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これは3話の黄色い彼と私の後日談です!異様に長くなってしもた……
「そういえば、俺が付き合ってるって噂何処から出たんだろう」
ぺいんとくんから告白されて1ヶ月
私達が中庭でお昼を食べていると不意に隣からそんな言葉が聞こえた
『?』
「〇〇ちゃんに告……白した時にさ、俺が付き合ってるって聞いて落ち込んでたでしょ?」
あぁ、それか
『そうだね』
「けどさ、俺別に付き合ってた奴いないんだよね」
うーん、と顎に手を当てて考える彼
そういえば、紫髪の子って言ってたな
それを思い出して声を掛けた
『ねぇ、ぺいんとくん…….』
「ぺいんとさ〜〜ん!!」
可愛らしい声で彼の名前を呼んだ人がいた
声のした方を見ると、紫髪の子が走ってこちらに向かってきている
「ヴア”ア”ア”ア”ア”⁉︎…….し、死神くん⁉︎」
隣では鼓膜を破壊するぐらい大きな声でぺいんとくんが叫ぶ
ウッ…..耳が…….
「うるさいですよ〜、隣の子が辛そうです」
「えっ⁉︎ごめん〇〇ちゃん!」
『あ…..大丈夫だよ』
土下座をする勢いで謝ってくるぺいんとくん
それを見て笑っている紫髪くん(?)
『えっと……あなたは……?』
私は紫髪くんに聞いた
彼はあ、と呟いて
sn「どもこん!死神です!」
と自己紹介してくれた
pe「も〜、びっくりしたじゃん….」
ぺいんとくんは呆れたように言った
sn「いや〜、だってぺいんとさんが女の子と一緒にいるって珍しいなと!」
pe「だからってさぁ…….」
2人が仲良さそうに話している
死神さん….可愛いな…….
ぺいんとくんもそう思ってるのかな
ギュ
pe「⁉︎〇〇ちゃん⁉︎」
『!ごめん』
無意識にぺいんとくんに抱きついていた
恥ずかしくて顔が赤くなっていくのを感じる
すると、死神さんが
sn「ラブラブですね〜」ニヤニヤ
と揶揄うようにこちらを見ていた
pe「揶揄うなよ…どうしたの?」
『ごめん、ちょっと羨ましくて…』
pe「…..もしかして嫉妬?」
嫉妬、という言葉に私は頷いた
少しの沈黙の後、死神さんが
sn「あははははwwww」
と笑い出した
私がなんで笑ってるのか理解できていないのに気付いたぺいんとくんが
pe「〇〇ちゃん、死神くんはね…」
sn「男で〜す!」
『え?』
『ごめんね、なんか色々誤解してた』
sn「いいんですよ!よく間違えられますし」
pe「まさか僕と死神くんが話してる所を見られて噂になってたとは…….」
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