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第3話 - 生ぬるい部屋で ® / krsm

562

2023年12月31日

#BL

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#WTBL

緋酔彗

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*R18

*短いです。

*整地組

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深夜、生温い部屋に2人。

もう何度目かも分からない絶頂を迎えてぐったりとしている彼が目の前にいる。腹には吐き出された透明に近い白濁液に、汗がベトベトと肌にまとわりついて気持ちが悪い。

対面座位で、俺の肩に額を乗せて肩を上下させながら呼吸を整える。

kr「…もう終わる？」

体力のない彼を心配して出てきた言葉。無理をかけたくない、ただそれだけ。

とは言うものの、正直物足りなさはある。

自身のモノの硬度と熱は潰えていない。ここでお預けを喰らうというのもなかなか辛いものである。

すると、顔を上げて視線をこちらに合わせ口を開き、言葉を紡ぐ彼。

sm「や、…きりやん、まだでしょ？」

｢ナカで硬いままだから｣と付け足して自身の下腹部を撫でる。胎の中にいるソレの存在を確認するかのような手つきで。

快楽に犯された脳の制御が効かないせいで普段ならしない行いもしてしまうのだ。なんと無自覚で。

煽られ、制御されていた理性が解放される。そして理性で抑えられていた衝動も手放した。

kr「もうさぁ…手加減しようと思ったのに…(ｸﾞﾁｭﾝｯ」

砕けそうな細い腰を掴んで一思いに最奥へ突く。肉壁を掻き分けて無理矢理こじ開けるかのように。

身体のことを案じた先程までの生ぬるいのとは違う、自分の思うがままの律動。

sm「い”ぁ？！…ん”ん〜ｯ♡」

突然の衝撃に彼は目を見開いて驚く。そして言語化出来ない嬌声を口から吐き出して、俺の肩を掴んで快楽を逃そうとする。

空きっぱなしの口からは唾液が、生理的にこぼれた涙で潤んだ目元に頬から耳朶にかけて紅潮した肌。欲情を誘うそれ。

sm「え”ぁｯ♡きり、や”ｯ♡あ、んんっ♡」

愛しい人が名前を呼ぶ、それだけで幸福感が満たされる。

為す術なく、俺の首に腕を巻き付けて下からの律動に耳元で声を漏らす、そんな彼の姿が愛おしくて堪らなかった。

あけましておめでとうございます。

テラーノベルでセンシティブな内容って公開していいんでしょうか…？テラーノベルの規約に反していたら消します。

一応この作品は”プリ小説”という別アプリで公開している話の掲載です。吹き出し使っており、長編も扱っているので、興味がありましたら教えてください。