テラーノベル
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※今回は少し甘めのキス描写を含んでおります
自分的にだいぶ上手く書けたので、よければ保存、いいね、コメントとても励みになるのでよければよろしくお願いします!
では、行ってらっしゃーい👋
朝。
目覚めた瞬間、俺は勢いよくベッドから飛び起きた。
「〜〜〜〜〜っ!!」
思わず顔を両手で覆う。
忘れようとしても昨日の出来事が鮮明に蘇ってくる。
(俺…昨日キスしたんだよな)
昨日のことを思い出すだけで顔が熱くなる。
(付き合ってるのだからキスくらい普通だろ。)
と自分をなだめようとするが、やはり顔の熱は引かないままだ。
「…やっぱり無理だ」
カイザーは当たり前のごとくしてきたキスだったが、俺はそのキスだけでも平常心ではいられなかった。
「……まぁ考えていてもどうにもならないし練習に行くか」
ベッドから飛び起き、急いで支度をする。
「行ってきます!」
「潔、今日変。」
練習中に黒名にそう言われ驚きを隠せない。
実際のところ練習中も無意識にカイザーのことを目で追ってしまい、その度に顔が熱くなってしまっていた。
「別にいつも通りだよ」
疑われるたびに俺はこの解答しかできなくなっていった。
「ふーん、まぁいいや」
黒名もこれ以上問い詰めても何もわからないと感じ取ったのか、すぐに身を引いた。
「ま、もう暗くなってきたし体調を崩さない程度に練習しろよ。また明日潔。」
「うん、じゃーな黒名!」
別れを告げ、黒名の姿が見えなくなった瞬間、またもや後ろから身に覚えのある感覚が走る。
「世一ぃ、どうしたんだ今日は?」
やはりカイザーだ。朝から意識していたせいで反論するかのように返事をする。
「…別になにもねーよ」
「ふーん、練習中もずっと世一からの視線を感じていたから、昨日のことでも思い出していたのかと思ったのだが、実際のところどうなんだ?」
カイザーが俺の心の中を全て見透かしたかのようにニヤリと笑いながら言う。
「っ、別にそうじゃねーよ」
「なら俺の思い違いってことか」
俺は上手く反応ができず、言葉に詰まる。
「今もキスをしてほしそうだったからしてやろうと思ったのだが、そういうことなら必要なかったか」
毎回毎回こいつのペースにのまれ腹がたつ。
だが自分の心は正直で、我慢の限界だった。
「……っ、しろよ…」
「んー?聞こえないなぁ」
「っ!だからしろって言ってるんだよ!このバカ皇帝!」
思ったよりも数倍大きな声が出てしまい、
自分の声が反響して聞こえてくる。
「ふーん、随分と俺のことを気にしてくれていたのかぁ、俺は嬉しいぞ世一」
「〜〜っ!うるせーよ!やるならさっさとしろ!」
その直後前と同じような柔らかいものが唇に触れる。
「んっ、」
今回もこれで終わると思っていた。だが
カイザーが離れる気配がない。
近すぎる距離にまたもや心臓がうるさく鳴る。
そんなことを考えているうちに、口の中に暖かいなにかが入ってきたのだ。
「〜〜っ!?」
カイザーは驚く俺を見てもなお、躊躇なく続ける。
口の中でまたもや暖かいものが蠢く。
「ん、んう・・・ッ、ふ、ぅ・・・ッ、」
今まで感じたことのないような感覚に、思わず甘い声が漏れる。
「…っ!ぷはぁっ」
酸欠になる一歩手前のところで口が離れた。
「ずいぶんとトロトロになっちまったな、世一ぃ」
先程のキスのせいで頭がぼーっとし、判断能力が鈍る。
「……な、なんなんだよあれ」
「ディープキスだ。とても気持ちよさそうにしてたぞ」
「…っ!そんなこと分かってる!あまりに急だったからそれに対して疑問を抱いたんだよ!」
「あまりに世一が可愛すぎるから、ついつい」
「ハァァァ、まぁ、別にいいけどよ…!」
「しかも明日はデートだろ?その予習としてでもだ」
カイザーが無邪気な顔で言う。
(絶対こいつ焦って今考えただろ)
「…まぁ、そういうことにしといてやるよ」
こうしてまたもや二人で甘い、甘い時間を過ごしたのであった。
#ミヒャエル・カイザー
海ぶどう信者
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コメント
1件
第7話、甘くてドキドキしちゃった…🥀 朝から昨日のキスを思い出して悶える潔くん、可愛すぎます。練習中に黒名に「変」って言われるのも分かるな~。 カイザーの余裕あふれる「世一ぃ」呼び、毎回心臓に悪いです。ディープキスの描写も生々しくて、思わず息を止めて読んじゃいました。 明日のデートへの布石…これからどうなるのか、続きが気になりすぎます。ますかっとさん、素敵な甘々をありがとうございます🤍