「 …… は 、 ? 」
「 太宰さん ? どういう事ですか ? 」
「 … そんな 、 私は 皆のこと …
信用してるし 、 今は 迚幸せだよ 」
「 …… それで 、 此奴は
どうすんだい ? 」
与謝野女医が 問う 。
「 出禁くらいで良いでしょう 。
太宰 、 後で色々聞くからな 。 」
「 は ッ …… よくこんな奴 、
探偵社なんて 善人しか入らないとこで
匿ってんだ ? 」
場の 空気が重くなった 。
だが 、 そんな事は お構い無しに
依頼人は 話を続けようとした 。
「 そいつなんて 、 親にも
見捨てられて 、 マフィア何かに
拾われて _____ 」
「 駄目だ 」
その話を 太宰が遮った 。
「 その話は …… 辞めて … 」
太宰は 、 何時もの太宰とは
思えないほど 怯えていた 。
「 あ 〜 …… そうだよな 。
こんな話したら 、
み 〜 んな 逃げちまうもんな ? 」
太宰の 何かが 、 プツンと 切れた 。
「 黙れ 」
「 君に 何が分かるの ?
巫山戯るのも大概にして っっ 」
「 だ っ 、 太宰さん っ 」
谷崎が 止めようとした 。
「 どれだけ 私の人生を狂わせるの
なんで 付き纏ってくるの
私の何が気に食わないの ? 」
「 そうだよ ! 何も幸せじゃない
どうして ? 信頼出来る仲間も 、
私に危害を加える人がいない 家も 、
職場も 、 何もかもあるのに !! 」
side🐯
暫くは 、 此の儘爆発してました 。
というか 、 依頼人との喧嘩で 。
太宰さんは 寮にて休暇中です 。
…… 僕たちは何も出来ませんでした 。
太宰さんの事 、 何も 、 …
知らなかった 。
_____ 探偵社は 今までに無いほど 、
静か でした 。
side🤕
…… つかれた 。
やっちゃったなあ 。
これからどうしよう 。
どっから 間違ったんだっけ ?
考えたくない 、 何も 。
そんな思考を終わらせるため 、
私は 机に置かれた カッターを
手に取った 。
「 ” 切る ” の何て ……
いつぶりだろ 。 」
そう 、 虚空に 問いかける 。
当然返事は帰ってこない 。
カッターの 刃を 出し 、
包帯を外して 、 傷だらけの
腕に当てる 。 未だ痛みは無い 。
グッと 力を入れ 、 刃を立てる 。
その刃を 反対側へ 引く 。
そこに傷ができ 、 痛みが走る 。
「 ッ ゛ 、 …… 」
痛い 、 だが 、 切る手は止まらない 。
どれくらい やっていただろう 。
「 あ …… もう 、 切れない … 」
腕は 血塗れだった 。 先程切った
所は 、 未だ 血が滲み出ていた 。
頭が 少し整理出来た 。 冷静になれた 。
だから 、 いつも通り死にたい と
思った 。 ふと 睡眠薬の 入った
便が 目に留まる 。
「 …… おーばーどーず … だっけ 」
大人 1日2錠 。
5 、 6 錠 手に取って口に入れる 。
もう 、 これで 楽になれるんだよね?
彼奴とも関わらないんだよね ?
嗚呼 、 心残りと云えば ……
中也に もっと嫌がらせして …
…… 何て 、 莫迦な こと考えてる
場合じゃないか 。
心残り沢山ある 。 なんか 、
言葉には 出てくれないけど 。
あ 、 くらくら してきたかも 。
意識が うすれてく ……
やだ 、 やっぱり 死にたくない
あ …… もう無理か …
痛い … 胸 、 ギュッてなって …
苦しい 、 …… どこで間違えたんだ
ごめんなさい … 次の人生は 上手くいくと
いいな _
「 _____ さん ッ 、!? 」
「 だ ざ _____ !! 」
「 太宰 さ ____ !! 」
本当 、 さいあくだよ 、
また 失敗か 。
コメント
5件
太宰さんが胸キュッてなってる時こっちも心臓と涙腺がギューッてなった
太宰さあああああああああああんっ!!!あの野郎マジでぶっころ、ポトマと探偵社総動員してぶっころなんなら安吾と織田作呼ぼう、織田作には呪い♡꙼̈してもらおう。そうだそうしよう。 最高でした!可哀想な太宰さんマジで鬱くしい、、、!明日も頑張れます!