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※脳死で書いてます、下品注意 | 誤字脱字土下座
|ぁ ♡ 先輩 、俺のそんなに好き ? っ゙! ♡ は 、♡ 今 ナカ ぎゅぅぅぅ 〜〜〜 ♡ って締まりましたね … ♡
[ 𓏸𓏸君の声お腹に響く♡ ]
[ ほんと声好き!!!♡♡♡ ]
[ スーパーチャット / 1.0000 ] …
開いたばかりの配信画面にはもう何万件とのコメントとスパチャの数。
俺は所謂 女性向け配信者 だ。日常系からエロまで、盛んなジャンルのおかげで収益もガッポガッポ。SNSの総フォロワー数は6桁を優に超す。
そんな俺は昼間は普通の会社員兼冷たい先輩の尻に敷かれる後輩。
正直、尻に敷かれるのも悪くはない。敷かれていれば見て貰えるし、何かと気を配ってくれる。ある意味一番のオキニで居られるということだ。
だから昼間は従順な犬兼後輩、夜は先輩をオカズにして背徳感擬似セックス配信をする男の2種類の仮面を持つ。
先輩の中はどんななのかとか、どんな声で鳴くのかとか。どんな体位が好きか、とか。自分としても変態ですけべな認識はある。
でもちゃんと、体だけでなく冷たくとも先輩の仕事熱心なところやたまに見せる疲れて、甘えかける姿とか。全てを支えてあげたいと後輩としても、先輩に恋する男としても思う。
そんな恋と背徳感を背負いながらも、ある日の今日も後輩として会社にいた。携帯をいじる先輩に話しかけようとして近づいた時に画面上に見えた文字に、目を疑った。
|𓏸𓏸君 / 3時間生音収録 / 先輩とらぶらぶすきすきえっち ! ♡♡♡ 〜 身も心も全部だぁいすき♡ 〜
なんて題名の書かれたファイルと、その端に着いたお気に入りのスタンプ。題名に見覚えしか無かったのは気のせいではないだろう。だってそれ俺が3時間先輩のこと思いながら撮って、なんとはなしに販売してるやつ。最近ランキングに乗ったってファンからDMで届いたから間違いない。
先輩が?俺の声を?買って?お気に入り設定にもしてるって?何それ夢?その題名を見た瞬間後退りしそうなのを必死に立って、こらえる。
「 …….. お疲れ様です 先輩 !これ、来週の会議の … 」
「 ッ … ぁ、ああ ……. そこにおいといて 」
イヤホンまでしているから肩をつぅっと少しだけ撫でるように触れれば驚いたのか、肩を跳ねさせてイヤホンが耳から抜けて転げ落ちた。
生憎と言うか、不運というか。就業時間外のオフィスには俺と先輩のみの冷たくとも異様な空気だった。
「 はぁい …………… 」
せめてイヤホンを取ろうとしゃがんだ所、イヤホンの挿入部分からは小さくだが確かな俺の声が漏れ出ている。水音も微かに聞こえて、確信が着いた。
「 … 先輩 、こう言うの好きなんですか 」
漏れ出る音を拾い上げ、わざとらしく肩に手を添え耳元で囁く。たらんと肩から垂れる手の中、指で音漏れするイヤホンを見せびらかすように指の間で転がす。
「 ッ゙ぁ … ♡ っ、♡ ば、馬鹿 これは違っ ─ 」
甘い声が漏れたと同時に真っ赤にする先輩と、その光景を見下げながら生唾を飲む俺 ⎯⎯⎯⎯⎯⎯
配信者のすけべわんこ後輩×視聴者のえっちツンデレ先輩