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irxs腐
公式ペア
第三者視点
見づらいと思いますが頑張ってください
キャラ崩壊注意
エセ関西弁
誤字脱字〇
地雷さんは御遠慮ください
青side
思い返してみれば
ずっと夢を見ていたんじゃないかと思う
何となくで始めた活動が
今となっては本気になっていて
グループ活動が軌道にのりリスナーが増えて
ライブ会場も年々でかくなった
それと同時進行していた仕事も
目立った功績は得られなかったが
活動を始める前と比べて確実に進捗
有名になるにつれ
この活動を通じて大切な人もできた
毎日順風満帆で楽しい日々を送っていた
だがそれはいつの間にか壊れてしまっていた
桃「まろ」
青「何?」
桃「別れよ」
青「は?何で」
桃「…理由は言わない」
青「冗談やんな?流石に笑えんて」(苦笑
桃「ん?本気だよ」
青「なんで急に?」
桃「ん〜何となく?」
青「意味わからん、ちゃんと説明して」
桃「お互いのためだよ」
青「そんなことない、俺はないこと一緒に…」
桃「ごめん」(苦笑
目が合った瞬間気づいてた
もう彼にとっては決定事項で
絶対に考えを変えない
青「…分かった」
桃「粗方荷物は整理してるから」
「今から出てくね」
青「…」
桃「合鍵も返す」
桃「受け取ってよ」
青「あげたものは要らない」
桃「そんな事言わないでさ、ほら 」
そう言うと強引に合鍵を俺に渡した
桃「俺ん家の合鍵も返して」
青「やだって言ったら?」
桃「怒るよ」
青「…」(合鍵を渡す
桃「ありがとう」
桃「じゃあ、帰るね」
青「なあ、俺のどこが気に入らなかったん?」
桃「…」
青「本人目の前に答えてくれるわけないか」
青「ごめん」
桃「問題は俺にあるからまろは気にしないで」
桃「…またね」
青「…おん」
桃「他の人見つけて幸せになってね」
そう言い残し俺に背を向け家を出ていった
水side
様子がおかしい
いつもと変わらず仕事をしている2人
傍から見るとそう思う
けれど前とは少し違う
その僅かな違和感に気づいたのは最近のことだ
接し方が変わったりとか
そんな簡単なものじゃない
なかったものが突然出来た
そんな感じがする。
変な言い方をすると壁が出来た
多分僕達が想像しているよりも
高くてぶ厚い壁が2人の間に立っている
桃「おつかれ〜」
水「お疲れ様。急に呼び出してごめんね」
桃「全然大丈夫。誘ってくれてありがとう」
桃「ちょうどお腹すいてたから助かった」
水「お?てことは今日はないちゃんの奢りで」
桃「なんでやねん」(笑
いつもと変わらないように見える
けど僕の目は誤魔化せない
桃「相談したい言うてたけどどうしたの?」
水「実はさ…」
桃「うん」
水「最近恋人とうまくいってないんだよね」
桃「よかった」
桃「やめるとか言われたらどうしようかと」
水「僕にとっては重要な話なんですけど」
桃「ごめんごめんちゃんと聞くから」(笑
冷やかし等一切しない
真剣に人と向き合ってくれる優しさ
きっとそれが今回の元凶
桃「何があったの?」
水「最近まともに話せてなくて」
桃「なんで?」
水「喧嘩してまだ仲直りできてなくて」
水「他の人がいる前だといつも通りなのに」
水「2人になると避けてきて連絡も無視」
桃「結構拗らせてんな」
水「でしょ!!」
水「こうなった時ないちゃんならどうする?」
桃「いむは仲直りしたいんだよね?」
水「だから相談してるの!」
桃「俺だったら話し合う」
桃「多少強引でもお互い納得いくまで話す」
水「ないちゃんが避けてる側だったら」
水「それされてどう思う?」
桃「しつこいなとは思うけど」
桃「話し合いには応じる」
桃「てか恋人とか初耳なんだが」
水「恋人なんていないよ」
桃「は?」
水「だってこれ知人の話だもん」
桃「はぁー!?」
桃「俺他人の相談に乗ってたってこと?」
水「他人ではないよ」
桃「え、じゃあメンバーとか?」
水「さあどうでしょう」
桃「そんな女々しい奴いたのびっくり」
桃「誰?」
水「直接相談されたわけじゃないから言わない」
桃「直接じゃないってどういうこと?」
桃「意味分からないんだけど」
水「第三者から見て悩んでそうだなって」
桃「益々意味分からないんだけど」
桃「お前は俺に何をしたかったの」
水「ないちゃんならどう考えるのかなって言う疑問」
水「話は僕の作り話」
桃「お前おかしいよ」
水「ないちゃんだけには言われたくない」
赤said
水「じゃあそっちはよろしくね」
と言い残して彼が去ってから数時間
赤 「どうしたらいいんだよ」
俺は最難関の壁にぶち当たっていた
彼から連絡が来たのは昨日
殆どが遊びの連絡の彼から急に
水「僕達でないふを助けよう」
ときた時は今年1驚いた
いつも2人に助けてもらう側の彼が
急に立場逆転
話を聞いてみたら俺も感じていたので
今までの恩を返すべく協力したというわけだ
黒「またほとけに巻き込まれたん?」
赤「よくわかってるじゃん」
黒「お前らのことは手に取るようにわかる」
赤「ならまろ呼び出す方法教えて」
黒「少しは自分で考えろ」
赤「けち」
話を戻すが
最難関の壁というのはまさに彼らのこと
正確にはないふのふ担当
まろをないくんの元に呼び出すことだ
赤「事故にあったって言えば来るかな」
黒「そんなんすぐバレるわ」
赤「ないくんが襲われてるとか」
黒「ないこに限ってありえん」
赤「あるかもしれないじゃん」
黒「つくならもっとマシな嘘つけよ」
赤「実は俺ないくんのことが…」
黒「お前殺られるぞ」
赤「その時はにきが助けて」
黒「俺まで巻き込むな」
赤「じゃあどうしたらいいの」半泣き)
黒「もっと単純に考えろ」
黒「なんでまろだけを呼び出そうとしてるん」
赤「え?」
黒「ないこも呼び出してもいいわけやん」
赤「でもそれだと計画が」
赤「ないくんがまろのとこ行くと思えないし」
黒「ここに2人を呼べばいいやん」
赤「だから…」
赤「あ」
白side
ないちゃん家に着いた途端
天才組に今回の作戦を聞いた
俺も少し前からその違和感に気づいていて
何とかしてあげたいとは 思っていたが
具体的に何をすればいいか全く分からず
気づけば数週間が経過していた
白「何でもっと早く言ってくれなかったん!?」
水「ごめんじゃん、拗ねないでよ」
白「拗ねるやろ!!何で僕だけ!?」
水「言い忘れてたの!ごめんね」
白「いむくん嫌い」
水「しょうちゃーーーーーん」
赤「そこいちゃついてないで手伝って」
白「いむくんだけじゃないで」
白「お前にも言ってんやからな」
赤「ごめん、今度はちゃんと伝えるから」
ごめんと半泣きしながら
これでもかと言わんばかりの力で
抱きついてくるいむくん
全く悪びれた様子もなく
この後食べるはずのつまみを食べ続けるりうら
そしてキレ散らかしてる俺
周りから見るとカオス状態
白「てかこんなこと2人とも望んでないやろ」
2人ともそこは気づいていたのか
一瞬動きが止まった
反論される前に続ける
白「計画があからさますぎる」
白「それで事態が悪化したらどうすんねん」
人には地形と同じで境界線がある
だがそれは人それぞれで全員同じではない
比較的ここの3人は広い方ではあるが
あの2人は違う
2人とも広く見えて実はめちゃくちゃ狭い
また2人の関係性から見てお互いのことは
俺らよりもよく理解しているのは一目瞭然
今回の問題も俺らの想像以上に深いもので
安易に踏み込んではいけない
それがわかっていたから
何も出来なかったしやらなかった
水「2人がこういう事嫌なのは分かってる」
水「しょうちゃんの言ってることもわかる」
水「僕達だってちゃんと全部分かってやってる」
水「見守るのが1番だけど」
水「もう2人の悲しい顔は見たくない」
水「僕は嫌われてもいいから」
水「もう一度2人には笑って欲しい」
水「自己満だけどそれでいいの」
さっきとはまるで違う様子の彼
これが彼の本心で
誰が言っても絶対に諦めない
そんな一途な彼に惚れたんだったなと
毎度のことながら思い出す
りうらの方に目を向けると
俺の目を真剣に見つめていた
自分も同じ気持ちだと言われなくてもわかる
白「俺も協力する」
そう言った瞬間2人とも嬉しそうに微笑んだ
我ながら甘いなと痛感しながら続ける
白「で、早速俺は何したらええん?」
赤「しょうちゃんは…」
どうか成功しますように
青said
青「お邪魔します…」
赤「あれ、まろ早かったね」
椅子に腰掛けスマホ片手に此方に目をやる最年少
飽きないのか2人してテレビゲームをしている2人
いつもと同じ風景
けれど部屋には緊張感が漂っており
何か企んでるのは明らか
青「ないことあにきは?」
白「買い出し行っとるよ」
ちょうど終わったのか
嬉しそうな表情を浮かべている
青「そっか」
青「んで、お前らなに企んでるん?」
一瞬彼らの顔が引き攣ったのが分かった
青「ふはw、誤魔化すの下手くそ」
赤「やっぱり分かっちゃうか」
白「そこは気付かないふりするとこやで」
青「お前ら分かりやすすぎ」
水「そんなとこも愛おしいか?」
青「それ好きなのリスナーだけやからな」
青「ちゃんと教育しとけや」
白「すみません」
青「それで今回は何」
赤「自分で考えてみなよ」
青「分からないから聞いとるんやけど」
水「いふくんって頑固だよね」
水「素直に協力してって言えばいいのに」
青「協力?何を」
白「ないちゃんとのこと」
白「なんかあったんやろ」
青「お前らが気にするようなことは何もない」
青「強いて言うなら喧嘩しただけ」
嘘はついてない
これは2人の問題だ
赤「首突っ込むなって思うかもだけど」
赤「なかなかだよ」
青「は?」
赤「誰がみても辛そう」
青「俺は何も」
白「たまには俺らも頼ってや」
白「仲間やろ」
そう言いながら肩を組んでくる初兎
水「分かりやすすぎるいふくんが悪い」
嗚呼そうか
此奴らは全部分かっていてやってる
それに俺が拒んでも押し通すのだろう
それなら
青「勝手にしろ」
今回は何も知らないふりをしてやろう
桃said
何かがおかしい
六人で呑もうと言われた時から
何か企んでいるなと気付いていた
だがそれ以降何も行動がない
それが逆におかしい
何か不都合でも起きたのだろうか
酒のせいか頭が良く回らない
黒「まろあんま飲みすぎんなよ」
青「分かっとる」
そう言いながらまた新しい缶をあける彼
ここはいつも通り
絶対彼も関わっているはずなのに
いつも通りなのは作戦なのか
それとも考えすぎか
アクションを起こすべき人物が
通常のように酒を飲んでいる
普通の人なら適度な量しか飲まないが
此奴は潰れるまで飲む
まろはそもそも作戦に取り込んでいないのか
なら一体何を企んでいる
赤「ないくん、大丈夫?」
桃「え、何が?」
赤「顔真っ赤だけど」
水「本当だ、大丈夫?」
白「顔冷やしてきた方がええんちゃう?」
桃「そんな赤い?俺そんな飲んでないけど」
黒「行くならまろ連れてけ」
黒「此奴も相当酔ってるから」
桃「俺はいいよ」
黒「えーからまろ連れてってや」
黒「まろ支えられんの俺かお前ぐらいやろ」
桃「…もー、わかったよ」
桃「まろ行くよ」
青「…ん」
これが作戦か
桃「何のつもり」
青「え?」
桃「惚けないで、なんか企んでるんでしょ」
ニヤニヤしながら此方を凝視する彼
少し気持ち悪い
青「まろは何も知らないよーん」
桃「こんなことしても変わらないから」
青「だからなんも知らんてw」
青「てか疑ってるのに連れてきてくれたん?」
青「優しいやん」
桃「頼まれたからだよ」
桃「言われるまでお前のことなんか気付かなかった」
青「頼まれなくても気にかけてたくせに」
青「ツンツンしてて可愛い」
後ろから抱き締められ手を絡められる
桃「ねぇ、離して」
青「二人でいたらなんかされるとか思わなかったん?」
桃「臆病だから何も出来ないくせに」
青「昔の俺とは違うから」
さっきから調子が狂う
桃「いい加減離してよ」
桃「一応お前の元カノなんだけど」
青「離したら二度と近寄って来ないやろ」
桃「分かってるじゃん」
青「好き」
桃「…」
青「振られてもお前のこと諦めきれん」
桃「さっさと諦めてよ」
桃「違う人見つけて幸せになって」
お前は幸せにならないといけないの
桃「そろそろ戻ろ」
桃「彼奴らに変な期待させたくない」
青「最後に_したい」
桃「は?」
青「これで決める」
桃「言ってることわかってる?」
青「口裏さえ合わしてくれれば」
桃「合わすって何?嫌だよ」
青「お願い最後やから」
桃「だから意味わんないって」
青「みんなの前の方がいい?」
桃「それは嫌」
青「なら合わせて」
桃「だからしたくないって言ってるじゃん」
青「ならずっと離さないから」
桃「セクハラされたって訴えるから」
青「証拠はなんもないやろ」
桃「ずるいよ」
青「今更?」
桃「意地悪」
続く