テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
🏴「イギリス、あなたの行動は私が管理させてもらいます。いいですね?」
🇬🇧「…はい、お父様。」
私、イギリスはイングランド(以降お父様),スコットランド,ウェールズ,北アイルランドの連合王国の代表です。しかし連合王国とは言えど実権はお父様が握っていて、お父様が出される命令を私が実行するといった形です。例に漏れず私は今日もお父様の命令を忠実に、実行するのです。
🇬🇧「Hello,France」
🇫🇷「Bonjour…ってお前かよ。何しに来たんだよ、僕は君と話す気は無いけど。」
🇬🇧「えぇ、そんなことは分かっています。今回は【英仏対戦の歴史的な内容】」
🇫🇷「はぁ?そんなこと受け入れるわけないに決まってるでしょ。それとも何?また戦争しようって言ってんの?」
(あ、また怒らせちゃった。)
🇬🇧「いや、そういうことじゃ…」
🇫🇷「君っていつもそうだよね。他国に戦争ふっかけておいて結果問題になったことは他国になすりつける。」
🇬🇧「だから違うっt((」
🇫🇷「もう君にはうんざりだよ。」
🇬🇧「は、」
(…お父様の命令に従わないといけないのに)
(なんで涙が溢れるんでしょう…)
🇫🇷「は?なんで泣いてんの??」
🇫🇷「また被害者ぶるつもり??」
(これで何回目でしょうか、フランスに飽きられたのは)
🇫🇷「ねぇ、ちょっと聞いてるの?」
(もう、嫌われたくない。でもお父様の命令どうりにしないとお父様に嫌われてしまう。)
🇫🇷「おーいイギリス?」
(お父様は、私が命令に背いたらどう思うんでしょうか。あの人のことだから私のことなんてきっと駒のように思っているのでしょう。)
🇫🇷「ねぇ!!イギリス!!」
🇬🇧「っあ、なんですか…」
🇫🇷「さっきから話しかけてたのになんで無視すんの?」
🇬🇧「え、えっと、考え事してて…」
🇫🇷「ねぇ、最近様子可笑しいよ。前までは僕が煽っても言い返してきたのにさぁ、今日といったらガン無視じゃん。」
🇬🇧「すみませ」
🇫🇷「謝らないで、もういい。」
🇬🇧「えっ?」
🇫🇷「もう話さなくていいって言ってんの。どうせ君のことだから人に言えないような悩みの一つや二つあるんでしょ。」
🇫🇷「…たまには僕も頼ってね」
🇫🇷「じゃ、失礼」
あぁ、フランスが行ってしまった。
私のことなんて気にもとめてないでしょう…って、さっきあの人僕を頼ってねって言ってました?
いや、でも彼がそんなこと言うわけない…ですよね…きっと聞き間違えです
それになにより、私はお父様の命令を聞かないと…聞かないと….
怖い。お父様に嫌われるのも、私が仲のいいと思っている人達に嫌われるのも。