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?「元貴……?おはよう!
よかったぁぁあ!ちゃんと寝れるようになったんだね!偉いじゃん!」
僕が期待しながら目を開けると僕の横にクマが酷く、疲れ果てている涼ちゃんの姿があった
涼「やっと寝れたねぇ!なんかご褒美あげよう!元貴は何がいい?なんでもいーよぉ」
きっと涼ちゃんが疲れているのは僕のせい。僕がこんな状態になってしまったせい。ごめんね
元「じゃあご褒美は涼ちゃんの睡眠時間で」
そう僕が言うと涼ちゃんは嬉しそうに頷く
涼「じゃあお言葉に甘えてベットでおねんねさせていただきますー!!」
そう言って涼ちゃんがベットに入ってくる
涼ちゃんはベットに入った後、すぐに寝ちゃった
だから部屋にいるのは寝てる涼ちゃんと僕だけ
…チャンスなのでは?若井に会いに行ける
僕はそう思い、窓の縁に足をかけた
ここは六階。人が死ぬには十分すぎる高さだろう
この世界ともとうとうお別れかぁなんて呑気に考えていると、後ろからものすごい力で引っ張られた…涼ちゃんだった
涼「ぐすっ…ぐすっ
期待しちゃった僕が馬鹿だったのかよぉ…なんで飛び降りようとしてんの?なんで!?!?」
僕の体は窓からベットに移動して、今は涼ちゃんに抱き決められているーーー強く抱きしめすぎっ
元「折れるっ折れるっ痛いのいやぁぁあ!!」
涼「元貴がだめなことするからでしょ!?!?」
僕たちは数十分間戦ってようやく離してもらえた
涼「…じゃん」
元「…え?」
涼「だ.か.ら。僕でいいじゃん!
だって僕は若井と違っていつでも元貴としゃべれるよ?その気になればキスもギューもしてあげれるよ!?!?なんで僕じゃだめなの…うわぁぁん」
僕の人生に2度目の青が来てしまった