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第五話:ホテルで吸うか吸われるか
舞台はヨーロッパのとある高級ホテル
外交出張で訪れた夜、日本はひとり部屋のはずだった
「ふぅ……やっと落ち着いた……」
シャワーを浴び、バスローブで髪を拭きながらベッドに近づいた、その瞬間
「Hey, Japan♥」
「!?!?!?!?!?!?」
ベッドの上に、アメリカが横たわってた
しかも、上裸で、笑顔で、枕抱えてる
「アメリカさん、なんでここに……」
「支配者特権♥」
\\ドン//
アメリカ、日本の腰を引き寄せて、すとんと抱き寄せる
「ねぇ、シャワー上がりって……一番血の香りが濃いんだよ、知ってる?」
「や、だっ、こ、こっちはバスローブで無防備だからっ……っ」
「Exactly♥(そのとおり♥)」
そこへ――
ガチャッ
「日本……まさか、もう喰われてるアルか」
中国、髪濡らしたままバスルームから登場
「!?!?!?お風呂にいたの!?!?!?」
「今朝から、予約したのは我アル」
「お前が寝てる横で、俺は湯船にいたアルよ」
「いや意味が分からん!!なんで僕の隣で風呂!!」
さらに――
コンコン
「日本♥ 夜の散歩、しないかい?」
フランス、部屋の外から声だけでエ■い…
「え、なにこれ怖い!!このホテルホラー仕様!?」
そして始まる地獄の挟み撃ち
アメリカ「お前、さっき俺の膝で寝てただろ?だから俺のもんだ」
中国「君の血は、ずっと前から俺が目をつけてたアル」
フランス「公平に、全員で分けよう。上半身は僕、下半身は――」
「やだやだやだ!!僕の血!!そんな部位別にしないでぇぇぇ!!!」
\\ポタ…//
日本、鼻血ブッシャァァ
まとめ
・アメリカ、脇腹にキス→「味薄いな、もっと奥がいい」
・中国、耳たぶ吸い→「ここ、反応いいアル」
・日本、逃げようとしてベッドの上で転倒→そのまま羽交い締め
⚠️次回予告⚠️
第六話(最終話)「最期に甘く、咲いてしまった」
・日本、ついに自ら「好きにして」と言ってしまう
・首筋、太もも、鎖骨…あちこち痕だらけ
・アメリカ、中国、フランスの間で“所有権争い”勃発