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「え…………。」

るぅ💛さんを見ると、驚き、そして悲しみの顔があった。

まずい、誤解を解かなくては。

「わ、私も、




るぅ💛さん…の………こと……好きです。









……………………恋愛の、方で。」



「!!」

自分でも照れてるのがよくわかる。そして目の前のるぅ💛さんも。

「じゃあ!なんで……。」

「………………ただ、単に、るぅ💛さんと私では釣り合わないんですよ。

推しとか、もうそういうの置いても。」

音楽も、容姿も、性格も、全てが凄いこの人の隣には、私なんかが居ていい場所じゃない。

未熟で、弱くて、泣き虫で、何も出来くて、無知で、自分に自身が無いのに。

「釣り合う、とか。誰が決めてんですか。」

「っでも!!周りから、何言われるかわからないし!」

「そんなの関係ないでしょ!僕たちのことなんだから。」

頭ではわかってる。でも、物心ついたときからいちいち周囲の評価を気にしてしまう私は怖いのだ。

なにより、私自身が、この人の隣にはいれないと思ってる。だから、私は離れようとしたのだ。一度そう決めたのに告白されたから戻ってくるなんて図々しすぎる。

そんな自分勝手な私が、るぅ💛さんの彼女とかになったら、絶対困らせてしまう。

「………どうしても?」

「………………………はい。十歳も歳離れてますし……」

「それは理由になりませんよ。次言ったらデコピンです。」

「……………。」

しばらく沈黙が続く中、るぅ💛さんが口を開く。


「じゃあ、















「僕がさくさんを『付き合いたい』って思わせればいいんですね。」



















とんでもない言葉が出てきた。

引退した推しは仕事仲間

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