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<貴方と出会えたこと。…>
kg「__大丈夫ですか?」
公園の前にいた子供。その子はとても細くて、ボロボロの服を着ていた。……
fw「ッ!?アンタ誰や!!」
とても警戒心の強いのか、声を張り上げてこちらを睨んでいて。
その姿が、弟の”刀也”に似ていて嬉しいような、悲しい気持ちになった。
kg「?」
よく見てみると、少年の後ろに小さなカタカタ震えている影がある
kg「あのっ!」
fw「あ”?」
kg「私、加賀美ハヤトと申します。もしよければ私の家へ来ませんか?」
fw「どうして今出会った奴の家なんかに行かなきゃならへんねん。」
kg「どうしても駄目ですか…?」
fw「当たり前やろ。」
hr「_湊。………」
fw「晴!?隠れててええから!」
なるほど。この子達の名前は、”湊”と”晴”なのか…
この子達によく似合う名前だ。
hr「嫌、大丈夫。あのハヤトさん」
kg「はい?」
hr「おこがましいのは、重々承知なのですが…」
kg「あぁ!家に連れてって欲しいと。」
hr「その通りです」
fw「でもッ」
hr「湊。」
fw「っ……」
湊と言う子は薄っすらと涙を浮かべて今も泣きそうだ。
kg「…」
私は思わず、頭を撫でてしまった…
しょうがない。だってこんなに愛らしいのに撫でない訳にはいかない!!!
fw「ん。………」
kg「ふふふっ可愛い…」
hr「ハヤトさんっ!僕も撫でて!」
kg「いいですよ。」
hr「ふへへ…ハヤトさんの手温かい」
続かない。……
コメント
4件
*刀也君は生きています、ただ出番がなかっただけです……。
カワイイ...カワイイ...大丈夫!トウヤは生きてるしロリと遊んでる!!