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火星人の声が聞こえなくなり、夜が明けた。少年は途方に暮れていた。
少年「僕に何が出来るのだろう…」
そんな事を考えて居たら部屋の隅でゴソゴソっと音がした。ゴキブリだった。少年はゴキブリって驚きながら恐る恐る近ずいて行った。その時、また声が聞こえたのだ。
ゴキブリ「殺さないで!」
少年「ゴキブリが喋った」
ゴキブリ「僕の声が聞こえるの?地球人は僕の言葉が分かるの?」
少年「地球人って君はただのゴキブリでしょ?」ゴキブリ「僕は水星から来たれっきとした調査員だ。今は地球を調査してる。名前はピノ」
少年は火星人の事を話した。
ピノ「そうなんだ。僕は調査員であり、キングダムの王子。けど、見た目がコレだからいつもイジメられてる。だから友達がいないんだ。」
少年「キングダム?君は王子なの?」
ピノ「お父さんはゴリラでお母さんはゴキブリ。僕もゴリラに生まれたかったよ。お父さんは、たくましくカッコイイんだ!」
少年「僕も友達がいない。ピノ!僕と友達になってくれない?」
ピノ「えっ!?僕と友達になってくれるの?」
つづく。