天瀬君、遅くなってごめんね。
長くなると思うから、もしかしたら続きは明日、ってなるかも笑
俺が、「死にたい」って思い始めたのは、小6の時からで、
その時は、「性別」のことで悩んでたんだ。
俺には兄弟がいて、兄貴が1人、弟が1人。
俺が真ん中。で、正直な話、うちの家、母さんいないんだ。
だから、家の中で1人「女」で、男に囲まれて生きてきたから、仲良くなるやつも男が多かった。
女ってこともあって、家の仕事は小2からずっと一人でやってきた。
女だからしろって理屈は、嫌いだけど。
毎日掃除するのは、もちろんストレス溜まるけど、掃除したところを汚されるのはもっとストレスだった。
毎日馬鹿みたいに掃除してる自分がバカバカしい。そう思ってた。
洗濯物、皿洗い、風呂掃除、トイレ掃除、ご飯作りとかね。
ま、毎日続けてたらそらしんどいわな。笑
小さい頃は楽しんで着ていた「スカート」
それがだんだん嫌になってきて、着るのをやめた。
ズボンを履いて、ボーイッシュな格好をした。
その時、髪がロングで、切りたいって思ったんだ。
刈り上げマッシュにしたいって、思った。
友達に相談してみたら、いいんじゃないって、言ってくれたんだ。
そこから一人称も俺に変わって、男勝りなとこが増えた。
でも、「優しさ」は捨ててなかったはずなんだ。
父さんからは「女の子らしく育って欲しいのに」って。
その頃から、俺の人生いい事ない。
男になりたい自分。女の子らしくなって欲しい父さんで、仲は悪くなる一方だった。
それでも、ご飯は作ってくれるし、全く喋らないわけじゃなかった。
そこから、念押しして、髪を切ったんだ。
そしたら、世界が変わって、久しぶりに嬉しいって思えたんだ。
でも、友達は違った。
賛成してくれた友達だって。みんな声を揃えて、「似合ってない」
そう、遠回しに言ってきた。
でも、めげずに自分のなりたい自分を作った。
多分その頃から、作り笑いが得意になった。
相談できる人もいなくて、ずっと助けてって言えなかった。
周りの目を気にして、意見を合わせて機嫌を伺う。それが得意分野だった。
ついにもうすぐ中一。勉強だって心配だったけど、死ぬほど苦手じゃないし、何とかやれると思ってた。
でも、やっぱりその時も何かが足りなくて、生きる目的がなかった。
ただ朝起きて一日を終えて寝る。それだけ。
それだけでよかったのに。
元々、偽善者が嫌いだった。
それに多いのが、「大人」
ある一定の大人を見ると吐き気がしたりするようになった。
中学では小学校と比べ物にならないくらい先生がいた。
だから気分は良くなかった。
でも、また得意な作り笑いで大丈夫だろうと思っていた。
その時はまだ、何かが足りないだけで、時々死にたいって思うくらいで、大丈夫だった。
事件が起きたのはつい最近。
ある日、普通に過ごしていたのに、何かがプツンと切れたんだ。
自分の中で、「何か足りない」
から、「生きてる意味がない」
に変わったんだ。こんな欲にまみれた世界なら、いっそ死んでしまおうと考えて、自分の家の窓から落ちようともした。
こんな汚い大人がいる世界なんか意味ない。そう思ってた。
あー死にたい。
またそう思って、ゆっくりと保体の準備をして、外に出た。
チャイムがなって、授業が始まる。
ここまではいつも通り。
「やっぱ?ウザイよねー○○って。」
「それなーいつも作り笑いで、ウザって感じ。笑」
自分の唯一のとりえ、「作り笑い」をバカにされた。
あーあ、もういいや。
またなにかがプツンと切れて、俺はそこで過呼吸になった。
そこから先生に連れていかれ、他のみんなはパニック状態。
俺は次の日から学校に行けなくなって、不登校。
今は頑張って行ってるけど、毎日行く意味ないのになぁーとか思って笑
実を言うと、本音で喋れる友達がいないんだ。
だから、天瀬君と本音で喋れるのは、毎日の唯一の楽しみかな、笑
ほんとに今、死にたいと思ってる。でも、俺は天瀬君をほっておけなくなっちゃった。笑
だから、天瀬君。毎日お話しようね。
連絡が途切れたら、俺はもう居ないのかもって、覚悟した方がいい。
今話した中以上に辛いことも本当はあるけど、結構重い話だからやめとくよ。笑
今唯一信じれるのは天瀬君。
顔も見た事ないし声も聞いたことない。
でも、同じ境遇にあるからこそ、感じるものがあるんだ。
勝手に行かないでね。
俺は天瀬君を信じてるよ。
コメント
4件
僕のせいかはわからないけど いや、僕のせいなのかもしれないけど
小6の時
ごめんな