コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
− kr side −
kr「ッ….、ぅ….」(ポロッポロッ
きんときに覚えてもらえてないのが悔しかった
名前を呼ばれないのが悔しかった
もう、きっと…..あの時みたいには戻れない
そうやって、思ってしまう
後悔なんてしたくないし、諦めたくない
でも…..もう、諦めた方がいい
そんな気持ちが、俺の心にまとわりつく
振り払ってもどかないような、強い気持ち
諦めたくないのに、後悔したくないのに…..
少しでも、諦めようとする自分に
嫌気がさす
なかむとも喧嘩をしてしまった
本当は、あんなこと言いたくなかったし思いたくもなかった
けど…..俺はもう、ボロボロだ
何もできない、ただの無能だから
kn「あの…..」
kr「ッ……!」
話したくない、1人になりたい
そう思ってしまう
けど、きんときに会いたかったのは本当だし
話したかったのも本当だ
kr「なに…..?どうしたの…..?」
kn「さっきは、ごめん…..俺が覚えてないせいで…..」
kr「別に….きんときは悪くないじゃん、」
実際、こうやって話せて嬉しかった
でも、きっと….昔の日々は戻らない
kn「…..きりやんがいなくなってから、色々と考えたんだ、」
kr「……….」
kn「記憶の、戻し方」
kr「……ばか、」
kn「ばっ……!?」
kr「…..ww」
きんときは、いつまでも変わらない
そう思った
時が経っても、記憶が無くても
きんときは、きんとき
それが….俺は、嬉しかった
きっと…..いや、必ず戻してみせる
俺は、心に誓った