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真倉
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20,315
デートのお話
付き合ってる
12月半ば、都内は聖なる夜がなんたらかんたらで街と人々はきらきらふわふわになっていた。
何だよ聖なる夜って。
ただの夜だろうがよ!!!!!
俺と奏斗は暖房が効き始めた暖かい部屋でぬくぬくしていた
そう、していたのである。
「ねえ雲雀」
「……雲雀ってば」
ゆさゆさと隣から俺の肩を揺さぶってくるのは俺の相棒、 風楽奏斗 。
『無理やね』
「なんで?!?!」
『ダルすぎやろ!寒いやん。』
コイツ、風楽奏斗はイルミネーションに行きたいらしい。
とはいえ今がいっちばん寒い時期なのである。
この1週間、平均気温はずっと10度を下回っている。時にはマイナス。
「別にいいじゃん〜、もこもこの雲雀見たい」
『レッスンで見とるやろ』
冬はダウンやらマフラーやら着けてレッスンに行っている。それでええやろ。
「そうじゃなくてさァ〜!!!!ひばぁ、お願い♡」
両手を合わせて俺相手に上目遣いで頼み込んでくる奏斗。キモすぎ効かねーよ舐めんな
『……なんでそんな行きたいん?』
「んー、もこもこの雲雀見たいしぃ、……かな?」
『なんか嘘ついとる?』
「じゃ、行こうぜ!!!!!」
『は?』
────
『さぁっっっっむ!!!!』
「ふ゛ぇッくしょん!!」
『やばァ!!?』
「寒すぎ、手繋ご。」
『え?あ……おう。』
「んは、照れてる?」
『帰る?』
「ごめんて、…あ、イルミスポット見っけ。」
『イルミスポットって何?…ほんまや、イルミスポットや。』
「写真撮ろうぜ、アキラたちに見せたいし。」
『……いえーい』
『奏斗ぉ』
「ん?」
『なんか楽しいかも。』
「本当?嬉しいわ。」
─────────
『奏斗〜!!写真、写真撮ろ!!』
「はいはい、可愛い可愛い。」
ニコニコで、鼻が少し赤い雲雀がとっても可愛い。僕へのクリスマスプレゼントですか?的な。
『奏斗ぉ、これ食いたい。』
聖なる夜なので、クリスマスマーケットなるものもある訳で。
「ん?なにそれ……お、ワッフルじゃん。」
「ちょっとデカいしシェアしない?」
『おけまる』
「……はい、あーん。」
『待ってお前そっからいったら俺クリームまみれになる?!?!』
「サンタじゃん。」
『無理無理、遠慮しとく。』
「はい、こっからならいけるでしょ」
『ぁ~~……ん、……んまい!!!!』
『えーとですね、クリームが濃厚でね、少し苦いチョコとマッチしていてね、あれですね。』
「雲雀アナウンサー?」
『無理やね、そんな頭良くない。』
「知ってまーす、あ、これ美味いね。」
『zeffiroで出す?』
「パクんの?」
『星1になっちゃう』
─────
「ただいま〜!!!!」
『たでま!!』
『寒かったァ……けどちょい楽しかったかも。』
「良かった、来年も行こうね。」
『……俺の気が乗ったらね。』
✧───────✧
飛行機の中で書いた駄作なのでちょっと変です
私は決して南半球に住んでいるわけではございません!!!
季節感がバグっているわけでもございません!!!!!!
私は北半球住みです!!!今の季節は夏です!!!!よろしくおねがいします!!!!
コメント
3件
ワッフル食べたくなりました!!!!!!
読了しました🥀 寒がりの雲雀が奏斗に引きずられてイルミネーション行く話、めちゃくちゃ尊い……! 関西弁の掛け合いが軽快で、ワッフルの「サンタじゃん」には笑いました。あーんのシーンの照れ隠しとか、最後の「来年も行こうね」→「気が乗ったらね」のツンデレに胸がじんわり。寒い冬が二人の距離を縮めてく感じが可愛くて、作者さんの優しい視点が伝わってくる1話でした🌙 続きが気になります!