新連載『恋、しても良いんですか?』
すたーと
※nммn、本人様は “関 係 な い “です。
暑くて、溶けてしまいそうな夏がやって来た。涼しそうな風が吹く中俺は廃墟になった学校に足を運んでいた。そうなったのは数日前____
じゃぱぱ「はい〜もふくんの負け〜!!」
たっつん「うわぁ…もふくん災難やな…笑」
なおきり「えぇ…もふくんいいなぁ…!」
ゆあん「そう思うのも、なおきりさんだけだよ」
のあ「もふさん、どんまいですね…」
えと「まぁ、何とかなるよ!!」
暑いのに、じゃっぴが気晴らしにトランプしよ。罰ゲーム付きの。とか言ってくるから重々しい足をじゃっぴの自宅まで運んで行き、トランプをしていた。罰ゲームはお化けが出るで有名な白狐高校(廃墟)に行くという事。ビビりな俺からしたら絶対負けたくなかったんだけど、負けてしまい罰ゲームを受けることになった。
もふ「やばっ、目の前にすると余計に怖い…」
ボロボロになった校舎は、茶色くなり辺りに草が踊っていた。とても、気味が悪い。
もふ「来たからには、やらないと…」
ここ、白狐高校には有名なお話がある。ある男の子が1人で白狐高校を訪れた時、音楽室から誰かの歌声が聞こえたと言う。恐る恐る覗くとそのには全身血まみれの女の霊がたっていた…。それから男の子の行方は誰も知らない。
もふ「ま、まぁただの噂かもしれないし行くかぁ〜」
ガチャンと激しい音を立て教室は開いた。そこには10人程度の椅子と机、教卓、などがあった。
もふ「新鮮…。」
咄嗟に出た言葉だった。俺も、高2だけど人数多いし、いつも人気店みたいにがやがやしてるから静かで椅子も机も少ないところは新鮮に感じた。噂を聞けば怖いイメージがあったが入ってみるとそこまでもない。もう少しここに居たい…なんてそんな事を考えれるのはほんの数秒だった。
……………音楽室から歌声が聞こえてきたのだ。俺はぶるっと鳥肌が立った。音楽室に行ったら血まみれの女の霊が居るかもしれない…。でも、少し興味が湧いた。歌声は生きている様な人間の声だったから…。もしかしたら、誰か居るかも?って思って恐怖と好奇心がぶつかり合いながら音楽室からへと向かった。
ガラガラ
おっ!ここは、立て付けが悪くないみたい…。そっと音楽室を覗いて見た。すると____
長くツヤツヤした髪をなびかせながら男の子…が窓際に座り歌っていたのだ。歌の正体はこれだった。お化けでもなく正真正銘の人間。何故か俺はその人に惹かれた。
白く綺麗な髪、左右色の違う目、何より狐の尻尾と耳が生えていた。男なんだろうけど、女の子にしか見えないように可愛らしかった…。
﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏
ァ、ゴメンナサイ。辞めるとか言いながら戻ってきました…まあ、これからよろしくです…!