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地雷サマ🔙
バッドエンド⚠️
緑赤サマ⚠️
『』=💚
「」=❤️
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「危ないっ!!」『へっ』
「じゃあね…」
『待ってや、俺を置いてかんでッッ』
『なんでッッ』
『はっ』
最悪な目覚め
汗は頬から離れ
布団に滲む
『夢、か』
最悪な夢を見た
それは凄くリアルで
まるで本当にあったかのように
『あっ、学校行かんと』
夢に魘されていたからか
考える暇がなかった
俺は急いで充電していたスマホを取り
時間を見る
『8時15分………』
登校時間は8時半
俺の家から学校までは約10分ぐらいは掛かる
25分ぐらいには一応席に座らなければならない
そう考えれば俺は恐らくぎりぎりだろう
『やっべはよ行かんとっ』
俺は急いで制服に着替えバックを持ち
ドアへ向かう
『いっ行ってきます!!』
そう言って学校に向かう
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『ぎっぎりぎりセーフ………』
あれから急いで走り、なんとか遅刻はしなかった
「ぷりが遅刻って珍しいね(笑)」
『なにわろとんねん、こっちは急いでなぁ』
あははと笑っているのは同じクラスのあっと
かっこいいし生徒から結構人気
だけど天然な所もあるし意外とかわいい
「なんかあったの?」
『ちょっと変な夢みてもうてな……』
『すげーリアルやったし』
「へぇーリアルね……それ意外と正夢になりそう」
正夢、ね
今日にあったりして………
『え、嫌やな……』
「そんな嫌なんだ」
キーンコーンカーンコーン
話していると鈴がなった
生徒は姿勢を正して前を向く
俺は一人だけ窓を見る
『なんもなかったらええな………』
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『やっと帰れる……』
これで今日の授業は終了
何事もなかった
俺はすこしだけ安心する
「ぷりー今日一緒に帰ろーぜー」
『ええよ〜』
バックを取り外に出る
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『〜〜〜w』
「〜〜?〜〜〜w」
帰り道二人で横に並び話しをする
笑い声が消えそうなくらい
「〜〜w」
やっぱりあっとの笑い声は好きだな
落ち着く
この時間がずっと続けばいいのにな
『信号渡ろうぜ〜』
赤信号から青に変わり俺等は渡る
俺は先に進みあっとの方を見る
『あれっこれってどっかで見たようn』
「危ないッ」
あっとが俺の手を引き
歩行者の場所に移動させた
数秒もたたないうちに聞きたくない車の音が聞こえた
一緒に誰かがぶつかった音と共に
『あっと、?』
目の前をみると血を流してあっとが倒れている
俺はあっとを膝に頭を置かせる
『なぁ死んでないよな、な?』
あっとは目を瞑っている
「あっ、ぷり、助かったんだね、」
『なんでっ』
「ごめんねぇ、もっとぷりといっぱい話したかったなぁ」
二人とも涙が出る
『待ってや、俺を置いてかんで』
「先にあっちで、待ってるから、ね」
『うっ、分かった、待っとってな…約束な、』
「じゃあ、ね」
あっとは深く目を瞑った
身体は冷たくあの温かみもない
もう笑顔も見れない
本当にこの世から居なくなったんやなと実感する
『正夢って、本当にあるんやなwあぁ助けられたらよかったなぁ…』
『あっちで待っとってっな、』