ウルsaid
『よし…追いかけて来てるな、?』
街中で戦ったりなどしたら、どんな被害が出るか分からない。
俺はダガーだから大した被害はないだろうが、問題は殺し屋の方だ。
『この前は毒ガス出してきたからな…俺は耐性付けてたがもし街中であんなの使われたら…』
考えられる範囲だけでも恐ろしい事態になる。
路地裏の壁を蹴り上がり、フェンスを掴む。
片足の勢いを使いそのまま屋上に上がった。
『…パルフィ、ハニー…騒がしくなるが許してくれよ…』
さぁ、墓場まで全力で走れ。
そのまま建物の上を走り、跳び、開けた場所に来た。
『…ここなら十分か。』
息を吸い込む。あの国に呼びかけをする為。
『スゥ…パルフィ!力を貸してもらえるか⁈俺の…俺の大切な存在を、傷つけようとしたヤツがいるんだ!』
…風が吹いてきた。冷たい、それでいて暖かい優しい風。
パルフィ「…久々だね、ウル。ふ〜ん…そんなヤツが…。いいよ。代わりに、次来た時みたらし団子持ってきてね。」
気づくと、後ろに一国が立っていた。
『あぁ…それぐらいお安いご用だ。ありがとう。助かる』
パルフィ「武器は?あるの?」
『ダガーがある。いつもより小さいんで慣れてないが…』
パルフィ「まぁ襲われるとは思わないもんね。無理しちゃいけないよ?」
『分かってるさ。………叩き潰してやる。』
ダガーを構え、獲物を狙うように姿勢を下げた。
さぁ、狩りの時間だ。
数十分後、追ってきた殺し屋を全員気絶させた。
『何人いたんだこれ…』
パルフィ「40…50はいるんじゃない?」
全員急所を打ったから、しばらくは意識が戻っても激痛で歩けないだろう。
『そうか…あとでアメリカ様を呼んどくよ。捕まえてもらっておく。』
パルフィ「そうして。…ね、ウル。さっき言ってた大切な人のとこ行かなくていいの?」
『…行っていいのか?…どうせなら一緒に来てくれないか。パルフィのこと、紹介したい。」
パルフィ「…いいよ。私も会ってみたいし。」
『よし、じゃ行くか。』
リルsaid
『よし…これだけ離れれば大丈夫なはずです。』
全員で走りながら、会議場まで戻って来ました。
ウルさん、大丈夫だといいんですが…。
ハート「アメリカ、絶対逮捕してくださいっす!!」
ウル、貴方はこんなに愛されてるんですよ?
なぜそれを理解しないのか…。
ジョア「…あ?何だあれ…」
視線を向けた先には、少し高めのビル。
その上を誰かが跳んでる…?
nosaid
ウル「お〜い!全員無事か〜⁈」
みながどこまで行ったのか探す為、ウルとパルフィはビルの上を跳んでいた。
パルフィ「…あれじゃない?あそこ。」
ウル「ッいた…!全員無事か…。よかった…」
パルフィ「降りようか…」
ハラン「無事でしたか…よかった…本当に…」
クロウ「一体どこまで行ってたんですか?ここまで来るのにこんなに時間がかかるなんて…」
イフル「何でもいいぜ…戻って来てくれてよかったよ…」
ウル「心配をかけた。それと、紹介したい国がいてな。昔からの友人で、
パルフィ「パルフィーナ共和国だよ。よろしく。」
ウル「俺の心配事が、とある事情で通じない国だったんで協力してもらったんだ。」
ハート「そうだったんっすか…よろしくっす!」
パルフィ「よろしく、ハートちゃん。」
ハート「あれ?私もう名前言ったっすか?」
パルフィ「んふふ…さぁね?」
穏やかな時間。暖かく、緩やかな。幸せな時間。
次は何をしようか…そんなことを考えていいはずなのに。
やはり罪人には、そんな時間はゆるされないようだった。
ウル「…、‼︎ まずい伏せろ‼︎‼︎」
その場『⁈』
ウル(なぜあそこにさっきの殺し屋が?仕留めきれなかった?いや違うあんな武器を持っているやつは居なかったはず、まさか応援を呼ばれた?)
ウル「今は…‼︎」
守れ。自分なんてどうでもいい。
バシュンッッッッッッ
ウル「グッッッ…‼︎」
脇腹を掠ったか。ドロドロとしたエキタイが流れ出る感覚がする。
ハート「ウルさn「伏せていろ!!!!」
言葉を遮る。頼むからそのままでいてくr
ウル「ウグッッ…⁈」
目の前に星が飛ぶ。
後ろに回り込まれていた。
頭か。だめだな、意識が、堕ち、
「…ウル?」
コメント
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パルパル「…ウル君?…君はいっつも無理してるよね…私は亡霊なんだから、私をこき使ってくれてもよかったのに。」
う、るく、…ケガシチャッタア‼︎←お前はシリアス癖を辞めろ。 てかウル君本当イケメンだなあ!? 大丈夫かァァァァァァァァハートちゃ!ウル君に目覚めのKISSを!!(( タイトルフラグ回収って事は目覚めた時に記憶喪失的な…!?
とりあえずハートちゃんがアメリカのこと頼ってる(?)のが尊いのは置いといて(((ウル君がああああああああぁぁぁハートちゃんに手当てさせるか(((←ハートちゃん一応医療免許持ってんのよ☆