TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する



1ヶ月姿を見せなかったサノス。

SNSも更新停止。ファンからは「活動休止?」「逮捕された?」などの声が飛び交っていた。


そしてある日、突如彼の新曲がドロップされた。


『ナムス』


MVは暗い地下室で膝を抱えるサノスが、意味不明な英語と韓国語でラップするだけ。

途中、ナムギュを思わせるシルエットに向かって「Don’t go」「Stay」「I buy flower」「ほんとは…ごめん…」と泣きながら叫ぶ。


コメント欄は大荒れ。

「怖い」「元カノガチで出すなよ…」「でも曲だけ良いの腹立つ」




ナムギュの元にも曲は届く。


ジュンヒョン「聴かない方がいいよ。絶対心乱れる」

ナムギュ「……でも、ちょっとだけ。ケリつける意味で」


再生ボタンを押す。

サノスの掠れた声、歪んだ音、懺悔のようなラップ。

一部、あまりに情けなくて笑ってしまう。


ナムギュ「……あの人、ほんと、バカだったな」




しかしサノスは、次の一手をすでに用意していた。


・ナムギュが毎朝通る道の電柱に「ナムス すき」落書き

・バイト先にサノス風の花言葉カードだけが定期的に届く

・道端の自販機の横に、ポケットサイズのラブレター(タイトル『俺のbad』)


そして――

ある日、ジュンヒョンとナムギュが歩いている前に、サノスが現れる。


サノス「wait… please…just one talk」

ジュンヒョン「道をあけてくれ」

サノス「俺、変わった…努力した…waterも飲んだ…(?)」

ナムギュ「……もういい加減にしてください、アニキ」


そのナムギュの一言に、サノスの目がまた少し潤む。


「それだけで…生きてける気がした…」



このあとどうしよ



この作品はいかがでしたか?

44

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚