テラーノベル
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「あの、起きてくれませんか?」
「あとじゅっぷんだけ………………」
「…………」
赤太宰はもううんざりし始めていた。
今日も元気よく光っている太陽に起こされ、いつも通り目を覚ました赤太宰。
そして同じくいつも通り二度寝を始めるもうひとりの自分。
毎日毎日自分を起こすのも、もう疲れた。
数分寝室で起こすか悩んだ後、結局自分を置いて朝ごはんを作ることにした。
冷凍ご飯をレンジにいれ、温めながらパックの味噌汁を器に入れ、お湯を注ぐ。
チン、と軽快な音が鳴る。
素朴だが美味しい、いつも通りの朝ごはんが出来た。
「あっ!!!」
机に朝ごはんを運んでいると急に寝室から自分の大きい声が聞こえた。
その瞬間、不意に自分の手と服、床にも熱い液体がかかった。
自分から美味しそうな味噌汁の匂いがする。
赤太宰はまるで、世界で1番自分が面倒な目にあっているとでも言いたげな目をして窓から見える純粋な青空を、大した理由もなく見ていた。
「ねぇ!今日ってエイプリルフールだ…よ…………どうしたの?なんだか悲惨な状況になってるけど……」
自分をこんな目に合わせた本人がのこのこやってきた。
「あなたが大きい声を急に出すからです。」
「えぇー、意外ともうひとりの私ってビビりなんだぁ」
イラッときて、とてつもなく此奴の首を自分の手でギューッとしてあげたい気分になったが理性でなんとか我慢した。
「………雑巾って何処にあるんですか?」
「あー、確か洗面所にあったはず……待ってて持ってくるよ。」
「……ありがとうございます。」
赤太宰は苦虫を噛み潰したような顔をしてお礼を言った。
……言いたくなかっんだろうね、きっと。
太宰が雑巾を持ってきてくれたので二人で床を拭いた。
幸い来ていたのはパジャマだっので、洗濯機に放り込み、仕事着に着替えてから二人で朝ごはんを食べた。
「ねぇ、もう1人の私!」
「なんですか?」
職場に向かってると太宰が楽しそうに話しかけてきた。此奴が楽しそうにしている時はだいたい変なことを考えているときだ。
「今日ってエイプリルフールじゃん?」
「そうですね。」
「どうせならドッキリしようよ!敦くんあたりに!」
変なことを超えて、ろくでもないことを考えていやがった。
「好きにしたらどうですか?」
「じゃあ私のドッキリに協力してくれるかい?」
「はいはい」
「作戦はねー、ごにょごにょごにょ」
「……本気でやるんですか? 」
「本気本気!!」
そんな会話をしていると探偵社に着いてしまった。
「じゃあ、よろしく頼むよ私?」
「……わかりました…………。」
そう答え、ドアに入る赤太宰の姿はどこか諦めたような雰囲気があった。
作者の一人語りコーナー⤵︎ ︎⤵︎ ︎
こんばんわ!エイプリルフールにこの物語を思いついて今日一日でこれを書いた作者です!
突然ですがポピープレイタイムと文スト合わせたら面白そうですよね。
個人的には、Qがポピプレ工場に迷い込んじゃったから太宰と中也がお互いのボス命令で捜索に行ったら……みたいな始まりが良いなーと思っております。
あの赤と青の手は太宰さんが持ってて欲しいですね。
絶対おもちゃ達に人間失格効かないと思うので。
もしこれで効いてしまったら物語として破綻しそうな気がします……。
どこであの手見つけたのか忘れちゃいましたけど中也が「すげーなここ……」って見とれてる(?)間に太宰さんが「見てみて中也ー!面白そうなの拾ったー!!」って言ってあのおもちゃの手を中也の顔面にペタペタやってて欲しいです。
もし、これを最後まで見た方で文スト×ポピプレのオススメクロスオーバーを知ってる方がいらっしゃったらコメントで教えて欲しいです!
あと、もしこの設定いいなって思ってくださった方がいらっしゃったらバンバン使ってください!
出来ればコメントで使用しました報告などあると嬉しいです……(/ω・\)チラチラ
絶対見に行くので!!
ではさようならー!
あと次回でエイプリルフール編は終わらせるつもりです!
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ポピープレイタイムと文スト、、、 どっちも好きだから死んじゃう(そんな事言ってながら続きを待ってまーす((((っ・ω・)っ)