あの時に戻ったら君にありがとうを言う_。
第4章
白い床
風の音
オレンジ色の空
放課後だ。
ついに待ちに待った
あの日のはじまりだ。
👦🏻「呼んだ、?待たせてごめんねぇ」
「大丈夫、あの、その、好きです!付き合ってください!」
音が響くほど大きな声で言った。
君に伝わるように。
👦🏻「ありがとう、考えとくよ。」
と言って君は去ってしまった。
終わりだ。今戻ったら幸せになれるかな。
あんな人の事忘れられるかな。
「あぁ、辛いな。」
そっからはいつも通り挨拶を交わして
席替えの時期が来てしまった。
明日、貼り出される。
👦🏻「ねぇ、ちょっといい?」
と、振られる覚悟で行く。
オレンジ色の空は曇っていてとても暗い。
私の心も_。
👦🏻「えっと、その、俺も好き」
「え?」
驚きを隠せなくて心の声が出てしまった。
👦🏻「前、よく分からなくて好き?とかでも知ろうとすると好きになっていた。」
え?
👦🏻「これは俺に言わせて。好きです」
!?驚きを隠せなくてシーンという時間が長く続いた。
彼が喋る前に私は話す
「私も好き!これからよろしくね!」
彼は嬉しいかのようによろこぶ。
でもいつか別れは来る。
その前に幸せを沢山作ろう。
君とこれからについて話して一日が終わった。
長かったようで短い日だった。
おやすみなさい。
Fin_.
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