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つきあっているようでつきあってないセラ凪がくっつくまでのお話。
ヴォルタのメンバーいます。
色々設定がふわふわです。
某所、ランドリー。
今日はアジトで打ち合わせの日。
「セラってアキラとつきあってんの?」
四季凪と雲雀を待つ間、セラフとトランプでババ抜きをして遊んでいた奏斗が訊ねた。
「….え?何?」
セラフはいつも通り動じず冷静に答えた。
「だって2人とも好き合ってるみたいだしさ」
「まあそれは…..うん」
「アキラはどんな感じなの?」
奏斗は真剣な表情でセラフの手札から引くカードを選びながら質問を続けた。
「凪ちゃんは満更でもない感じだけど、つきあいたいとは言われてない」
「ええー?そうなの?」
「いいから早くカード引きなよ」
「んー….じゃあこれだ!」
「はい、奏斗の負けー!」
「だあああっ!なんでー!」
悔しそうに叫ぶ奏斗を見てセラフはにやりとした。
すると入り口のドアが開き、四季凪と雲雀が顔を見せた。
「奏斗、うるさいですよ」
「またせらおに負けたんか?」
「だぁってえ!セラ強すぎる」
「ふふん♪」
「はいはい、さっさと打ち合わせしますよ」
それから4人次の依頼について話し合いを始めた。
「….ではこの作戦でいいですか?」
「うん、いいんじゃない?」
「これくらい俺らには余裕やね」
「アキラは運転の方もよろしく♡」
「おまえなぁ….」
「ナビは凪ちゃんの役目なんだし、いいじゃん」
「まあ、そうですけど」
「それより侵入ルートについてなんだけど…」
セラフと四季凪は作戦について引き続き話をつづけた。
ほぼ密着した状態で話す2人を奏斗はじっと見ていた。
「うーん、どう見ても距離感がバグってるよな」
「どしたん?奏斗?」
雲雀は奏斗の顔を覗き込んだ。
「いや、この2人これでつきあってないの有り得なくない?って思って」
「あー…まあそうやね」
「僕らが決めることじゃないけどさ、なんとなく気になるんだよね」
「うーん、確かにな。人には執着しないせらおがこんなに懐くなんて珍しいよなぁ」
雲雀は腕を組み深く頷いた。
「…という感じでお願いします。私はいつも通りあなた達に指示を…..ん、ふわぁあ….」
「凪ちゃん、もしかして寝不足?顔色少し悪いしクマもできてるよ」
「ああ、すいません。大丈夫です」
「また徹夜したの?」
セラフは四季凪のメガネをずらし、目のクマを指で優しくなぞった。
「作業が色々溜まっていたので少し遅くまで起きていただけです」
四季凪は相変わらずクールな口調で答えた。
「ダメだぞアキラー!体調管理はしっかりせんと!俺らにもいつもそう言ってるじゃんか」
雲雀が四季凪の肩をポンと叩きながら言った。
「疲れてるならそこの部屋のベッドで少し寝とけ!」
奏斗は仮眠室の方を指刺した。
「いいですよ、別に眠くないですし」
「セラ、連れて行きな」
「はい凪ちゃんいい子だから寝ようね」
セラフは軽々と四季凪を抱き上げた。
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17
まき
「おわっ!ちょっ、降ろせ!」
四季凪は足をバタバタさせて抵抗したがセラフはまったく気にせず部屋へ直行した。
ぼふんっ
セラフは四季凪をベッドの上に降ろした。
「だから今は眠くないって言ってるでしょう」
「いいからちゃんと休んで」
起きあがろうとする四季凪をセラフは押し倒した。
「ちょっと..やめろ!離せ!」
尚も抵抗しようとする四季凪にセラフはずいっと顔を近づけた。
「…..な、なんですか/////」
「キスしていい?」
「は?いきなり何言って…」
セラフは構わずそのまま四季凪に口づけをした。
ちゅっ
「んぅっ……/////」
「凪ちゃん、舌出して」
「….んっ」
ちゅくっ….ちゅっ
「んんっ、ちょっ、待て!アイツらがいるのにこんなこと…..////」
「嫌だ、待たない」
セラフは四季凪にさらに深く口づけをした。
「んっ….ふっ/////」
「凪ちゃんは俺のこと好き?」
「….す、好きじゃなかったらこんなことしませんよ///」
「じゃあ俺の恋人になってよ」
セラフは真剣な眼差しで四季凪を見つめた。
「えっ…../////」
「だって俺たち両想いだし問題ないでしょ」
「あなたは私と…その…そういう関係になりたいんですか?」
「俺は凪ちゃんのこと大切にしたいから….ちゃんと恋人としてつきあいたい」
「…..そ、そうですか////」
セラフは四季凪を抱きしめた。
「じゃあ末永くよろしくね♡」
「わ、私なんかでいいんですか?」
「まだわからないならもっとわからせてあげようか?」
「…..いえ、けっこうです」
セラフは満足げな笑みを浮かべ、リビングに向かって叫んだ。
「奏斗ー!凪ちゃんが恋人になってくれた!」
するとバタバタと足音と共に奏斗と雲雀が部屋に走りこんできた。
「おおおお!マジか!」
「よっしゃあ!今日はお赤飯炊くべ!」
「〜〜〜っ////////」
四季凪は顔を真っ赤にして枕に顔を埋めた。
「セラ夫のバカッ…../////」
「仲間に隠し事はしたくないし、2人はわかってくれるからいいじゃん」
「アキラー!式には僕たちも呼べよ?」
奏斗は笑顔で四季凪と肩を組んだ。
「….つきあうってなっただけでそこまでなります?」
「ねえ凪ちゃん、俺は白無垢着たいな」
「….おまえも話を聞け」
「お前らならいい夫婦になるんじゃね?」
「何?もしかして私婚約させられたの?」
「ここまできたらさっさと結婚せい!」
「….ツッコミに疲れたのでやっぱり寝ます」