『むむ、怪しいですね⋯』
「っは、なんだよ笑」
『小柳くんこっち来てください』
「⋯?なにっ、、!って、うわっ!!」
「ちょ、離して、」
『るべち本当のこと言うまで離さないです〜』
「え〜っ⋯」
10分後
「ッスー、ちょ、一旦離してみない?」
『やだ、るべち本当のこと言うまで離さないので』
「えーっ、ちょ⋯」
『話してくれないならずっとこのままですけど。』
「ええっ⋯離して⋯」
『じゃあ本当のこと言って』
「⋯⋯⋯」
「っは⋯⋯もー⋯。」
「そろそろさ、そのー⋯、」
『?』
「俺も抱かれたいっていうかぁ⋯、そのぉー⋯、」
「もうそろそろ身体を重ね合っても良いと思いません?」
『⋯⋯⋯⋯⋯⋯っえ!?!?!?!?!?』
『ちょ、なんて言いました?』
「こんな恥ずかしこと2回も言わせんな!!!」
「俺だって恋人と繋がりたいってくらい思うんだよ、⋯」
「⋯そろそろ良いと思うんだけど?」
『⋯⋯⋯⋯急にそんな事言ってくると思わないですよ⋯、』
『⋯⋯、もー、⋯責任取って下さい⋯、』
『⋯ベット行きましょうか、』
そう言うと俺のことを所謂お姫さま抱っこをされ
ベットに連れて行かれた。
『⋯一応言っておきますけど痛かったり嫌がってまでする程最低ではないですからね、』
「大丈夫だよ」
「ちゃんと準備はしたから」
『やっぱ痛かったです?』
「⋯多少は」
『え〜、ごめんなさい⋯』
「なんでお前が謝ってんだよ」
『⋯〜、も、とりあえずゆっくりやって行きますから』
「⋯ん、」
『指挿れますよ⋯、』
「⋯っ、!」
『大丈夫ですか?抜きましょうか?』
「⋯んっ、大丈夫」
「⋯っ、ふっ、⋯、っ」
『もう少し我慢して下さいね、一旦指そのままにしますから』
「⋯んっ、いいよ、動かして」
『⋯はい』
「⋯っ、⋯ひっ、!」
『ここか⋯っ』
「ひっ、!ちょ、そこやめてっ、 、っふぅ、」
『気持ちいですか〜?』
「やだっ、 もっ、やめ、っッ」
「⋯、もっ、挿れていいから、っ⋯」
『⋯!』
『⋯分かりました、痛かったらすぐ言って下さいね』
「⋯ん、分かってるよ」
『ちょっとづつ挿れていきますからね』
「っ⋯、!う”っ、⋯」
『大丈夫ですか!?』
「ん、大丈夫だからっ⋯、」
『一旦動くの辞めますから、』
「ありがと、っ、⋯」
そこからゆっくり優しくキスなどをしてくれ
緊張もほどけて少しづつ快感を感じてきていた。
『⋯笑、もどかしそうな顔してますけど』
『もうそろそろ動いて大丈夫ですか?』
「ん、っ、大丈夫」
「んっッ、♡ ひ ぅ”っ♡」
『きもちーですか?』
「んっ、うん、気持ちい、っ、よ、」
『んふ、良かった』
「そういう星導さんはどうなんですか」
『あれ、だいぶ余裕があるみたいですね』
『ちゃんと気持ちいですよ?』
「はは。良かったよ」
「その顔いいねぇ〜笑」
『うるさいです、もっと動きますよ?』
「さーせん。」
『⋯そんな事ばっか言うなら口塞ぎますからね』
『⋯もう、。』
俺はそのまま唇を塞がれた。
まぁこういう所も大好きだから俺には嫌がらせにはならんけど。
星導と初めて過ごした夜は痛くも幸せな夜だった。
沢山の思い出が俺の頭を埋め尽くされていて、
星導の暖かさが俺を抱いている、これ以上に幸せな空間はあるのかな。
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