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『クラスの陰キャ男子は”元”不良でした。』Episode.42
ぷちぷち→👀
ぽん太→🐤
いむ→🐾
ひなこ→🎀
のあ→🍪
るな→❄️
碧→🟢
-作者より-
今更ですが学生の方は夏休み始まりましたか?今年めっちゃ暑いので私はエアコン効いた部屋で思いっきり涼んで行こうと思ってます。部活と塾へ一言。滅びろ。
(7/26)
なぁデータ消えてたってマジ?? 泣いていいかな‥もう泣いてるけど…(泣)
✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼
side:?
「なぁ、ちょっっっっと待ってくれ。 脳内再生を繰り返そう。
いや繰り返しちゃダメだろなんだ脳内再生って!ちゃんと出力しろや!!
……いぃぃや俺ちゃんと書いたはずなんですけど?!?! 明らかにデータ消えてるだろこれ、なんかおかしいなと思ったよ!!
なんっっで違和感には気付いてたのに確認しなかったんだよ俺のバカアホ間抜けぇぇ!!!」
カタカタと忙しくパソコンのキーボードの音が響く。ついでに中性的な怒声も。
『彼』‥『彼女』と言った方が良いのか?
いや、そう呼べばさりげなく嫌がられるだろうな…『彼』と言うことにしておこう。
どうして彼がここまでイラ立っているのか、疑問に思う方もいらっしゃるだろう。ちゃんと説明するね。
……本文はしっかり2000文字以上書いたはずなのに、そのデータがすべて消えていたらしい。可哀想だなとつくづく思うよ。
どうか同情してやってほしい。
それでは、ある程度の記憶に沿って、オレの方から彼が書いていたものを改めてご紹介しよう。
……いや、改める以前にそもそも知らないのだろうけれどね。
それではそれでは、はじまりはじまり~…
✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼
『side:松海冬知 -matsumi futi
いむは昔っから体が弱かった。
俺がいむとつるみ始めたのは小学校高学年のころくらい。まぁ、厳密に言えば中学生のころからかな。
アイツは遊びに誘いに行く度にずっと寝込んでたし。ほぼ病人みたいなものだった。
──────────────
『いむ~、だいじょぶそ?』
「だいじょばない…」
『っはは、だよなー!笑』
──────────────
耳まで顔を赤くして、布団にずっとくるまっていたアイツの顔がよく思い浮かぶ。
アイツはずっと辛かっただろうな。普通に生まれて、普通に育って来た子供たちよりも相当お辛い生い立ちだっただろう。
俺だって、自分が普通の子供だとは思わない。当時は「普通なこと」に憧れていたんだろうけど、今じゃそれもどうだっていい。
姉が従姉になって、姉に戻って、また従姉に戻った。
“オレ”と彼女の関係性はそんなところ。
生まれたときは姉弟…つまり「姉」で、
少し育ったときには「従姉」ということにされ、
あの家から逃げ出したときはようやく「姉」と呼べるようになって、
最終的に、現在の高校生の段階では形式上は「従姉」ということになっている。
今そうなっている理由は大抵説明がつく。
ひなこはオレとは違って、ドが付くくらいの真面目な優等生だった。そんな奴の弟が、オレみたいな不真面目世界代表の陰キャだったらどうする?ひなこに悪い印象が付くのも当たり前だ。
だからきっと……
なーんて思っていたけど、実は違ったらしい。
──────────────
👀『ひなこ、その…ちょっといい?』
🎀「良いよ、どったの?」
👀『…あのさ、今だから聞きたいことなんだけど……その』
👀『ひなこが、名字…松海じゃなくて、今のにした理由って‥やっぱ、俺と姉弟なの嫌だから?』
🎀「……」
🎀「はーぁ、びっくりしたぁ……何かと思って身構えてたらそれのことね!わたしはぷっちーと姉弟なこと、誇りに思ってるよ?
だってこんな優しくて人のことばっか考えてるバカ、他に居ないもん!」
👀『そ、それは褒め言葉なんすかね‥?』
バカは褒め言葉じゃないんだけど‥貶されてるって感じはしない。
何というか、ほんのちょっとだけ…安心するような感じがした。
🎀「あのさ…わたしがそうしたのはわたしのためじゃない。どっちかって言えば、ぷっちーの方のため…かな」
🎀「ほらっ、わたしみたいなのと同じ扱いとか‥ぷっちーだって嫌でしょ~…ッ?」
ヘラヘラと笑いながらそう言う姉に対して、俺ははじめて本気でムカついたと思う。
👀『……なにいってんだよ…ッ(ボソッ』
🎀「え?」
👀『なに…いって……!何言ってんだよッ!!』
👀『俺が……”オレ”が、それを嫌だって言うと思ったかッ?!?』
🎀「ぷっちー…?ど、どうしちゃったの、急に怒鳴るとか…らしくないよ」
👀『らしくねぇのはひなこの方だろ!オレはそんなの嫌だなんて思わねぇっ!むしろッ…オレの方がお前より劣ってたのに……!!』
ひなこの中では、きっとオレの方が優れていたんだろう。
けど、オレはそうとは思わない。
人間は自分に足りないものを無意識に追い求めるものだ。だからひなこも、オレにあってひなこにないものを求めた。
だからオレを羨ましがってる。
……で?だから?
オレだってひなこのことを羨ましく思ってるよ、今までも今もこれからもずっとそうだって、自信を持って言えるッ!!
👀『……わかってるよ、わかってる』
👀『お前にないものがオレにはある。オレにないものがお前にはある…そんなの当たり前だ』
👀『だからって‥んなバカみてぇな真似しなくたって良かっただろうがッ!!』
どうしてほしいかなんて分からないよ
だって、オレはオレのことすら全然分からないんだ
“アイツ”のことすら理解出来なかったオレに
オレのことなんか理解出来るはずないんだ
🎀「………あぁ‥そっか。そうだよね」
🎀「……”冬知”、」
やめてくれ。
オレに、それ以上聞かせないでくれ。
頼むから、
……お願いだからッ‥
オレに、もう謝らないで
✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼
Episode.42
『追憶』 終了
Episode.43・・・8/2公開
次回もお楽しみに。
-作者より-
この度はどうもすみませんでしたぁぁ!!!!!
コメント
7件
夏休み始まりました! 全然大丈夫ですよ 更新遅くてもいくらでも待ちますから! いむさん病弱だったんだな これからいむさん何度か倒れそう
ひなこちゃんの「ぷっちーの方のため」っていう言葉、めっちゃグサッときたよ…!お互いを思いやる気持ちがすれ違ってる切なさがエモすぎる😭 冬知くんが本気で怒ったシーン、感情がビンビン伝わってきて震えた。データ消えちゃったの大変だったね…でもちゃんと書き直してくれてありがとう!次回も楽しみにしてるよ🌸