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火星人「言わば、人類のお母さんになるのかな?」
少年「あなたがお母さんなら、神様と言うこと?」
火星人「地球で言うところの神様に当たるのかもね。火星人は地球人よりも遥かに知能が高く、寿命も長い。私が若い頃は火星人はたくさんいたけど、今では私を含め3人。私は途方もなく長く生きてきた。もう生きられない」
少年「そうなんだね」
火星人「最期にあなたに伝えたい。水星の人達を救ってあげて」
少年「水星?」
火星人「遥か昔、水星は暖かく豊かな星だった。今では灰色の雲に覆われて稲光のする暗い星になってしまった。水星には古代エジプト人の子孫と動物と昆虫達が暮らしている」
火星人「昔のような暖かく豊かな星に戻してあげて欲しい。あなたなら出来るはず。。それを伝えにやってきた。。さようなら。。」
少年「待ってもっと話を聞かせてよ。僕にそんな事出来ないよ!」
火星人「大丈夫きっとあなたなら出来る。。私はもう死ぬ。。」
少年「死なないでよ!」
火星人「さようなら。。」
つづく。