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遅くなってしまいすみません
夏休みですね🍉もうすぐ終わりそうですけど…ハハ
前回100♡ありがとうございました!
【及川】
楽しみなことが増えた!!しかも岩ちゃんと!うれしい!!
当日
あーたのしみ!待ち合わせの時間より余裕で着きそうだな〜岩ちゃんいるかなー?
呑気なことを考えながら元気よくドアを開け、家を出た。
「あ」
岩ちゃんと目が合う
「え!岩ちゃん!おはよう!今から出ようとしてたの?!」
「はよ…見たらわかんだろ」
「えー!やばいやばい笑なにこれ幼馴染パワー?笑」
「同時に家出るとか奇跡じゃん!」
「元気だな…笑」
「あったりまえでしょ!すっごく楽しみにしてたんだからー! 」
「…俺も」
「うれし!」
岩ちゃんと家を出るタイミングが被り、小さなことだけど奇跡のようで、俺はドンドンご機嫌になっていった。
やばい、ニヤニヤ止まらんない…
「キメー顔してんじゃねぇぞ」
「いてっ」
岩ちゃんのデコピンはすっごく痛い…
「つい、浮かれてしまい…」
「はっ、ガキかよ」
「ガキで結構!さっ!行こいこ!レッツゴー遊園地!」
「切り替え早」
電車に乗って遊園地まで行く。少し時間的に早いのか社会人の人もいる。
休日出勤キツそう…
キツそうといえば、岩ちゃんなんか少しだけ元気ない気がするなぁ
「岩ちゃん」
「あ?」
「なんか元気ない?」
小声で岩ちゃんに話しかける。
これで体調悪いとか言われたらどーしよ…
今電車だしすぐには帰られないな…
「…元気だわ」
「ほんとにー?」
「…強いて言うなら」
「強いて言うなら?」
「寝不足だわ」
体調不良に入るかは…ッ分かんないけど!
気分悪いとかじゃなくて良かった〜
「ええ!岩ちゃんにしては珍しい」
「あ!もしかして楽しみにしすぎて寝られなかった的な!もぉ〜かわいいな岩ちゃん!」
「……」
「あれれ、岩ちゃん?もしかして図星的な…?」
「うっそでしょ…?!かわいすぎるんだが」
「うるせー」
どんどん岩ちゃんの顔が赤くなっていく
俺は自分の手に力を入れ、ハグしたいのを頑張って抑える…
えええかわいすぎるよ岩ちゃん!!
やばい今俺絶対この電車の中で1番幸せな人だ…いや、世界一だ
「…だよ」
「ん?なーに!」
「お前はどーなんだよ」
「〜ッ!はい、私も楽しみすぎて寝られなかったです」
「笑」
「何時に寝たんだ?」
「んーー、何時だったかな…」
「2時くらい?」
「俺の勝ち。2時半」
「うわーーー負けたぁ〜 …」
こんな他愛もない会話をしている時ですら楽しい。今までも幼馴染として会話してる時も楽しかったけど恋人として話してる時はもっと楽しい。
【岩泉】
本当は少し風邪っぽい。及川に元気ない?と言われた時は驚いた。親まで気づかなかったのに気づかれるのか…と。寝不足は本当だったので驚いたことを態度に出さずにすんだ。風邪っぽいことがバレて家に帰されるのはごめんだからな。
なんて色々なことを考えながら及川と色々な話をした。
遊園地に着くまではあっという間だった。
【及川】
「着いた〜!!」
「電車大丈夫だった?」
「おう」
遊園地は駅を出て近くのところにあったのですぐに着いた。
「すぐに入れそうだね」
「まず何するんだ?」
「そりゃあ…被り物買う!」
「へいへい」
「何被るー?岩ちゃん!」
「お前が選べ」
「いいの!やった!オソロにしちゃお〜」
少し長い列の待ち時間もあっという間だった。
恋人の力って凄いなぁ…笑待ち時間は嫌いじゃないけど好きでもなかった。岩ちゃんと一緒なら嫌なことも全部好きになっちゃう。
受付を済ませ、遊園地内に入る
するとわあっと賑やかな音楽が耳に入る。キャラクターが手を振っていたりですごく明るい。歩きながら、キャラクターに手を振ってみる。
「あ!見てみて!凄い!手、振り返してくれた!」
「仕事だからな」
「うわーー、岩ちゃんメタいこと言わないでよー」
「わり笑」
笑った顔かわい
「ねぇー、手繋いでもいい?」
「え」
「いや?」
「…嫌なわけねーだろ」
「ただ、」
やっぱ人目とか気にするか…男同士だし…
「嫌なr」
「手汗…やべぇかも」
「…て、手汗?」
「人目とかではなく?」
「あ?人目?知るかそんなもん」
「遊園地なんだから楽しんだもん勝ちだ」
「ッ〜かっごい”い”」
「てか、手繋ぐの楽しいに入るんだ〜!」
「じゃあ繋いじゃお〜」
「手汗やべぇかも」
「気にしない気にしない」
はぁ〜!!幸せ!俺ちゃん明日死んじゃうんじゃね?!