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#ぴくとはうす
ただのあまとう
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ただのあまとう
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私は最近ある人を好きになった
その人の名前も顔も声も知らない
知ってるのは男の子って事だけ
知り合ったきっかけは学校の机だった
私の通ってる学校は全日制と定時制の2つがある
私は全日制
2、3ヶ月前、いつものように学校に来て自分の席に座ると
【つまらない】
と机に書いてあった
多分、定時制の子だろう
私はその文字を書いた人と話したくなり
【どうしたの?】
と書いた
返事がくるとは思ってなかった
次の日、また机を見ると
【俺は定時制で通ってるんですが、最近ずっと学校に来るのが憂鬱なんです】
と返事が書いてあった
私は力になれるなら、と思って
【私で良ければ相談にのります】
と書いた
それから毎日彼との相談や世間話などが続いた
机の上での話し合いが始まって何週間か経った時、彼が
【机に書くと先生にバレるかもしれないからこれからはノートの切れ端でやり取りしませんか】
と書いてきた
私はその方がいいと思って賛成
それが段々とメモ帳になってノートになった
そして私の気持ちも彼が好きなんだ、と気付いてきた
_______side
俺には好きな人がいる
同じ学校の、全日制に通っている子
彼女は、定時制に受かって毎日憂鬱だった俺の相談にのってくれた
最初はただ相談を聞いてもらいたい、という気持ちだけだったのがいつの間にか好き、という感情になっていた
相談を始めて何週間か経った時、ノートの切れ端で会話をしないか、と提案した
彼女はそれに賛成してくれた
その後も切れ端からメモ帳に、ノートに書いて会話するようになってきた
彼女とノート越しの会話をするようになって2年が経った時、彼女が卒業してしまった
俺より1年年上だったらしい
辛かった
顔も、声も、名前も知らない人なのに、今までずっとやり取りしていたから
彼女が卒業した日、俺は2年前の彼女に合う前のように憂鬱な気持ちで登校した
無意識にノートがあるか机を覗き込んだ
すると、中には手紙が入っていた
その手紙がどんな内容なのか、想像できなかった
手紙の内容は、彼女の電話番号だった
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