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餡狐(あんこ)
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あまらだ。フォロバ確
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【再生と未来へ】
メリバ…?
ーーー
刺された感じはしなかった。
でも、なにか違和感があって、それで反射的に違和感のある方に視線を向けた。
急な痛みと暑さが襲う。
熱い、熱い…痛い…痛いッ!!
胸を見る刺されてる。前と同じように…
能力が発動しないッ!なんで?どうして?!
苦しみだけが襲いかかり、恨み辛みの言葉を投げかける。どうして僕が…と。
能力を使う使う、使う、使うッ!それでも能力が使えない。
ホンモノの死。
諦めかけた。最期の時だった。
何故か能力が使えるように成っていた。どうしてかは分からない。
その時施設の人達が僕を見つけてくれた。
みんな焦ってたみたいだけど、能力のおかげで少しは長生きできる。
そして何故か分からないけど再生も早かったおかげだ。いつも以上に再生が早かったのだ。
その後僕は生きて薔薇から切り離して貰えた。クロノアさんもトラゾーさんも泣いて喜んでた。
ーーー
地下XX階
らっだぁが声を上げた。ヒビ割れた硝子みたいに。
らっだぁ「病院になったって…どうゆうことだよ。」
らっだぁは精神が崩壊してぺいんとに掴みかかる。殺意があるわけでは無い。唯の混乱だということをぺいんとは知っていた。
ぺいんと「…そのままの意味だよ。俺達は隔離され、閉じ込められ、そのまま忘れられてたんだ。病院になった瞬間から。」
食事が来なかったのも。研究されなくなったのも。全部この研究施設が民間にバレたからなんだ。
そう言ったららっだぁは膝から崩れ落ちる。それはまだ幼い子供が親に叱られたかのような顔だった。
倫理もない。動機も不十分。でも、ぺいんとはらっだぁの隠れた状況も分かっていた。
どれだけ天才の異隔者でも能力の限度が存在する。
らっだぁは食べ物が無くなった瞬間からぺいんとに餓死をさせないように能力をかけっぱなしだった。
らっだぁの回復は施設のみんなの中で一番速いって言われていたが、最近限界になっていた。
らっだぁも十分に回復できる状態ではなかったから。
このらっだぁの殺しだって能力だ。あれだけで1日分は長く生き延びれただろう。でもそれをしてまでもっと力が欲しかった。
全ては二人を生かすため。
絶対らっだぁは無意識にやっているんだろう。
らっだぁ「じゃあ、俺達はもうすぐ解放されるの‥」
掠れた声だった。施設は変わってもこの状況は“見つけてもらわないと”変わらない。
だから少しの嘘をついた。
…正直言うとらっだぁに殺してほしくなかったから。身勝手だけど嘘をついた。
ぺいんと「うん。もう少しで見つけてくれるよ。」
我ながら勝手だ。目に見えない状況は予測できないのに。
でも、らっだぁは信じてくれる。いつまでもそうだったから。
ごめんね。
ーーー
次回
【血と愛と。】
コメント
1件
うわ、第7話読み終わった……! 冒頭の「メリバ…?」からもう心臓掴まれたわ。主人公が刺されて、能力が使えなくなる絶望、それなのに突然再生が加速して生き延びたところ、めっちゃ熱かった。でも一番刺さったのは地下のらっだぁとぺいんとだな。ぺいんとが「もう少しで見つけてくれるよ」って嘘をつくシーン、身勝手だけど相手を生かすための優しさが痛いほど伝わってきた。次回「血と愛と。」……もう待てないわ🔥