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翌日
華秋)よし!
昨日と同じで男装し学校に向かうとなんか重々しい雰囲気だった
華秋)??何してんの?
桜)!!華秋!
華秋)??本当にどうした?
桜)聞いてくれよ!お前をここに連れてったあと俺ら見回りしただろ!そんときによ〜……
詳しく話を聞くと私を学校に置いた後見回りを再開…が、とある場所で中坊がとある学校の生徒に追い掛けられているのに気づき追い掛けている生徒を桜と長髪の男が蹴りを入れてしまい…蹴りを入れた生徒の学校の偉い人が来て喧嘩を桜がふっかけてしまったらしい…まぁ、つまりは他校との交戦が始まってしまう…と、言うわけだ
華秋)えっと…その他校ってのは?
蘇枋)獅子頭連…力を崇拝しているという高校
華秋)あらァ…お気の毒にね
蘇枋)桜君と杉下くんが飛び蹴りなんてするから…
桜)いやいや!アイツらが先に俺らのとこのやつに手ぇ出したのが先だろ!
華秋)ふーん…(気に入らねぇな…)なぁ、それ参加していいか?ただの見物人みてぇな感じだけどよ
蘇枋)見物人って…自己責任になるよ?
華秋)へーきへーき♪お強いもん♥
蘇枋)強いって…実力知りませんけど…
華秋)だーじょぶ!ほらほら!今日なんでしょ?問題起こさないから〜♪
蘇枋)は、はぁ…(まぁ、いいか……)
獅子頭連の領土
??)あれぇ?お客さんがたくさんだ〜!
華秋)ども
??)あれぇ…昨日居なかった子がいる…
一)こいつは華秋だ、そんじょそこらのドーベルマン見てぇに噛み付いたりしねぇから安心しろ
??)本当か〜?
一)俺が言ってんだ、早く連れてけ
??)はいはーい♪
案内をされ獅子頭連の本拠地に着いた
そして、着くなり獅子頭連の連中が騒ぎ立てた
華秋)結構賑やかだな…
桜)早くやろうぜ!
華秋)そこのドーベルマンはちょっと待て
桜)チッ
華秋)へーへー、利口さんですねー
暫くしていると杉下さんがご指名をくらいステージに上がった
華秋)あの子よくガン飛ばすよねぇ…私もよく飛ばされたけど
一)あいつ…お前が女だってわかったから余計に強く当るようになっただろ
華秋)へーきデース
一さんと柊さんの間に座り喧嘩を眺めていると突然後ろから肩を触られ反射的に殴りそうになったが一さんに手を握られ私が殴ろうとしたのが分かったのだろう…正直止めてもらえてよかった
華秋)一さ…
一)お兄さんコイツになんか用?俺らの弟なんだけど
男)弟ォ?の、割にはすっげぇひょろひょろだな笑
一)ひょろひょろだけどコイツ強ぇから
華秋)!!(この人…なんで私の言うことをまるっと信じるな…)
男)え?こんなガキが?強ぇ?ぎゃはははは笑ねぇわ!お前ら落ちたなぁ?笑
華秋)てめッ…
柊)華秋!
華秋)う”~…
柊さんに手を握られ首を横に振り「動くな」と言われ渋々大人しく椅子に座る
男が私に絡んでいると私より少し背が低い…獅子頭連の総代、兎耳山が席から立ち上がり私に絡んでいる男の右頬を思いっ切り殴り「うるさい」と一言はなってから椅子に戻った
柊)…華秋、梅宮さんがバカにされても大人しくしろ
華秋)…はい……
悔しくて唇を噛み締めると一さんに優しく頭を撫でられ一さんの方を見ると笑って「大丈夫」と言ってくれた
華秋)はい!
一)っと、決着が着いたな
華秋)んぇ…
ステージの方を見ると杉下さんが勝ち無傷で立っていた
一)いいぞ杉下〜!
杉下)!!梅宮さん!
一)おぉ…あいつ犬か笑
華秋)わ、私やっぱり席変えようかな…
一)いーよいーよ笑
華秋)凄い睨まれたんですけど…泣いていいっすか…
一)まぁまぁ、強く言っておくから
華秋)な、ならいいですけど…
喧嘩大会(?)が終わった後
無事、一さん達が勝った
兎耳山は負けたのに物凄い嬉しそうな顔をして一さん達と呑気に話し込んでいた
華秋)はぁ〜…ほらあんたは大人しくしろ
桜)うるせぇー!
華秋)ダメだって!ちょ、動くなバカ!
桜)おまッ!ロープで俺を縛る方がやべぇだろ!
華秋)バカか!傷口から感染されても困るわ!
桜)だからってイタタタタタ!!!!!
華秋)もっと縛り上げてやろうか?
桜)おま、ヤンデレよりも怖いわ
華秋)大人しくしねぇ方がいけねぇだろ
桜の傷口に消毒液を塗りたくってから包帯やら絆創膏やらで傷口を隠して行く
華秋)ほれよ、終わりだ
縛り付けていたロープを解き桜の頭をポンポンと撫でると桜はすっごい不服そうな顔をして私の手を振り払った
桜)ガキ扱いすんな
華秋)へーへー笑
桜の怪我の面倒を見たあと獅子頭連の人達の手当も始める
華秋)動くなつってんだろ!お前らガキかよ!
兎耳山)痛い痛い!
華秋)あーもう動くなって!
兎耳山)梅ちゃーん!
一)華秋は手当がうめぇな
兎耳山)梅ちゃぁーん…
華秋)ほらもう終わりだから!桜ほど暴れなかったのは偉ぇよ
兎耳山の頭を撫で次に蘇芳に散々おもちゃにされた男の面倒を見る
華秋)…うん、蘇枋がそこまで手酷くしてくれてなかったから怪我はそこまでないね、ほらこれで冷やして
保冷剤を渡した後いちばん酷いのは…杉下の相手をしていたやつだ
華秋)こりゃ酷いなぁ…
杉下)……
華秋)手加減!
杉下)チッ…
華秋)舌打ちすんなバカ!アホ!加減も出来ねぇガキが…こちとら参加しねぇ代わりに手当だぞお前らの医者じゃねぇんだよ
いちばん酷い男の手当をして顔に保冷剤を優しく当て「杉下、コイツの面倒を見ろ」と指示を出すと女兼参加してない奴に命令されてイラついたのか直ぐに拳を振り上げ殴ろうとしてきたが…すぐに避け一さんに視線を送ると笑って頷いてくれたから反撃開始
杉下)!!
華秋)いてぇけど我慢しろよ!
床に手を着いてブリッジの体制に一時なってから蹴り上げそのままの勢いで体制を立て直す
華秋)っと…
体制を立て直すと避けたのか杉下がすぐに足払いをされ上手く対応が出来ず床に転ばされ目の前には杉下が拳を振り上げていた
華秋)!!
思わず股間を蹴り上げひるんだ所を三角絞めしてしまった…こういう書き方なのは…事後だからだ…
華秋)はぁ…はぁ…あ”……
気付いたら思いっ切り締め上げていた
杉下)う”〜…う”ー!!
華秋)ご、ごめ…えっと…ほ、本当にごめん……
力を緩めると杉下が胸倉を掴んで床に押付けてきた
華秋)!!(寝かせるか…)
杉下は片手で私の首を締めて来たが意識が朦朧とする前に思いっ切り右頬にストレートで殴ってやったが怯む怯む事無く締め上げて来た
華秋)カヒュッ…ハ、ヒュッ……ゲホッ(や、やばいやばい…いしきがッ…保て…たもて……)
落とされる…と思ったら一さんが割り込み華秋の名を呼んできた
華秋)ケホッゲホッ…ハ、ヒュゥッ…
一)落ち着け、ゆっくり俺に合わせろ
華秋)はぁ…ヒュッ…ケホッケホッ
一)ゆっくりでいい…落ち着け落ち着け
華秋)はぁ…はぁ…す、すみませ…お見苦しいのを……
一)変に体格がでかい男に喧嘩を売るな、落とされるって思っただろ
華秋)は、はい…すみません……やはり辞めるべきじゃ……
一)華秋、それは違ぇよ
華秋)んぇ…
一)杉下は味方だろ?敵じゃねぇ、な?
華秋)う”〜…
少し拗ねながらも首に湿布を貼り包帯を1人で巻いていると蘇芳さんが包帯をまくのを手伝ってくれた
華秋)…一さん……
一)ん?なんだ〜?
華秋)その……俺…もっと強くなれますかね…
一)!!筋はいーからその調子で喧嘩続けて!な!
華秋)!!はい!