テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

一覧ページ

2j3j集

第8話 - rbru (🐙🌟×👻 🔪)

582

2024年10月11日

#2434BL

#2j3j

#2434

びゃくや

わんくっしょん

嫉妬で不安になるkyngとhsrb

※こちらはnmmn作品になっております。

ご本人様とは全くの無関係です。

文が拙い、ちぐはぐな部分がありますが脳内変換していただけると幸いです。

地雷の方は自衛のため、お戻りください。

｢ほしるべ…｣

いつの間にか近くに来ていた小柳が酷く弱々しい声で星導の背に頭をグリグリと擦りつける。

驚きで食べていた貰い物のクッキーを落としてしまうも申し訳ない気持ちより珍しい小柳のことで頭がいっぱいだった。

ここはDyticaの拠点であり、任務を終えた星導は家に帰ることが面倒くさかったため、今日はここで寝ようとダラダラと過ごしていた。

と、そこへ同じく任務終わりであろう小柳がやってきたのだ。

面と向かって会うのは5日ぶりほどだろうか。

後ろから腕を回されホールドされているため、どんな顔をしているか見ることができない。

何かあったのだろうと察し、そっと手を伸ばすと青みがかった髪を撫でた。

｢小柳くん。顔が見たいので一度離してもらえますか？｣

｢…ん｣

そう諭すと素直に腕を離される。

座ったまま身体の向きを変えると向かい合う形になり、俯いている小柳の顔を覗き込んだ。

いつもより血色の悪い顔には濃い隈ができていた。

｢隈、酷いですね。寝れてないんですか？｣

｢……｣

｢小柳くん？｣

目にかかった髪を掬い、耳にかけてやると、月のような瞳が露わになる。

その瞳の奥にはいろんな感情がごちゃ混ぜになった色が滲んでいた。

｢…とりあえずベッドに行きましょうか｣

あえて言及せずにそう言うと小柳も何も言わずにこくりと頷いた。

膝を立たせ、立ち上がろうとすると控えめに袖が引かれる。

珍しい小柳に一瞬驚くも膝裏と背を支えて抱え上げれば、手を首に回され、ぎゅっと抱きつかれる。

(…軽いな)

恐らくまた痩せたのだろう。

3週間ほど前に怪我で抱きかかえたときより軽くなっている。

明日は店にでも行ってご飯を食べさせてやろう、と心の中で呟いた。

寝室の扉を開けると部屋の電気は付けずにベッドへ向かう。

部屋の明かりをつけるよりもサイドチェストの照明をつけたほうが明るさ的には丁度いい。

小柳をそっと下ろすと仄暗い部屋を少し明るくする。

照明をつけるとベッドに腰を下ろし、足元にある布団を引き寄せた。

半分ほど寄せたところで肩に温度を感じ、隣を見ると視界に金色が飛び込んできた。

合わせられた柔らかい感触と鼻を掠めたホワイトムスクの香りに目を見開く。

｢こやなぎく｣

｢うるさい｣

驚いた星導の言葉を遮り、後ろへと押し倒す。

ぼふっ、と枕に頭が沈むと星導の顎を掴む。

｢こ、こやなぎくん？なんですか、急に…どうし、んむっ｣

星導の言葉を遮り、貪るように何度も口付けをする。

部屋の暗さや逆光も相まってどんな表情をしているのか分からない。

何度目か、ゆっくり離れた合間に空いている手を伸ばし、そっと小柳の頬に触れた。

少し鼻を鳴らす音が聞こえたかと思うと温かい水滴が指を濡らす。

｢え…｣

ようやく見えた顔は弱々しく下げられた眉と涙で歪んだ瞳をしており、慌てて上半身を起こす。

逃げようとした小柳の手を捕まえ、自身の方へ引き寄せる。

腰に手を回して固定してしまえば抵抗を止め、大人しくなった。

目を合わせると堪え切れなくなったのかじわっ、と涙が滲み、瞼から零れ落ちた。

｢本当にどうしたんですか？具合悪いとか…｣

恐る恐る聞いてみるも違うらしく、小柳は首を横に振った。

サイドテーブルに置いてあるティッシュへ手を伸ばし、そっと小柳の目元を拭っていると唐突に肩へ頭が押し付けられる。

｢なぁ…昨日いっしょに歩いてたやつ、だれ｣

ぼそぼそと聞こえた震える小さな声とともに彼の手が縋るように服を掴む。

(昨日？…あぁ、もしかしてあのことかな)

記憶の引き出しを開け、小柳の言うようなものを探す。

それらしきものを思い出し、自身の肩口に頭を押し付けながらすんすんと鼻を鳴らす小柳の姿に愛おしさで微笑んだ。

手にあったティッシュを丸めると近くのゴミ箱へ捨て、小柳の顔を上げさせる。

そのままへの字の口へ自分の唇を合わせた。

突然のキスに星導の手に挟まれた小柳は涙で潤んだ目を丸くする。

｢あれは前に鑑定の依頼を受けた方の娘さんです。付き合ってほしいと擦り寄ってきたときに絡まれたのを見たんですね｣

きちんと断りましたよ、と言うと勢いよくぎゅっと抱きつかれ、後ろへ倒れそうになるもしっかり支える。

よかったと安堵したように息を吐いた小柳の背に手を回し、青みがかった髪を梳くようにして撫でた。

｢不安になっちゃいましたか？｣

そう聞くと肩に埋められた頭がゆっくりと上下する。

抱きしめられた腕に力が込められ、それに応えるように身体を引き寄せ、しっかりと抱える。

｢ほしるべ。あした、さ…休みだよな…？｣

恐る恐る口から紡がれる言葉。

その先に出てくる言葉を想像し、期待に染まる。

｢え、っち…しよ？｣

｢う”、ふっ…あぁ”ｯ、ほしぅべ…ｯあ”、ん”ｯ｣

普段クールでかっこいいと数多の女性から好意を向けられているヒーローの彼は何処へ行ったのか。

己の下で押し寄せる快感によがる姿は誰が想像できよう。

伸ばされた足を持ち上げ、ナカを抉るように動かせば一際大きな喘ぎが発せられる。

｢あ”ぅｯ、ん”、くっ…ほしるべ…ぇ”、ほし…るべｯ、ひぅ…う、あ”ぁ”ｯ｣

｢かわい…｣

必死に自分の名前を呼ぶ恋人を抱きしめ、ぐっぐっ、と奥を突く。

卑猥な音を立て、既に出された白濁が太腿を伝い、シーツに染みを作る。

ぐぽっ

｢〜ｯ！？｣

人の身体から鳴ってはいけない音がしたのち、目の前が真っ白になる。

声にならない悲鳴を上げ、何度目か分からない絶頂に達した。

トびかけた小柳に構うことなく、ぐぷっ、と音を立てナカを穿つ。

｢あ”…ま”ｯ、ほし、ぅ”べ…ｯ、やあ”ぅｯ｣

｢俺がどれだけ小柳くんのこと愛してるか分からせてあげますよ｣

だから、がんばって？

そう囁いた星導は小悪魔のようだった。

2j3j集

作品ページ

次の話を読む

この作品はいかがでしたか？

582

0件

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！

びゃくや

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

2j3j集

第8話 - rbru (🐙🌟×👻 🔪)

作者の他の作品すべて見る

#2434BLの新着小説
一覧

関連するタグ

2j3j集

第8話 - rbru (🐙🌟×👻 🔪)

作者の他の作品すべて見る

#2434BLの新着小説一覧

関連するタグ

#2434BLの新着小説
一覧