テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
〜岩本side〜
ダークキングと少し話した後、俺とふっかは更にボロボロになった身体を叩き起してまた目の前の敵と戦い始めた。
💜『はあっ!』
💛『はっ!』
『・・・・・・・・・・・・・・・!』
ふっかの刀と俺の大剣・・・そして敵の持つ刀のぶつかり合う音が聞こえている。
此奴がダークキングがめめたちが絶望した闇で作った奴なら此奴を倒せれば3人を助けられるはずだ・・・!
以前もダークキングに支配されていたけど思い出してくれたしちゃんと戻ってきてくれたんだ。
だからいくらダークキングの力が上がったからと言ってもきっと今回だって必ず3人は生きてる。
💛『・・・くそ・・・やっぱり重いな・・・』
💜『・・・それに速すぎんだろ・・・』
目で追えないくらいのスピードで動きながら刀を振り下ろしてくる。
敵が振り下ろす刀の一撃一撃の威力が凄すぎて受け止めるので精一杯で両手も震える・・・
完全に止められずに身体に斬られた傷が付いていく・・・
それでも何とか受け止められているのは此奴が3人だからだ。
絶望の闇から作られた奴だけどそれでも3人である事には変わりはない。
お互いに動きも全部分かってる。
動きは何とかなってるけど問題はこの力をどうにかしないとこれ以上ダメージを受けるのはまずい・・・
💛『ふっか!少しだけ俺に任せてくれ!』
💜『・・・!照!?』
💛『・・・さっきも言ったけど・・・力なら負けるつもりはない!』
俺は一息付いて集中し直した。
電気以外の俺の能力・・・筋トレで鍛えたこの身体で磨いてきた格闘術。
力の強い相手も数多くいるから剣術もそうだけど一緒に特訓してきたんだ。
💛『はああああ!』
俺は力を込めて大剣を握りしめた。
敵の刀と俺の力が増した大剣がぶつかり合う。
これまでは受け止めるので精一杯だったけど余裕が出てきた。
これで一気に押し切る・・・
敵『・・・・・・・・・・・・・・・!』
💛『・・・!まだ力が上がるのか・・・』
持っている刀に闇を纏った敵は俺の力が増した大剣を受け止め始めていた。
これも永遠に続くって言ってたダークキングの闇の力・・・
💛『ぐはっ・・・』
満身創痍で限界なんてとっくに超えてた中で無理して身体を強化した所為で俺は奴の闇の刀の攻撃を止められずに次々に身体に攻撃が当たっていく・・・
敵『・・・・・・・・・・・・・・・・・・!』
💛『・・・っ!』
座り込んだ俺の前に立って刀を振り上げた・・・止めをやるつもりだ・・・
💜『・・・俺の存在を忘れてもらっちゃ困るんだけど!』
💛『・・・ふっか・・・!』
💜『・・・サンキュー照!少し休んでろ!』
俺に変わって今度はふっかが戦い始めてくれた。
💜『力じゃ敵わないなら俺は能力で対応させてもらうぞ!』
敵の力の強さにふっかは能力を使って上手く受け流していく。
・・・俺みたいに攻撃するだけじゃなくて相手を受け流す使い方もあるのか・・・
さすがなんでも器用にこなせるふっかだな。
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・!』
💜『・・・!なら、これでどうだ!』
しばらくふっかに刀を振っていた敵が今度は周りに黒い塊を何個も作ってふっかに飛ばした。
ふっかはその塊に念力を掛けて潰そうと攻撃した。
💜『・・・威力が・・・巫山戯すぎだろ・・・』
地面に膝を付きながら必死に息を整えてるふっか・・・
満身創痍で能力を使い続けてふっかも限界だ・・・
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・!』
💜『・・・くっ・・・!』
💛『止めろ!』
ふっかに手を翳して闇の光を集めていく敵。
それを見て今度は俺が立ち上がって動き出した。
💛『・・・ゔっ!なんだ此奴・・・?』
動き出したその時突然俺は何かの突撃を受けて後方へと押し戻されて地面に叩きつけられた。
楪羽*yuzuriha*
3,511
琴猫

971
642
見るといつの間にか黒い龍・・・いや、大蛇が俺のことを押さえ付けていた。
💜『・・・うわっ!』
そしてまだ動けていなかったふっかの事も同じく黒い大蛇が拘束していた。
💜『・・・お前・・・一体・・・』
・・奴の背中に黒くて巨大な8匹の大蛇・・・
💜『ゔわあああああああああ!』
💛『・・・!くそ、退け!』
近くでふっかの苦しそうな声が聞こえてくる。
ふっかを拘束している大蛇の身体が黒く光ってふっかに電撃をしていた。
俺は大剣を振り下ろして俺を押さえつけている大蛇を斬ってそのままふっかの所に走った。
・・・けど・・・
💛『うわっ!』
俺に斬られたはずの大蛇がいつの間にか復活していて他にも6匹の大蛇が次々と俺に向かって突撃したり、口から光線を打ってきたり・・・
1匹の攻撃を受け止めるので精一杯で次々と襲ってくる大蛇の攻撃を俺はどんどん受けてしまっている・・・。
💛『・・・っ・・・。・・・ふっか・・・』
💜『・・・大丈夫・・・だ。・・・無理すんなよ・・・』
攻撃を受け続けて限界が来て地面に倒れ込んだ俺の側で電撃を流され続けてそのまま拘束を解かれて地面に倒れ込んだふっか・・・。
俺たちの相手を大蛇に任せて1歩も動いていなかった。
奴だけでも厄介なのに8匹の大蛇まで・・・
・・・けどダークキングの力も影響してるんだろうけどそれよりもこんな強敵になってしまう程3人の事を絶望させてしまったんだな・・・。
💜『・・・っ。』
💛『・・・・・・・・・・・・・・・。』
倒れて動けない俺とふっかの前で敵は右手から8匹の大蛇は口から闇の光を出そうとしていた・・・
〜
ダークキング『・・・ん?ふふふふふ。終わったな。』
💙🩷❤️💚『・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・』
地上の闇の世界でダークキングと戦っていた渡辺たち4人。
・・・だが既にボロボロの身体だった為、立ち上がることができずにいた。
💚『・・・終わったって・・・』
ダークキング『・・・言葉通りの意味だ。2人は我の闇の中に消えた。貴様たちの努力も全て水の泡となった。』
❤️『・・・ふっかと照が・・・』
ダークキング『・・・無駄だと分かってて我の闇の中に入った事が全ての原因だ。・・・諦めておけばよかったものを・・・』
🩷『・・・黙れ!・・・彼奴らは絶対に諦めねーよ・・・!』
💙『・・・つか、俺たちと戦っているのに呑気にテレパシーなんかしてんじゃねーよ・・・!』
❤️💚『・・・・・・・・・・・・!』
ダークキングの言動に佐久間が真っ先に動き出して渡辺、そして阿部と宮舘も身体を必死に動かした。
絶対に5人で闇の中から帰ってくると信じて・・・
コメント
2件
第26話読みました! いわふかの結末そして他の4人はどうなるのか続きがとてもまちどうしいです!また次の投稿待ってます!
第26話、読み終えました…!もう最後まで息が止まるかと思いました。照とふっかが満身創痍で立ち上がり続ける姿、本当に胸が締め付けられました。特に「力なら負けるつもりはない」って照が言い直すところ、あの瞬間の覚悟が伝わってきてグッときました…。それに、ふっかが能力で受け流す使い方を見せる場面も、お互いを補い合う二人の信頼関係が感じられて好きです。大蛇が現れた時の絶望感、そして最後の渡辺たちの「諦めねーよ」の言葉に希望が灯りました。次が本当に気になります…!