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🦅side
カイリュウは、俺にだけ冷たい気がする。
みんなで盛り上がっていて俺の発言で笑ってくれることはあっても目を合わせようとはしないし、2人で飯行ったのなんてもう覚えてないくらいずっと前。
「は〜、、、」
「ランちゃんどうしたんため息ついて〜、またカイリュウのこと?」
仕事が終わり楽屋で一息ついている時に無意識に出たため息にナオヤが気がつく。ナオヤは俺がカイリュウのことを好きなのをメンバーで唯一知っている。
というよりナオヤにカイリュウのこと好きやろと指摘されてから自分の気持ちに気がついた。
「、、、うん。今日も全然話せんかった。」
「最近結構あからさまやんな。せいちゃんですらカイリュウ冷たない?言っとったで。」
「俺なんかしたんかな、、だとしたら謝りたいけん。」
ある時から急にカイリュウと目が合わなくなった。それまでは可愛い弟なんて言ってくれる時もあったのに。
何かしたのかと思いながらも心当たりがなく、この現状にモヤモヤが募る。
「もーランちゃん可哀想。カイリュウなんやねん、ナオがガツンと言ったろか?」
「いや多分俺がなんかしたんよきっと。くっついたりすんの嫌やったんかな。」
ナオヤに慰めてもらいながら2人で話しているとカイリュウとセイトが笑いながら楽屋に入ってきた。
「ほんでそこで俺なんて言ったと思う?〜〜やねん」
「ぐふふ笑 なんやねんそれおもろすぎやん笑」
セイトとはあんなに楽しそうに喋るんや、、。
そんな姿を見てまた肩を落とす。
「てか今日何食う?めっちゃ腹減ったんやけど」
「あー何がええかな。俺ん家くる?なんか頼んで食おうや」
「うわめっちゃええなそれ!セイトん家行くの久々やな」
いやでも2人の会話が聞こえてきて思わず耳を塞ぎたくなる。そんな俺の様子を見かねたのかナオヤが2人のところへ割って入って話し出したーー。
「なにー?2人でセイちゃん家いくん?ナオも行きたい!」
「え!ナオちゃん来るん!もちろんいいに決まってるやん!」
「やったー!せいぴゃんありがと♡ てかランちゃんも行っていい?2人でちょうどご飯行こうって話してたとこやねん!」
「珍しい2人やな!もちろんええよ!な?カイリュウ?」
ナオヤの突然の誘いに思わず驚き目を向けるとこちらを見てウインクしている。
俺のために言ってくれたんや、、ありがとう。
「、、、お、おん。ええんちゃう別に」
カイリュウは気まずそうに返事をした。やっぱ俺来るの嫌なんかな、なんて落ち込みそうになりながらもせっかくのチャンスやし今日こそちゃんと話したいと思って行きたいと返事をした。
ーーーーー
「やばーい!せいぴゃん家久しぶりすぎる〜!」
「せやな〜、てかこの4人とか初ちゃう?なんかおもろいねんけど笑」
セイトの家に着くと嬉しそうにナオヤが一番に部屋の中に入る。
なんか緊張してきた、、。
「、、カイリュウ、先入り?」
「おう、、さんきゅ」
ぎこちない会話をしながら部屋に入る。
4人で買い込んだご飯やお酒をテーブルに並べてお疲れなんて言って乾杯する。
「でさ〜、そん時ナオがな、〜〜やってん!」
「ははは!なんやねんそれめちゃくちゃおもろいやんけ!」
お酒が進むにつれてみんな会話のテンションも上がって楽しくなってくる。
少しずつカイリュウとの気まずさもなくなり、なんとなく会話できてるような気がする。
ーーーーー
「ちょっとカイリュウ大丈夫〜?あんたベロベロやん!」
「ん〜、うっさいわ別に酔ってへんしぃ」
乾杯してからかなり時間が経ったのかいつの間にかカイリュウとナオヤは見て分かるくらい酔っ払っていた。
2人で肩を組んでお互い漫才のように小言を言い合っている。
そんな様子を俺とセイトで微笑ましくて見ていると突然ナオヤがカイリュウの肩を掴んで口を開いた。
「てかさ!最近あんたらんちゃんに冷たすぎへん?なんでなん!可哀想やん!」
ナオヤの突然のぶっ込みに思わず咽せそうになる。
「ナオヤ?!何聞いとるん急に!」
「ええやん!こんな時くらいしか聞けへんし!ランちゃんも知りたいやろ?」
ナオヤを止めつつも内心聞きたい気持ちが勝ってチラッとカイリュウに目を向ける。
ほぼ寝かけているカイリュウは頭をこくんとさせながらゆっくり口を開いたーー。
「、、ん〜?そんなんらんのこと好きやからに決まってるやん、、」
コメント
3件

ツンデレメロ☕️さん、大好きです🫶 続き楽しみにしています💕
読ませていただきました……!🦅☕️ いやもう、カイリュウの「好きやからに決まってるやん」で全部持ってかれましたね……! ランちゃんが「俺なんかしたかな」って落ち込んでたのは、まさかああいう理由だったなんて。ナオヤが酔ってガツンと聞いてくれたシーン、めっちゃ好きです。あの場面はナオヤの友情も感じるし、胸が熱くなりました。そしてカイリュウ、素面で言えよ!ってツッコミたくなりましたが、それがまた彼らしい不器用さで可愛いです。続き、気になりますね……!