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クロスオーバー(他界隈)
🌟🎼+刀剣乱舞
刀剣乱舞の刀剣達は個性ありますので、キャラ崩壊しまくりです(口調おかしい可能性大)
というか、全員キャラ崩壊かもです
れるさんの昔話
れるside
れるは特殊な家に生まれた
れるの家は厳しく作法などをちっさいころから叩き込まれた
そして、れるにはお兄様がおった
お兄様はれる達がある検査をするまでは
勉強を毎日こなし、作法がきれいな
れるからみて完璧なお兄様やった
でも、ある検査…霊力の検査をした後
お兄様は勉強をしなくなり、作法をミスっても怒られなくなった
それに比べれるは今まで以上の勉強時間になり
作法についても厳しく言われた
羨ましかった、
お兄様がお父様に連れられて遊びに行くのが
れるはずっと、ずっと…勉強してるのに
なんで?って何度も何度も自分の中でお兄様に問いかけた
その質問に答えは返ってくるわけなくて
お兄様はその答えの代わりに笑顔で出かける
れるが霊力を持っているからといって
人間であることは変わりない
だから、お兄様になれたら
自分に霊力がなければって考えた
考えても現実は変わらない
夜遅くまで勉強した
霊力の使い方も学んだ
作法を完璧に身に着けた
礼儀正しくして
お父様の言いつけを守った
それでも褒めてくれる人はいなかった
れるの頑張る理由はなかった
時々夜中に声をかけてくれるお兄様
嬉しいけれど
遊んでる人に言われるのはあまりいい気持ちにはならない
そんな生活を送っていたある日
お父様がお兄様をつれて出かけていった
これだけきくといつも通りだが
あの、お父様が焦っていたのだ
それから、数時間後に扉が開いた
いつも夜に帰ってくるのに…
と思いつつれるは出迎えた
れる「おかえりなさいませ、お父様、お兄様」
お辞儀をして顔を上げると…
思っていた姿とは違うお兄様と知らない人がいた
れる「ぉ…にい、さま?」
鶯丸「…すまない、最小限の手当はしたが死ぬかもしれない
寝かしといてあげてくれ」
れる「は、はい」
鶯丸「君の父親は死んだ
その知らせと、謝罪だ
すまない、その子を傷つけて」
れる「…あなたがやったのですか?」
鶯丸「いや、俺の…俺が一番知ってる親しいやつだ 」
れる「そう、ですか… 」
何を言っても結果は変わらない…
この人は、心からの謝罪であるとは伝わる
でも、このひどい怪我を心からの謝罪で許せるかと言うと話は別
れる「…」
何か言わないと
でも、くにおが生きてて良かったってことで頭いっぱいで…
れる「ッ…もう大丈夫です
お兄様を生きて連れて帰ってきてくれてありがとうございました
何があったのか自分には分かりません
貴方も無事でよかったです
この度はありがとうございました」
鶯丸「しっかりしているな(ヨシヨシ
名は何という?」
れる「れると申します」
鶯丸「れるな…
じゃあ、また会えたら俺と茶を飲んでくれないか?」
れる「もちろんです!
では、また」
鶯丸「あぁ、また…」
くにの部屋
お兄様を寝かしたはいいけど
お父様も死んだ
この家はどうなるんだろ
くに「パチッ)っ…」
くに「イッ」
あ、起きた…
弟「なにが、あったッんですか?」
くに「…ごッイッ…」
謝らんでええのにな
弟「喋らなくて大丈夫です…
紙に書きましょう」
くに「ごめん、俺もあまり覚えてない」
弟「そうですか…
お兄様が帰ってきてくださって良かったです 」
本当に覚えてないのだろうか
でも、これぐらいのケガを負ったんだからショックで忘れてたりしてもおかしくないか…
って、え?
なんで泣いてるん!?
れる「それ以上体の水分無くしたら死ぬで!?」
くに「笑」
なんで、苦笑いでも笑うんやろ
使用人「くに様、れる様
お父様が亡くなってしまった今
ここの家柄を継ぐ人はお二人しかおりません
ですが、お二人のお父様の弟様が色々ありましたようで政府の方から連絡が来ておりますので目を通していただきたく存じます」
くに「…」
れる「わかっ…わかりました」
政府って…
【虹雲家様へ
君達の父の弟、虹雲本丸が事件を起こした
そのことはこちらで処理した
このことは他言無用だ
言えば処刑だと思っててくれ
いくら、弟といえどその家系の血筋
その家は取り潰すため2人は政府が指定した一般家庭の家にそれぞれ行ってもらう
そして、くにがこの事件のことを覚えていた場合いろいろ聞きたいため一度政府に来てもらうこととな
読み、事件の件をくにが覚えているかどうかの返事を待つ
政府より】
こちらで処理…な
なんか、いろいろ罠ありそうやな…(
れる「それぞれ、別ってことやんな」
くに「コクッ)」
れる「くにお、返事かいてくれへん?」
くに「コクッ)」
【政府様へ
全て把握いたしました
そして、私くには事件のこと及び自分の怪我のことを何も覚えておりません
起きたらこの状態で私自身何があったのか知りたいぐらいでございます
なので、そのような事件があったことも今初めて知りました
お力になれず大変申し訳ございません
そして、私達2人が指定していただく家に行くのに3日ほど準備の時間も設けていただきますと助かります
虹雲家(くに)より】
れる「なぁ、別々になるんやろ
くにおとはもう会えへんの?」
くに「…きっとあえるよ 」
…絶対そう思ってない目しとるのに
よく言うわ…
あ、そうや、早く使用人にわたさな
れる「ぁ、これ政府に届けてください」
使用人「かしこまりました」
くに「れる、準備しておいで」
れる「わ、かった」
れるの部屋
準備かぁ…
れる「なにがいるやろ 」
まず、服とか筆…使ってたもんやな
他は、昔お父様が買ってくれた
和風の欠片もない星のキーホルダーと
あとはそうやな〜
れる「…写真、な」
れるはこの家から去って楽しかったら
この家のことは忘れると思う
写真…忘れたくないなら持っていくべきよな
逆に言えば忘れたいなら捨てていくべき…
れる「…ごめん」
写真や昔の思い出に謝罪をして
れるは、写真を机の上にもう一度立てかけた
持っていかへんことにした
勉強ばっかりなのは楽しくなかったし
思い出しても良いものではないから
れる「よし、もどろ!」
くにの部屋
あ、なんか紙見とる
れる「くにお…手紙来た?」
くに「コクッ)」
そこには
【虹雲家様へ
全て把握感謝する
何も覚えていないのか
残念だが仕方のないことだ気にするな
3日だな、把握した
3日後ここのに向かってくれ
住所の記載は別のメモにしておく
れる様→五月雨家
くに様→夜宵家
手紙の返事はもういらぬ
政府より】
れる「…五月雨」
五月雨…か
虹から雨
れるの苗字は天気ばっかりやん…w
なんて思いながら五月雨という字をじーっと見る
くに「五月雨れる…いい響きじゃん」
いい響きやろか…
虹雲れる、五月雨れる…
確かに五月雨のほうがええかも
れる「そうやな…」
くにおは…
れる「夜宵くに…か」
…あまり似合ってないなんていったら失礼やろか
くに「…うん、お互い頑張ろうね」
その顔…やめてほしいわ
悲しそうな泣きそうな顔
れる「おん」
それからあっという間に3日が経った
くにおの怪我は当たり前に完治なんてしとらんくて
傷口が塞がってるかもわからないぐらいやった
…だから、夜宵家では安静にして幸せになってほしいな
れる「…では、元気でお兄様
いや、くにお」
そう思いながら、言葉遣いを改め最後の挨拶をし、言い直す
本当のれると虹雲のれる
果たしてくにおはどちらのれるが好きなのだろうか
なんでしょーもないこと思いながらくにおを見つめる
そしたら、
くに「コクッ)またッね゛、れ”ッるち」
なんて…死にかけなのに言うもんやから
びっくりして目を見開く
くに「ッ…」
その瞬間くにおの首から赤いものがドバっとでてきた
れる「くにッ」
咄嗟名前を呼ぶ
くに「フルフル)」
でも、くにおは
気にせず行ってと言っているように首を振った
だから、その気持ちを無視するのは失礼にあたるなと思ったから
れる「ッ…ぃ、ってきます」
涙目で挨拶をした
これは、最後にふさわしいかでいうと
ふさわしくもなく作法なんかないのだろう
くに「コクッ)」
頷くくにおを後ろにれるは門を出る
どうか…くにおが幸せでありますように
お父様、今までありがとうございました
さようなら
れるは新しい人生を歩みます
れる「…五月雨、どこや」
なんてカッコを付け心のなかで挨拶をしたものの…
絶賛迷子☆
れる「はぁ…ほんまどこ」
というか、ここみんな和服ちゃうねんけど
れるめっちゃ浮いとるぅ…
???「ねぇ、君迷子?」
れる「えっと…」
???「あ、違うかった?」
れる「そうです、迷子です
この住所にいきたくて」
???「連れて行ってあげようか?」
れる「よろしいんですか?」
???「うん、ここらへんだし」
助かったぁ
れる「えっと、君名前なんて言うんですか?」
ゆう「如月ゆう」
れる「ゆう、さん…本当にありがとうございます」
ゆう「呼び捨てて大丈夫だよ
君は?」
れる「自分は…」
なんて名乗るべきなんやろ
虹雲?五月雨?
ゆう「ん?」
れる「えっと、れるって言います」
ゆう「れるくんか!
あ、ついたよ〜」
れる「ぁ、ここが…
ゆうさん本当にありがとうございました
助かりました」
ゆう「いえいえ!
またね〜」
れる「はい!」
ここが…
一般家庭にしてはでかい?
気の所為か
れる「えっと…」
これ、扉叩けばええんやろか
いつもの持ち手がないんやけど
いつも、持ち手もってノックしてんのに
なんやっけあれ、ドアノッカー?
そんなやつないんやけど…
まぁ、ええか
コンコン
れる「…」
あれ、ミスった?
もう1回やる?でも失礼やしな
ゆう「いや、何をしてるの?」
れる「へ!?」
ゆう「中の人に用があるならチャイム鳴らさないと」
れる「チャイム?なんですかそれ…」
ゆう「え?ここを押して用件を言うの
そしたら、でてきてくれるはずだから」
れる「なるほど…
ありがとうございます」
ポチッ)ピーンポーン
れる「!?」
ゆう「…」
???「ふぁーい!」
れる「あ、えっと、五月雨家様に引き取られることになったれるともうします」
???「ふぇ?」
なんやこの頭悪そうな返事(
れる「…」
???「ぁ、すみません、息子が
今でますので!」
れる「は、はい」
ガチャッ
???「すみません!
えっと、あなたがれるくんですね
待ってました 」
れる「はい、れると申します」
こえ「僕こえー!!」
れる「…こえ、さんですね
これからよろしくお願いいたします」
こえの母「こえ!?
すみません、こえの母です
とりあえず上がってください!」
れる「はい、おじゃまします」
五月雨家
すっごいきれいにされてる
こえ母「ここで話しましょう」
れる「はい」
これで認めてもらえるかが変わる
こえ母「ある程度の事情は聞いています
これから、五月雨家の家族としてよろしくお願いね
れるくん」
あれ、なんかすんなりやな
れる「快く受け入れてくださりありがとうございます
そして、これから五月雨と名乗る許可を与えてくださったこと心から感謝致します
これから、多くのご迷惑おかけすると思いますがよろしくお願い致します(お辞儀)」
こえ母「…礼儀正しい子ね」
こえ「なんで土下座してるのー?」
こえ母「こら!
あ、れるくんは何年生なのかしら」
れる「小1です」
こえ母「あら、こえと同い年なのね 」
れる「そうなんですね」
こえ「…れるちは、なんでそんな堅苦しーの?
それになんで浴衣?」
れる「堅苦しい?
初対面にはこれが正しい接し方だとお父様から学びましたから堅苦しいと感じるならば謝罪致します
浴衣に関しては、これは着物です
自分が過ごしていた家では和服が当たり前だったのです」
こえ「???」
こえ母「ふふw
これから、家族なのだから敬語も何も気にしなくていいわ 」
れる「…本当にですか?」
こえ母「ええ、こえも難しい言葉はわかってないでしょうから…w」
れる「わかり、わかった 」
こえ「れるさーん!あそぼー」
れる「ぇ、ちょ…こえさん!?」
こえ「こえくん!!!」
れる「わかったwこえくんな 」
それから、五月雨家で日々を過ごした
学校にも行って
作法に気を使わないでよくて
とっても気楽で好きな方で来て楽しかった
虹雲の生活とはすべてが違うかった
作法などで怒ってくるお父様もいない
厳しい家庭教師もいない
とっても自由
でも、お兄様も隣にいない
お兄様もあまり好きではなかったけど
最後のあれを見ると好きだったんだなって思って自覚してしまった
れる「くにお…」
ほんまにまた会えるかな
虹雲れるはもうおらんけど
くにおとは血は繋がってるから
兄弟なことは変らへん
また会う日まで…
幸せに暮らそな…
次会うときは夜宵くにと五月雨れるやけど
虹雲はもうおらんけど
本当の家族はくにおしかおらんから
死んでたりしやんといてな……
こえ「れるちー!!はやくー!」
れる「すぐ行くわ!」