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どうもはじめまして!!つなと申します!!
rn総受け主にsern推しとしてやらせていただいております!
今回の初めての作品もsernとなっております
全然青春!って感じのストーリーじゃなくてまぁまぁドロドロ展開なので、、、
好みの方だけこの続きをお読みください
それではどうぞ!(ちなみに付き合ってはない)
凛side
「凛」
冴が凛にそう呼びかける
優しくて俺が大好きな声
ただその声がいつもとは少し違うような、、、
「何?兄ちゃん」
「さっき話していた男は誰だ?」
そう言う瞳は針のように鋭くこれには流石の俺も怯んでしまう
どうしてだろう?俺何かしたっけ?
「誰って、、、マネージャーの人だけどそれがどうしたんだ?」
「ずいぶんと楽しくお話していたじゃないか」
「いや、、あれは日程の話をしてただけで、、、」
また兄ちゃんの顔が曇る
あれ、、?これはもしかして、、いやもしかしなくても、、
、、、兄ちゃん怒ってる?
「凛」
「えっ、、ちょっ!」
兄ちゃんはそう言うと俺を壁の方に押し付ける
恐る恐る兄ちゃんの顔を見るけどこれは完全に怒っている
他のやつならいつもの無表情のように見えるかもだけど長く一緒にいる俺なら分かる
「兄ちゃん、、、俺なんかした?」
すると兄ちゃんは呆れるようにため息をつく
「気安く男に話しかけるなって約束、もう忘れたのか?」
「そんな、、別にアイツとは日程の話をしてただけだし、、、、それにお前にそんな事を決められる筋合いなんて、、」
「黙れ」
そう言う兄ちゃんはどうやらだいぶ余裕がないように見えた
どうしてだろう?別に俺たちはただの兄弟であってそんな関係じゃ、、、、
「兄ちゃんほんとにどうしたの?今日の兄ちゃんなんかおかしいよ、、、」
「、、、、、、、」
すると兄ちゃんは少し黙り込む
「、、、、悪かった、凛。俺が少し早まりすぎたみたいだ」
そう言うと壁から手を離し俺を解放してくれた
「兄ちゃ、、」
「でもな、凛」
俺の言葉を遮るように兄ちゃんはそう言う
もう一度俺の目を突き刺すような真剣な目で
「俺はお前が心配なんだ。お前は自分が周りからどういうふうに見られているかきちんと自覚できてない。お前のことをいやらしい目で見てるやつなんて山程いるんだぞ。」
「いや、、は?いるわけねぇだろそんなやつ、、、、、」
正直兄ちゃんが言ってることが納得できない
俺をいやらしい目で見るってなんだ?
女が俺に対して好意のようなものを抱くならまだわかるけど、マネージャーは男だぞ?何を心配する必要があるのか
でも俺が否定しても兄ちゃんはため息をつくばかりだ
「15人」
「は?急になんだよ」
「この一週間で、凛のことをいやらしい目で見ていると俺が無理やり自白させた男の数だ」
「、、、、嘘だよな?」
「嘘じゃねぇよ、、ほんとにお前は危機感ってもんがないのか?」
「いや、、、、だって、、、」
そんなふうに思われてるなんて、、普通考えもつかないだろ
15人?意味がわからねぇ、、しかもこの1週間で?あまりにも非現実的だ
でも兄ちゃんは本気の目をしている
こんなときに兄ちゃんが俺に嘘をつくはずがない
「、、本当、、なのか?」
「さっきからずっと言ってるだろ?本当に決まってる」
「じゃあ兄ちゃん、、、俺はどうすれば、、、」
そう尋ねる声が少し震えてしまった
そりゃそうだ。それだけ俺のことを思ってる奴がいるなら俺はいつ襲われてもおかしくない状況にいるわけだ。いくらこの年でも怖いに決まってる。
すると兄ちゃんは考える素振りを見せ、俺にこういった
「俺以外のやつと関わらなければいい。そしたらお前に寄り付く奴も減るだろうし、何かあっても俺が絶対守ってやる」
こういうときの兄ちゃんは嘘をつかない
きっと俺のことが大切でこう言ってくれてるんだ。なら、、、、、
「うん、、、そうする、、ありがとう、、兄ちゃん」
「俺がやりたくてやってんだ別に構わねぇ」
兄ちゃんが両手を広げる
俺はその胸に飛び込んだ
暖かくて気持ちいい
これからはどんなことも兄ちゃんと一緒に乗り越えていきたい
兄ちゃんから離れると兄ちゃんはそのままどこかへ行ってしまった
そ の 横 顔 が 悪 い 笑 み を 浮 か べ て い る よ う に 見 え た の は 俺 の 気 の せ い だ ろ う か ?
初めてなのでちょっと下手くそですが、、、完成した達成感すごいです(笑)
それにしても最後の冴さんのあれはどういう意味だったのでしょうか、、、、
続きをお楽しみに!!