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~番外編~
⚠センシティブ⚠
⚠💛→💙⚠ (文章長め)
最近、ひかるは忙しい。
休日出勤も増えて、
前みたいに構ってくれなくなった。
――電話。
💙「また休日出勤かよ」
💛「悪い……部下が急に体調崩してさ」
💙「ここまで計画立てたのに」
💛「ほんとにすまない……」
💙「……なぁ」
💙「次いつ会えるの?」
💛「また、こっちから連絡するから」
💙「そうやって言ってさ、全然連絡くれないじゃん」
💛「……」
💛「…こっちも忙しいんだ」
💙「……っ」
💛「わかってほしい」
こんなんじゃ、会う頻度、遠距離のときと
変わんないじゃん─────
喉まで出かけてたが、ひっこめた。
💙「……」
💙「……ごめん」
短い沈黙のあと、通話は切れた。
スマホの画面だけが、冷たく光っている。
俺……ひかるに依存しすぎてるかも。
迷惑、かけてるよな。
課長だし、忙しいのは当たり前で――
わかってるのに、
どうしても、寂しさが先に来る。
……なんか、他に夢中になれるもの、見つけよっかな。
気を紛らわせるように、SNSを開く。
流れてくる投稿の中で、ふと目に止まった。
――ジム、か。
──────────────
初めてのジム――
○○「今日は初心者向けのメニュー組んだから、一緒にやっていこっか」
💙「……は、はい」
○○「緊張してる?」
💙「こういうとこ、初めてで……」
○○「はは、かわいいね」
○○「肩の力、抜いていいから」
💙「よろしくお願いします」
――そして。
ジム終わり。
しっかり体を動かしたあと、
頭がすっと軽くなっていた。
💙「ふぅー……!」
💙「ジム、いいな……」
💙「割引券ももらったし、ちょくちょく通ってみようかな」
──────────────
それから――
気づけば、定期的に通うようになっていた。
家の全身鏡の前で、
ポーズを決めてみたりなんかして。
💙(お……?いい感じじゃね?)
そのとき――
ぷるるるる
スマホが鳴る。
ひかるからだ。
💙《もしもし?》
💛《翔太、明後日さ。一緒に出かけないか?》
💙《あー……》
その日は、ジムのイベントに誘われていた。
💙《えっと……》
💛《なんか、用事あるのか?》
💙《いや、大丈夫!》
💛《……無理してない?》
💙《え、なんで?》
💛《最近、翔太から連絡来ないし》
💙(え……ひかるがそんなこと言うなんて)
💛《……なんか、隠してる?》
💙《隠してねえよ!!》
💙《明後日、絶対行くから!》
思わず、強く言い切ってしまった。
――無理やり、約束を取りつけた。
──────────────
デート当日――
ひかるおすすめのサウナ&日帰り温泉に来ていた。
ふたりきりの時間。
💙「ふぅーー!」
💙「きもちいー!!」
先に湯船に浸かる渡辺。
少し遅れて、ひかるも入ってくる。
💛「……よかった」
💙「え?」
💛「楽しそうで」
そう言って、やさしく微笑む。
💛「ごめんな、なかなか予定合わせられなくて」
💙「いや」
💙「俺の方こそ……ごめん」
💙「ちょっと、めんどくさいやつになってた」
💛「そんなことない」
💛「……ねぇ、翔太」
💙「ん?」
💛「なんか、身体……鍛えた?」
💙「……!!」
(うわ、さすがだな…)
(やっぱ、ひかるなら気づくよな……)
💙「実はさ……」
💙「ジム、通い始めてて」
💛「……え」
💙「まぁ…ひとつの趣味、みたいな感じでさ」
💛「……」
💙「ほら、ひかるも筋トレ好きだし、今度――」
言葉は、最後まで続かなかった。
ぎゅっと、抱き寄せられる。
少し強い力。
💛「……身体、触られてるよな?」
💙「そ、それは……まぁ」
💛「なんか……嫌だ」
💙「……っ」
💛「俺の家で、やればいいだろ」
💙「いや、でもひかる忙しいだろ」
💛「合鍵、作る」
💙「え?」
💛「好きに入っていい」
💙「いや、あの」
💛「……それか、そろそろ一緒に住むか?」
💙「ちょっと待て!落ち着け!!」
ぱっと身体を離す。
そのとき見えた表情は――
少しだけ、切なそうで。
💛「……ごめん」
💛「俺も、結構めんどくさい奴だな」
💙「……嫉妬、してくれてる?」
💛「……」
岩本は小さく、頷く。
💙(なにそれ、かわいすぎだろ……!)
💙「ごめん、ごめん!」
💙「じゃあ次から、ひかるの家でやろうかな!」
💛「筋トレ器具、もっと揃えるから」
💙(え、まだ増えるの!?)
💙「いやいや、初心者の俺にはあれで十分!」
そのあともしばらく、
ふたりのやり取りは続いていった――
──────────────
帰り道――
いつもの街に戻ってきた。
車を降りて、少し買い物をしたりして。
そのとき――
ふと、見慣れた看板が目に入る。
💙「ここだよ、俺が通ってたジム」
何気なく紹介した、その瞬間。
○○「あれ!渡辺くん!」
聞き慣れた声に振り向く。
担当してくれていたトレーナーだった。
○○「今日イベント来てくれなかったじゃん!」
○○「寂しかったよー!」
そう言って、気軽に肩を組んでくる。
💙「すみません、今日は大事な予定があって」
○○「へえ〜、お友達?」
ちらりと、隣にいるひかるを見る。
○○「いい身体してるね!」
○○「ジム仲間?」
💛「いえ」
💛「恋人です」
淡々と、真顔で言い切る。
💙(ぎゃあああああ!!)
一瞬で顔が熱くなる。
慌てて、ひかるの手を引いた。
💙「じゃ、失礼します!」
半ば強引に、その場を離れる。
少し歩いてから、
そっと隣を見上げると――
💛「……」
明らかに、不機嫌な表情。
💙(うわ、めっちゃ拗ねてる……)
でも――
💙(ちょっと、うれしいかも)
繋いだ手は、そのまま離さずに。
ふたりは、ひかるの家へと向かった――
──────────────
岩本の家――
ふたりでソファに座る。
さっきから、ひかるはずっと無言のままだった。
💛「俺がもっと……」
ぽつりと、口を開く。
💛「ちゃんと構ってあげられてたら……」
💙「ひかる?」
💛「……俺の責任だ」
💙「ひかるってば!」
たまらず、渡辺の方から抱きしめる。
💙「ねえ……」
💙「ひかる、かわいい」
💛「……」
💙(あ、やば……つい口が滑った)
“かわいい”と言うと、少し機嫌が悪くなるのを思い出す。
💙「ごめ――」
言い終わる前に、
後頭部を引き寄せられる。
そのまま、唇が触れ合う。
💙「……っ」
少し余裕のないキス。
触れられるたび、力が抜けていく。
気づけば、ソファへと身体を預けていた。
そのまま――
ひかるの影が、覆いかぶさるように落ちてくる。
──────────────
💛「かわいいって、言うな」
少し拗ねた声。
逃がさないように、距離を詰める。
💛「かわいいのは、お前の方だ」
💛「どうせ、トレーナーにも可愛いって言われたんだろ」
……うっ、バレてる。
💙「……っ、言われてないって」
💛「ほんとか?」
じっと見つめられて、言葉が詰まる。
💛「へらへらしてたんじゃないのか」
💙「してねぇって……ひかっ…」
💙「んっ…」
最後まで言わせてもらえない。
舌を絡ませたキス。
💙「…はぁ、…んっ、」
💛「取られるかもしれないって思ったら、」
💛「俺…」
言葉が詰まる。
💙「……何言ってんだよ」
💙「俺はひかるしか見えてねえって…」
顔を真っ赤にして言う。
💛「……」
やっと少しだけ、力が緩む。
でも――
💛「今からする」
💙「え?」
💛「もっと、俺のこと好きって証明して」
囁く声はやさしいのに、どこか意地悪で。
💙「何言ってんだよっ…」
💙「……ちょっ///」
服をまくり上げ、胸元に唇を寄せる。
もう片方は指でつまむ。
💙「んぁっ…!」
身体がビクッと跳ねる。
そのまま腹筋、そしてお臍へと唇を這わす。
💙「くすぐってぇ……」
💛「前よりも腹筋、綺麗に割れてるな」
指で、すーっとなぞる。
💙「あぁっ…//」
思わず、身体をねじらせる。
💛「やっぱ…妬けるな」
内股になっていた渡辺の足を広げさせ、
太腿をなぞるように触れていく。
💙「…おいっ…」
そして、
手の平で、渡辺のモノを包み込む。
💙「んっ…」
💛「…可愛い反応」
💙「……ったく」
💙「久し振りなんだから…優しくやれよ」
💛「舐めていいか?」
💙「…わざわざ、聞くな!、」
ふいっと顔を逸らす。
岩本は先端へと唇を落とし、徐々に咥え込む。
💙「……んっ、…」
いつもと違う甘い声。
上下に口を動かしていく。
💙「あっ…、んっ♡」
両足がピクピクと震えだす。
甘い息を漏らし、目に涙を溜めている。
俺しか知らない顔───────
岩本はふっと微笑んだ。
💙「……何笑ってんだよっ…んっ、//」
中指を押し当て、渡辺の中へ。
💙「…んっ、まって、」
💛「待たない」
更に奥へと指を進めていく────
やがて、中指が全て入り込む。
💙「んっ、…はぁっ…」
すると、岩本は指を動かすのをやめる。
💙「……っ?」
💛「…どうしてほしい?」
💙「……」
💙「いじわるすんなよ」
💛「俺にちゃんと教えて」
渡辺は、視線を逸らす。
💛「こっち向いて」
頬を優しく掴み、こちらへと向けさせる。
💙「……」
💙「…いつもの、」
💙「俺のすきなとこ、…」
💙「さわれよ…」
頬を赤らめ、
眉は力なく下がり、
瞳からは静かに涙がこぼれている。
その無防備な姿に――
岩本の理性は、もう限界だった。
渡辺の好きな箇所を、指で何度も刺激する。
💙「ふぁっ、…んんっ、…!!」
指をキュッと締め付けてくる。
💛「力抜いて」
💙「んっ…むりぃっ……」
いやらしい音が部屋に響く。
最初は閉じ気味だった足も
今では快感のあまり、いやらしく広げている。
💛「…丸見え」
💙「言うなぁぁ、……//」
徐々に渡辺の腰が反り返り、ついには
欲を吐き出した。
💙「んっ、……はぁ、っ…」
💙「ごめんっ…ソファ汚しちまった…」
💛「気にすんな」
そう言って渡辺の両膝を掴み、持ち上げる。
先端を押し当て、徐々にソレは中へと沈みこむ。
💙「んぁあっ……はぁっ、……」
奥の一番敏感なところを刺激する。
💙「あ、そこっ…♡」
甘い声と共に強く締め付けてくる。
💛「……っ」
音を立てながら、肌と肌は深く触れ合っていく。
💙「んっ…ひかるっ、」
💙「好きっ…」
後半になるにつれ、
翔太は、何度も「好き」と囁いてくる。
その言葉が――
どうしようもなく、胸に響いて、たまらない。
💙「…あっ…、んっ!!」
💙「ひかる、……ちゅーして、…」
そして、素直に甘えてくる。
そんな姿に引き寄せられるように、
岩本は顔を近づけた。
💙「……んんっ、んっ」
角度を変えながら、何度も繰り返されるキス。
やがて唇が離れ――
渡辺は、岩本の背中にぎゅっと腕を回す。
そのまま耳元で、
💙「大好きっ……」
甘い吐息とともに、そっと囁かれた。
──────────────
数日後――
ガチャッ、とドアが開く。
仕事を終えた岩本が帰宅した。
💙「おかえり……」
💙「ごめん、合鍵使った」
💛「ただいま……」
帰ったら、翔太がいる。
それだけで、頬がゆるむ。
どうやら筋トレの最中だったらしく、少し汗ばんでいる。
💛「好きに使っていいから」
💛「あと……」
💛「よかったら、教えるし」
💙「え!教えて!」
ぱっと、嬉しそうな表情になる。
――が、
そのトレーニングメニューがあまりにも厳しすぎて、
翔太がキレるのは、もう少しあとの話。
おわり。
──────────────
今日で仕事はひと段落しました!
明日からGW✨
5月3日・4日は投稿お休みします〜!
みなさんも、素敵なGWを過ごしてくださいね☺️
そして――
もうすぐ、ふっかさんのお誕生日!💜✨
2026年5月2日 MIの部屋
コメント
21件
初めまして。 やっぱり💛💙は良いですね〜☺️✨

最高でした💙
花凜