あのね、きみを食べちゃいたいなぁ赤黄stxxx甘々nmmm腐向け♡キャプション
甘々な赤黄です。幸せを詰め込みました!最初にかるく黄赤要素があるのでご注意ください。
「りいぬは、ぼくのどこがすきなの?」
莉犬は急に聞かれた質問の意図がわからず考えた。今はるぅとの家で、ソファで雑談をしていたはず。急にるぅとから押し倒されて反応が遅れる。
るぅとの瞳が不安で揺れていた。
即答しなかったことが間違いだったらしく、るぅとは莉犬に対して不安げに話す。
「……すぐ言ってくれないってことは、やっぱりすきなところなんか無いよってことなの…?」
「は?そんな訳ないじゃん、」莉犬は焦って返事をする。るぅとは焦った莉犬が見たかったらしくほんの少し口角をあげた。
「じゃあ、おしえて」莉犬はまた悩んだ。好きな所、と聞かれてすぐ答えられる人の方がすくないだろう。だけどまた遅くなると機嫌が更に悪くなることを知っているので思いついた限りを話した。
「可愛いところかなあ……るぅちゃん話し方可愛いし、あざといし、歌になると急にかっこよくなる所とかもすき」とりあえず簡単に褒めてみたけど、お姫様は満足しなかった。
「……声ばっかりじゃやだやだやだっ。」「もっとみて、さわって。」
ど。っと心臓がはねる。るぅとの雰囲気が色っぽく変わったから。
「匂いも、味も、ぜんぶ。」「五感全部を使ってぼくのこと感じて。ね?」
莉犬の唇を指先で撫でたあと、口の中に指を押し込む。莉犬にはるぅとの指を噛むなんて出来ないから、大人しく次の言葉を待つ。まるで本当の犬みたい なんて緩く考えた。
「りいぬ……おいし、?」
るぅとの甘い匂いが脳内に響いておかしくなりそうだ。莉犬は瞬時にるぅとが欲しい言葉を察した。
「…美味しいよ」「ね、りいぬ、ちゅーしてい?」「……いいよ」
やはり、莉犬の見立て通り、ただ肯定してほしかったみたいだ。こういう時のるぅとにはしっかり受け答えをして抱きしめてあげることが大切で、莉犬はその事をよく理解していた。
軽い中学生みたいなキスを繰り返すとどちらからともなく手を繋いだ。るぅとは案外こういう甘いムードが好きらしい。
「ふふ、笑」
「なあに、るぅちゃん」「やっぱり、りいぬのことすき。」
あんまり幸せそうに笑うから、莉犬の心に火がついてしまった。
「……俺はるぅちゃんの全部が好きだよ。曖昧でごめんね。聞いたのは伝わってなかったからだよね、るぅちゃんがわかるまで俺が教えてあげるね。」
るぅとの視界が暗転した。
「ぇ、え、ぼくは……もうい、」
「るぅちゃんが幸せだと俺も嬉しいよ。だから俺と”一緒”にもっと幸せになろ?」
side.r
「るぅとくんってさ、いい子だよね。」
りいぬの指が、僕の前髪を緩く直すようにそっと撫でる。褒められているはずなのに、追い詰められているみたいで怖い。りいぬが何をしようとしてるのかわかんない。
「俺が何しても許してくれるしさ?俺の言うことはちゃんと聞けるもんね。」
りいぬの言い方と、静かに僕の両手を僕の頭の上でひとまとめにする行動がさらに恐怖を煽った。
“俺の言うことはちゃんと聞けるもんね”聞かないわけないよね。って言外で示されてるみたい。
(それに、その声は、ずるいじゃん……)低くて心の奥に響く声。りいぬが喋る度に身体がぴく、って反応する。
「るぅちゃん。今何考えてんの?」「り、りいぬの、こと」
すぐ答えたら「ちゃんと言えたね」ってご褒美にきすをしてくれた。ぼくの頭の中はりいぬでいっぱい。
あたまが幸せでふわふわしてきたときに、りいぬが動く度にぼくが動けなくなっていっていることに途中で気づいた。
ゆっくりゆっくり周りから囲まれて、気がついたときにはもう遅い。
「り、りぃぬ……動けない、」「大丈夫。ちゃんと伝えるね。俺がどれだけるぅちゃんのこと好きか。」
「それってどういう……?」「んー……るぅちゃんのどこがすきかるぅちゃんがわかんないと意味無いもんね。」
(な……なんか嫌な予感する)
莉犬の指が腰あたりを撫でるから、くすぐったくて勝手に腰が逃げる。「……可愛いね」
耳に直接囁かれることに慣れていなくて、それだけでえっちな気分になっちゃう。やばい、恥ずかしすぎる。
♡
「るぅちゃん、るぅちゃんってば。」
ぱちっ。
目が覚めるとナカがぶわーって熱くなる。わ、一瞬だけ、とんでた?
その瞬間りいぬが動くから、熱いのが体全体に広がってく。
「ね、俺の気持ち。ちゃんとわかってる?」「ぁう、ひっ……ぁっあ、♡」
もうわかったのに、伝えたいのに、ぐり、と弱いところをこすられたら、言葉が途切れてしまう。なんかいも、話そうとする度に、いちばん奥を、ぐり〜ってされるから、何も話せない。
「も、わかったからぁ……」「……るぅちゃん。」
ぼくの理性が完全に堕ちる寸前に、呼ばれる名前。
「世界で1番可愛いよ」
莉犬はいつでも笑顔で優しい。そんなりいぬが昨日は沢山いじわるをしてきたから、ぼくの発言はそれ程りいぬにとって嫌なものだったのかなって考えた。
りいぬは自分のことを疑われるのがきらい、なんだと思う。
「ぼくも、りいぬが大好きだよ。」りいぬは少しびっくりしたような顔をして、ぼくの額にキスをした。くすぐったいよって誤魔化すけど、ぼくは多分耳まで真っ赤になってる。
だってしょうがないじゃん、
未来のことを話したがらない君の、一瞬だけ目を逸らしてふふふって笑うその寂しそうなその瞳に、 僕は恋をしてしまったから。
♡
あのね、きみを食べちゃいたいなぁ
コメント
2件
えっ待って続き欲しいです! 今度はるぅとくんがりいぬくんを 食べてるとこ!😋🍴✨