テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
にわか
? 「ゾムありがとう…でもお前は今ここにいちゃダメ」
「早く…早く総統の所に」
ゾム「で、でも!!」
「ッ!!」
バッ
カキンッ
?「早く行け!!!!!!!」
「俺には俺達にはあの人のことが理解できなかった…」
「守られてたのに…あの人の優しさに気づけなかった」
「ゾム…お前だけなんだよ…あの人のことが理解できてたのは」
「俺にはもう…合わせる顔もないよ」
ゾム「らっ…」
バンバン
カキン
?「感傷してる暇なんてないんだから早く行け!!」
「ゾム」
「俺は死なないよ」
ゾム「ッ」
「ずるいやろ…その言い方は」ボソ
タッタッタッタッタッタッ
『すまんな、ゾム』
『愚かでバカな私を許しておくれ』
『お前に嫌われるのは…少し心にくるから…な』
ゾム「待ってくださいッ!!」
「オレが…オレがなんとかしてみせますから、!!!!」
「行かないでください…ッ」
「ちゃんと敵を全滅させますからッ」
「信じてください…ッ 」
『…私は信じてるさ、ずっとね』
『でも何かを得るためには何かを諦めないといけない』
『私はね、もうみなの苦しみを見たくないんだよ』
ゾム「あんなッあんな…貴方様の優しさも理解してないやつらなんて…放っといて………」
「オレと一緒に……」
『…ゾム、君がいちばんわかってるだろう?』
『私は…我は民を見捨てることなどできないんだよ』
ゾム)グスン
『泣かないでおくれ可愛い可愛い…我の子よ』
ゾム「…ムリですよッ」
「オレ…オレ…貴方がいないと臆病で…何もできないッ」
『フハハ、大丈夫、お前ならできるさ』
『なんせ私…この我がみつけた人材だぞ?』
ゾム「じゃあオレが変わりにっ!」
「オレならできます……いややってみせますだから…だから…!」
『…ゾム』
『これは私の血でしか呼べないんだよ』
ゾム「ッ」
『…時間だ』
ゾム「……待ってください!!!」
朝
バッ
ゾム「待ってください!!!!」ハァハァハァ
「ハァハァハァ……」ズキ
「…?」
「なんや…なんでこんな汗かいて」
「?????」
「何が待ってなんや?」
わからない
「…まぁええか」
今日で新人たちがきてから9日目…
使えないやつが多数…ほんま憂鬱や
子分たちは今日いるやろか
今日は誰に同行されるんやろ
…エミさんかロボロがいいな
そんなことを考えながら服を着替える
ゾム「…」
はぁ人がきた、ドアの前で気配がする
…気弱な嘘くさい気配やな
あの水色頭か?
そう思いながらオレはドアを開けた
鬱先生「よっ、おはようゾム」
ゾム「…………」
「!?」
「そ、総統っ!?」
「ど、ど、どうしてここに…!?」
鬱先生(あ、僕総統だったわ)テヘ
「コホンコホン、今日は俺が同行する」
ゾム「……………」
鬱先生「…?ゾム?」
ゾム「あっ、すんません、少し考え事を」
鬱先生(珍しいな…「え!総統が同行してくれるんですか!?おれうれしいっすっ!」ってなるかと思ったのに)
鬱先生「コホン、まぁいいあさめッ食堂にいこう」
(俺は総統、冷静沈着で威厳のある総統、そう俺は総統!!!!!)
ゾム「…」ニコリ
「はい、総統」
食堂.ut side
鬱先生)モグモグモグ
俺が朝感じたゾムの違和感
だがその違和感も今はもうないにひとしかった
今はゾムは俺にピタッとくっつきながら飯を食ってる
鬱先生(いや食べずらッ!!)
(距離が近いッ近すぎるでッ!)
(どーしたんや、今日!いつもよりなんか!デレデレやな!)
(でも…なんか落ち込んでんな…)
離れたところで
チーノ「うわ近っ」
ショッピ「距離感バグりすぎやろ、笑」
ロボロ「俺でもあそこまでないぞ」
午前
少し時間が進んで今は午前
ここは廊下
別にサボっとるわけではないで??
今日はゾムと一緒におるからって俺の仕事なくなったんよ!
くぅぅゾムにがち感謝
まぁ…他の意味では仕事あるけどな
ふぅーいっちょやりますか
鬱先生「…ゾム」
ゾム「!どーうしたんすか、総統」
鬱先生「ちょっと俺らしくないこと聞いていいか?」
ゾム「…どうぞ!うぇるかむですよ!!総統の質問なら!」
俺はこの質問はゾムにとって解釈違いが起こるんじゃないかって不安になった
でも元総統の情報を少しでも手にいれて
ちゃんと総統を演じたかったから
軽い声で、でも慎重に
鬱先生「…総統…ゾムにとって俺ってさどんな人にみえてる?」
ゾムの足が止まる
少しだけ、表情が変わる。
ゾム「んー…」
「オレにとって総統は強くて」
鬱先生「うん」
ゾム「頭がめっちゃよくて」
鬱先生「うん」
ゾム「どんなときでも冷静で」
鬱先生「うん」
(あれぇ?これ僕とかけ離れてなぁい?)
ゾム「あと変 」
鬱先生「う、うん?!」
「へ、変?」
ゾム「変やで」
鬱先生「そ、そうかなぁ」
(まって今の返答ぜんぜん総統らしくないわ)
ゾム「…急に変なことするし」
「わけわからんときもあるし」
「いつも振り回されてばっかりで」
鬱先生(えぇ総統が振り回してたん?ゾムのことを?初耳ぃ)
ゾム「でも…」
「あたたかくて優しいんよ」ニコ
鬱先生「…」
静かに聞く、ここで俺が相槌するのは違うと思ったから
ゾム「あ!と!総統は置いて行かへん!」
「みんな消えたり裏切ったり死んだりするけど」
「でも総統は変わらずそこにいてくれますやん」
鬱先生「…」
ゾム「だからいいんです」
当たり前みたいに無邪気な顔でいう
でもその言葉は全然かるくない
鬱先生「怖くないんか?」
これは総統と偽っての質問じゃない
鬱、本人から純粋にでた質問
ゾム「何がですか?」
鬱先生「…失うの」
ゾムの顔から、笑みが消えた
ゾム「怖いですよ」
小さな声でそういった
ゾム「めっちゃ怖いです」
鬱先生「…」
ゾム「だから…」
「ちゃんと生きてるか確認するんです」
鬱先生は言葉が止まった
ゾム「…あなたは今日もいた、それだけでいいんです」
そう言って笑う
その笑顔が、妙に無邪気で
妙に切なかった
鬱先生(あかんわ…これ簡単に笑われへん)
昼.食堂
コネシマ「ふぅーん!今日は俺が鬱先生の隣座ろ!!」
シャオロン「えぇ、やめとけって」
コネシマ「いやいや平気やろ!」
鬱先生(うーん、ゾム遅いなぁ)
※ゾムは今ご飯を取りに行っている
トコトコ
鬱先生(お、シッマや)
(こっち近ずいて…きとる?)
(え?俺の隣こようとしとる??)
(え?お前死ににきたん??)
コネシマ)ニヤニヤ
コネシマが座ろうとした瞬間
ゾム「そこオレのや」
コネシマ)ビクッ!!!
「ぞ、ぞむぅ!!!!!!!!!」
ゾム(うるさ)
ぴたり
空気が止まる
ゾム、真顔
でも怒鳴ってない
ただ、“当然”みたいな顔
ゾム「そこ総統の隣、オレ」
コネシマ「え…あ…」
シャオロン「あのバカ」
コネシマ「す、すまん!!!!」タッタッタッ
離れたところで
ロボロ「俺1号やのにあれされたことない」
エーミール「私は2号なので論外ですね」
鬱先生「いや、別にどこでも…」
ゾム「ダメ」プクゥ
即答
鬱先生「はい。」
ゾムは満面の笑み
ショッピ(なんやあれ)
チーノ(意味わからん)
食事中
ゾムは何度も鬱先生を見る
ゾム「総統、それ食うん?」
鬱先生「食うで」
ゾム「それうまい?」
鬱先生「普通」
ゾム「ふーん」
ゾム、じーっ
鬱先生「……なに」
ゾム「生きてるなぁって」
鬱先生「……」
ゾム「今日もちゃんと生きとる」
にこっ
鬱先生「…」
夜.廊下
ゾム「〜〜♬♪゚¨」
鬱先生「偉く上機嫌…だな」
(関西弁できひんのむず痒ぃぃぃい!)
ゾム「今日は一日中総統といられ…ましたから、!」
鬱先生「……そうか」
(そんな顔で…言われたら罪悪感感じるじゃん……いやけっこう前から感じてたけどねッ!?)
そんなことを考えてたその時だった
<アラーム音ギュウインギュウインギュウインギュウイン>
鬱先生)!?
ゾム「っ!?総統オレの後ろに隠れとけっ!!」
ガバッ
[ロボロ:あーあーあー、聞こえとるかーみんなー]
[すまん、侵入された]
[ショッピくん曰くセキュリティ全部解除された]
[監視カメラも全部や、今やっとインカムに繋げられた]
[今復興しようとショッピくんとチーノと頑張ってるが…たぶん時間かかる]
[敵は恐らく1人以上]
[監視カメラとか他の機能も死んどるからどんな敵が何人侵入したのかもわからん]
[ただ新兵や兵士たちは訓練してたお陰でもう避難済み]
[あとは幹部の安否確認だけや]
ゾム「…インカムって便利やな」
鬱先生「今ぁ??」
[シャオロン:こちらシャオロン、コネシマと一緒に中の第2訓練場におる、敵の気配はなし、とりあえず俺たちは大丈夫]
[エーミール:こちらエーミール、図書館に今1人でいます、敵の気配は…たぶん…いやありませんっ!図書館のセキュリティは手動なのでそれはもう発動済みなので安全です]
[トントン:こちらトントン執務室にグルッペンと2人でいる、敵の気配はない…と言いたいところだが…複数人それもバラバラの時間で足音を聞こえた、たぶん隣の総統室に入ったが…すぐ出ていった、今どこにいるかはわからない、足音的に敵は10人以上、とりあえず俺たち2人は無事]
鬱先生「オレらの番やな」
ゾム「総統の部屋に入るなんて…生きて返せんへんな…」
鬱先生「物騒なこと言うな」ブルブル
[鬱先生:えーコホンコホン、こちら鬱……総統、俺は今ゾムといる、敵の気配はない、が今廊下にいる、どっちも無事だ]
[ロボロ:了解、一応みんな無事だな]
[そしたら各自、セキュリティが復興するまで耐えてくれ]
[できればみんなで合流しといてくれ]
[大人数のほうが有利だからな]
[ショッピ:じゃ頑張るんで]
[チーノ:みなさん頑張ってくださいさい]
鬱先生「ふぅ…」
ゾム「…」ピクッ
「…総統ここはまずい……かもです」
鬱先生「えっ。まーじ?」
ゾム「…こちらへっ」
タッタッタッタッタッ
[ゾム:えー、こちらゾム、食堂近くの廊下に複数人の足音を発見、今は総統と一緒に逃げとる、どこ集合や?]
[コネシマ:大丈夫かぁ!?!!!!!]
ゾム「うるさッ」
鬱先生「ちょまってぞむぅはやいぃ」
ゾム「…失礼しますっ」
鬱先生「ふぇ?」
タッタッタッタッタッ
ゾムにお姫様抱っこされてる鬱先生
「ゾム:コネシマ、声でかい」
[コネシマ:すみませんっ!!!!]
[ゾム:…]
[グルッペン:とりあえず敵がもう行った総統室で合流しよう]
[トントン:戻ってくる可能性低いからな]
[ゾム:了解、総統と向かう]
[シャオロン:了解、シッマと向かいます]
[エーミール:ぇー…なるべく頑張ります]
はーーーーい、!!!!皆様お久しぶりです約1ヶ月ぶりですね、はいすみません。
いや書いてはいたんですけどズルズルズルズル書いていて遅くなってしまいました…
明日テストですよぉ!!やばいです!!!
次回も遅くなるかもです、でもたぶんあと少しで終わります、!!!
完結までは持っていきたいので頑張ります💪(‘ω’💪)
𝙉𝙚𝙭𝙩 .1000
お願いします🙇♀️
最後までお読み下さりありがございました
10,960
コメント
3件
ああっ…第20話、読み終わったよ…🥀 最初の夢のシーン、めっちゃしんどかった。ゾムが「待ってください」って叫ぶとこ、声が出てるのが目に見えるようで…。起きた後の記憶のない感じも心臓ぎゅってなった。 でもその後、一日中総統の隠れて「生きてるなぁ」って確認するゾムの行動が切なくて愛おしかった💔 何度も見て、触れて、確かめないと不安なんだね…。 最後の侵入者のシーンで、またあの夢が現実になるのかってハラハラした。次回も楽しみにしてるよ🖤