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桜(さくら)の花(はな)びらが舞(ま)う
君(きみ)の手(て)のひらに咲(さ)いた
陽(ひ)だまりのような
暖(あたた)かさにそっとさよなら 隠(かく)して
笑(わら)った日々(ひび)も
泣(な)いた日々(ひび)も
昨日(きのう)のことのように
思(おも)い出(だ)して
絵(え)にかいたような
あの日(ひ)と同(おな)じ空(そら)に
君(きみ)を思(おも)い浮(う)かべてる
もしも あの日(ひ)
君(きみ)を知(し)らないままでいたら
今(いま)はこんな辛(つら)い
気持(きも)ちじゃないのかな
「いつか」 「またね」
そんな言葉(ことば)じゃもう足(た)りないくらい
ずっと君(きみ)に想(おも)い溢(あふ)れて
桜(さくら)舞(ま)う 何度(なんど)も
歩(ある)いたこの道(みち)
見慣(みな)れた景色(けしき)は消(き)えないまま
紡(つむ)いだ想(おも)い
言(こと)の葉(は)はまた
君(きみ)に言(い)えないまま
春風(はるかぜ)に吹(ふ)かれて
蕾(つぼみ)は綻(ほころ)ぶ
唄(うた)よ 緑(みどり)に呼(よ)ばれてまた
君(きみ)に恋(こい)してもいいですか?
小(ちい)さく呟(つぶや)いて
月夜(つきよ)に隠(かく)した
毎日(まいにち)歩(ある)いたこの道(みち)は
何一(なにひと)つも変(か)わることはなく
変(か)わったことは
二人(ふたり)が一人(ひとり)に変(か)わるだけ
たったそれだけ
きっと別々(べつべつ)の道(みちに行(い)く
これが「正(ただ)しい」ことで
わかってるけど君(きみ)に伝(つた)えたい
そんなのずるいかなぁ
首(くび)を傾(かし)け知(し)らないフリを
続(つづ)けたんだ
君(きみ)の長髪(ちょうはつ)に
触(ふ)れていたいから
こまねく手(て)に
手招(てまね)いた春風(はるかぜ)
言(い)いそびれた想(おも)い
永(なが)い夜(よる)が明(あ)ける
桜(さくら)散(ち)る頃(ころ) もう
君(きみ)には届(とど)かない
夕暮(ふうぐ)れの道(みち) 影(かげ)が二(ふた)つ
君(きみ)の笑顔(えがお)にただ少(すこし)だけ
寂(さみ)しさが増(ま)して
春風(かるかぜ)に吹(ふ)かれて
蕾(つぼみ)が開(ひら)いて
君(きみ)の香(かお)りに紅(あか)を点(さ)して
恋(こい)してままでもいいですか?
小(ちい)さく呟(つぶや)いて
水面(みなも)に隠(かく)した
いつだっていつだって
言(い)えると思っ(おも)ってた
さよならなんてしたくないよ
いつだって今(いま)だって
言(い)えるから待(ま)ってて
君(きみ)のことがずっと ずっと
「あの日(ひ)からずっと
君(きみ)のことが好(す)きで」
見慣(みな)れた景色(けしき)は
真(ま)っ白(しろ)で
紡(つむ)いだ想(おも)い 言(こと)の葉(は)はまた
空(そら)に舞(ま)ったまま
春風(はるかぜ)に吹(ふ)かれて
蕾(つぼみ)は綻(ほころ)ぶ
唄(うた)よ 緑(みどり)に呼(よ)ばれてまた
君(きみ)を好(す)きでいてもいいですか?
小(ちい)さく呟(つぶや)いて
答(こた)えを隠した