感情なんてどこにも無いですよ…笑うことしか…
悪¦でも、それがお前さんの唯一の生き甲斐だ。その生き甲斐を失うか…感覚を失うか……
感覚を失った方が…楽になれる気がする…。
感覚にするよ……。
悪¦残り一つ…もうお前さんと会う機会が減ってきたな…
早く覚めてほしい…これは悪夢だ……。
次の日
若¦“大丈夫?”
大¦“大丈夫!”
何嘘ついているんだか…。
感覚が鈍くなってきた。
藤¦元貴ご飯だよ!……うわっ!?(転けてご飯が元貴たちへ飛び交う
若¦危ない!!
ガシャァーンッ
藤¦痛た…って、ごめん元貴!!
若¦元貴、大丈夫!?
慌てる二人を見て状況がわかった。
熱々の白米が体中についている。
でも、感覚を失ったせいか…熱くも痒くもない。
無表情になってしまった。
二人はドン引きする。
そうだよね…おかしいよね…。
藤¦“熱くなかった?ごめんね”
余計な心配かけちゃった。
大¦“大丈夫!熱いの平気だから!心配しないで!”
若¦“疲れてる?”
大¦“そうかもしれない”
若¦“少しは休んだ方がいいよ。ベッドまで運んであげる”
大¦“ありがと”
ベッドに運ばれ、一人になる。
二人に申し訳なくて生きた心地がしない。
苦しいな…。
あと、何万回嘘をつけばいいんだろうか…?
この偽りの笑顔を灰被って……。
その日の夜
悪¦よく寝てたな…もう時間だ。起きろ!!
あれ?もう夜?
悪¦貴重な一日を無駄にしたな?腹立つ野郎だ…全く……
これで最後…なんですよね?
悪¦あぁ。そうだな
よかった…
悪¦最後だからって油断するなよ?一応悪魔やってるんだからよ、そうやって心許すなよ?
最後の選択肢は……なんですか……?
悪¦最後の選択肢…それは…若井滉斗or藤澤涼架だ……
え──────────?
コメント
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最後にそれかよぉぉぉぉぉおおおお