テラーノベル
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・👑🍵、🍵👑(微📢🎮)
・立場逆転
・人形感覚リンク系(?)
・R
👑「ん?なんやろこれ」
日が沈みはじめた頃。
仕事を終えくたくたになりながら家に帰る道中、ふと道端に転がっていた人形に目を奪われた。
不思議と人形から視線を離せないでいると、突然5歳ぐらいの女の子に声をかけられてしまった。
「このお人形、お兄さんのー?」
👑「…え…あ、うん!俺のだよ…! 拾ってくれてありがとぉ。」
「もう落としちゃだめだよ!」
👑「…ぅん!ごめんね。」
焦りと恥ずかしさから思わず俺が人形の持ち主…ということにしてしまった。
人形を受けとり、少女の姿が見えなくなったことを確認してからもう一度人形と目をあわす。
👑「やっぱり、すちくんにそっくり!」
黒のメッシュ、深緑色の髪、赤い瞳、黒色のパーカー、さらには左耳のピアスまで。
その人形は隅から隅まで彼にそっくりだった。
さっきから目を離せないでいた原因… そりゃここまで恋人にそっくりの人形を見つけたら誰だって気になるものだろう。
俺は勝手にその人形に「すちくん」と名づけ、 誰にも見つからないようそっと鞄にしまった。
👑「ただいまぁ!」
🍵「おかえり〜今日は早めだねぇ」
リビングからひょこっと顔を出し、穏やかな笑顔で出迎えてくれる彼。掃除の真っ最中だったのか左手にはキッチンハイターが握られている。
👑「あ!そーやこれ見て見て!」
早く見せたくて仕方がなかった俺は玄関で靴を脱いですぐに彼を目掛けて走り出し、鞄の中からさっき拾った「すちくん」を取り出して自慢げに見せつけた。
🍵「え、これ俺?すごいそっくりだねぇ 」
👑「でしょでしょ!さっき拾ったの!」
あまりにも自分にそっくりな人形を見て目を見開いている。そうそう、この顔が見たかったんだよ。と心の中で満足しながら「すちくん」の頭を軽く撫でる。
🍵「…?なんかあったかい… 」
👑「……あったかい??」
🍵「いや、なんか頭を撫でられたときの感触があったような…?」
👑「うぇ、!?もしかしてお化け?!」
👑「(頭を撫でられる感触なんてお化け以外…、あたま…?)」
俺が触れたのは「すちくん」の頭であって本物の彼には触れてなどいない。 でもその原因がもしも…
“すちくんと人形の感覚が
リンクしているから”
だとすれば…なんて随分とメルヘンな仮説を立てた。
👑「…気のせいやない、?」
🍵「んー確かに気のせいかも。じゃあ掃除に戻るね。」
👑「うん!頑張って!」
そう言って何事もなかったようにキッチンに戻り、掃除を再開したようだ。
その様子を確認した俺はリビングのソファーに腰掛け、この仮説を検証すべくこっそりと人形のお腹辺りをふにふにしてみる。
🍵「ピクンッ) …?」
👑「(え、今ちょっとぴくって…)」
俺が人形に触れた瞬間少し反応したように見えた。まだ偶然の可能性もあると思い、今度は少し長めにふにふにしてみる。
🍵「ん…、っ…」
👑「…!」
どうやら仮説は立証されてしまったようだ。現実的に考えてあり得ないことだが、俺の中の好奇心が都合よく解釈する。
👑「(いつも大人っぽいすちくんの余裕をなくす絶好のチャンスなのでは…?)」
と、こんな風に。
数日後、時刻は夜の7時半。
結局あの日は何もしなかった。 何故かって?それは今日が絶好のいたずら日和だから。
👑「やっほぉ!いらっしゃ〜い!」
🎮「うぃー邪魔すんで〜」
📢「ひさびさじゃね?」
🍵「最近みんな忙しかったからねぇ」
そう、今日はなっちゃんといるませんせーが家に来る日。せっかくならすちくんの情けない姿を2人にも見せてあげようと思って。
🍵「お茶淹れてくるね」
🎮「お、サンキュー」
📢「まってSwitch2あんじゃん。やってい?」
👑「もちろんいいよぉ!」
🍵「ってそれ俺が当てたやつ…w」
何気ない会話を楽しむ中、皆んなに悟られないようこそこそとイラズラの準備をはじめる。
そーっと自分の部屋から「すちくん」を持ってきた俺はリビングのソファーにかけ、近くに置いてあったブランケットで手元を覆い隠す。
🎮「え!俺もマリカやりたい!」
🍵「じゃあみんなでしよっか。みこちゃんもする?」
👑「ん〜おれはパスで!」
俺を省く3人は仲良くマリカを始めたようだ。しかし俺にとっては好都合。
カートが走り始めた瞬間、 さっそく人形の脇腹辺りを軽くつついてみた。
🍵「…んはっw」
📢「おぉどした急に」
🍵「今絶対俺のこと突っついたでしょ!」
🎮「いや俺もいるまも何もしてねぇってw」
🍵「ぇあ、そうなの、?」
不思議だよね、明らかに突かれたはずなのにね。と心の中で少し煽ってみた。
いつも俺のこと尻に敷いてるんだからたまにはいいよね。
さて、次は右手の人差し指を使ってくりくりと軽く耳をくすぐってみる。
🍵「んッ?!…」(ビクンッ
🎮「っしゃー!!スター!!」
📢「なっ?!おいこっちくんな!!」
今回はなっちゃんの声でかき消されてしまったが、しっかり感じてるようだ。それに、突然の出来事にとっても混乱している様子。
👑(あ〜…かわいい、♡)
訳もわからず混乱する彼を見ていると更にその顔を歪ませたくなる。
次は指の腹を使って上半身辺りをなぞるように擦る。
🍵「…ッあ、…ぅ……/」
🎮「すち?大丈夫か?」
📢「体調悪いなら無理すんなよ」
さっきから様子がおかしい彼が流石に心配になってきたのかゲームをしながらと労りの言葉をかける2人。そんなことはお構いなしに今度はさっきよりも早く指を動かす。
🍵「んあッ…、ぅ…/」(ビクンッ
👑(ここ弱いもんね♡)
🎮「…ん?w//」
📢「ちょっ急に喘ぐなよw」
🍵「あ、喘いでなんか、!//」
誤魔化しきれない声を出してしまい焦ってる様子。顔を真っ赤にして全力で否定しているようだが、返って怪しさが増す一方である。
2人もいつもと違う彼に少し混乱しているようだ。 その一方で俺は安全圏から様子を眺める。背徳感に浸り顔がニヤけてしまいそうだ。
🎮「おいおい欲求不満か〜?」
📢「そーゆーのは他所でやれよなーw」
🍵「いやここ俺の家…あと欲求不満じゃないからぁ!!」
明らかに怪しい雰囲気になってきたところで、いよいよ本番といこう。
人形の顔がテレビを向くように膝の上に座らせ、前から中指と薬指を使って股の辺りをふにふにと揉む。
🍵「…ッ⁈//」(ビクンッ
🍵「んッ、ふぁ…、//ぁ…」
軽く押したり、擦ったり。いやらしい手つきで触ってるのが全部人形を通して伝わる。
🍵「あっ…ぁッ…//」
🎮「え、まじで大丈夫?/」
📢「なかになんか突っ込んでんじゃねぇーの?w」
🍵「ちがッ…!//なんか、触られッ…/」
声が抑えられなくなって恥ずかしいのかコントローラーを投げ捨て必死に口元を手で隠す。
相当恥ずかしいのだろう、耳まで真っ赤だ。
👑「…」(ムラぁ…♡
そんな彼を見てると俺まで変な気持ちになってきた。もっと、もっとみたい。
👑「なぁすちくん。どーしたん?」
俺の中の理性はどこかへいってしまったようで、気がつくと人形を手に彼の目の前まで来ていた。
🍵「みこちゃ…なんでもない、」
👑「なんでもあらへんやろ?だってさっきからずっとはれんちな声出しとるもん。」
🍵「ッ?!///ぁ、」
👑「そんなに気持ちよかったん?これ」
そう問いかけ、顔を真っ赤にした彼に「すちくん」を見せつける。拾ってきた時と同じように。
🍵「…ぇ?どういうこと、?」
👑「ふふ、こーゆーこと♡」
そう微笑みかけ、 指の腹で優しくお腹あたりをなぞってみせた。
🍵「…ッ!…」
👑「ビクビクして…かわいい」
原因は俺と人形にあることがようやくわかったようで、少し瞼を下げ、顔を赤らめながら俺を睨みつけてくる彼。 そんな表情もかわいい。
👑「あはっ、ほんま可愛い」
👑「じゃあ次は…」
🍵「ま、…って、やめッ…」
彼からの拒絶を聴こえないふりで誤魔化し、 再び人形の股のあたりを2本の指で優しく押してやる。
🍵「…んッ」
もちろん、さっきとおんなじ真ん中2本の指で。さあ、次はどんな可愛い表情を見せてくれるのか……
🍵「フーッ…なに?誘ってんの?」
👑「…あ、ぇ?」
いつもよりドスの効いた低音で吐き捨てるように問いかけられた。
さっきまで顔真っ赤にしながら震えていた彼とはまるで別人のようで、思わず目を逸らす。
ドサッ…
👑「ぅわあっ…ぇ?」
床の冷たい感触が伝わる。
俺はあっという間に彼の陰にすっぽりと収まっていた。それに、 人形にはもう手が届かない。
👑「すちくん、?…怒っ、てる…?」
🍵「こんなことするって事は、される覚悟があるってことだよね?」
👑「あ、ぇっと…ごめんなさ、」
冷たい、でもどこか欲に満ちたような目でじっと見つめられ、まともに顔が見られない。
ヌルッ…チュクッ♡ヌチュクチュ♡
👑「ッ⁈!ん、ぁ……ふ、…/」
強引に舌を入れられ肩がびくんと跳ねる。
ぬるぬるとした感触と生ぬるい舌の温度が口内を一瞬で支配してしまう。
👑「ん゛ぅ~~♡…ぷはっ/」
🍵「ふーん、キスだけでこうなっちゃうんだ。」
🍵「 それとも何?ひまちゃん達に見られて興奮してるの?」
👑「ち、ちがッ!…//」
まさか彼達の前でこんな醜態を晒されるなんて全く思っていなかった俺は、混乱と恥ずかしさで頭がどんどん真っ白になっていく。
🎮「んん゛ッ!//さて、邪魔者は退散するべ」
📢「…だな」
生ぬるい空気に耐えられなくなったのか、咳払いと共に2人ともそそくさと帰ってしまったようだ。それを知ったのは彼の目つきが一変した時だった。
パンパンッ♡ゴチュンッドチュッ、♡
👑「あ゛っ/はッ……っん゛ぉ/」
腰が肌に打ちつけられる音と共に俺の汚い声が響く。 それ以外の音といえば画面が少し暗くなったテレビから漏れるマリオカートのBGMぐらい。
🍵「ふ−っ、締めつけすご」
🍵「激しいの好きなんだぁ?」
👑「…ちが、う/…そんなんじゃ…ッ/」
🍵「もう2人きりなんだから素直になりなよ、みこちゃん」
👑「んぁッ⁈//…みみもとやぁ、…っ//」
🍵「やじゃなくて、気持ちいの間違いでしょ?」
👑「ッ~~♡きもちよすぎてっ…お゛かしくッ、なるからぁッ゛ん、あ゛ッ…っ/」
🍵「んふふ、かんわい」
🍵「やっぱりみこちゃんは下じゃないと、ね?」
やっぱり、すちくんにはかなわない。
おまけ: 帰宅中の📢🎮
🎮「…あいつら、いつもあんな感じなんかな」
📢「そーなんじゃね?……はぁ~~」
🎮「おぉ、どした?w」
📢「…帰ったら発散すんぞ」
🎮「………」
🎮「はっ?!//おまッ、バカ!!」
コメント
3件
初めのみこちゃんのドSばり可愛いかったです😖💓💓でもみこちゃんはみこちゃんだな~って思いました🌀 すちくんのSっ気もめろすぎます
おまけのいるなつの続き見たいです!