任務
耳についている小型端末で本部に連絡する。
「ホテルに入りました。階は目標と同じ階です。0時まで待機して行きます。」
ホテルに入って思ったのが、このホテルめちゃくちゃ高級なやつでしょ。まあ『花屋』の護衛3人分の金額払えるぐらいなら、高級なのはわかってたけど、コレは高すぎる……!人生で一回は泊まってみたいと思ってたけど、ここのホテルには来づらくなったな。束の間を楽しもっかな。(仕事だけど、、、)
「0時まで待機。だからその間に計画を再確認&武器装填、それと軽食(ゼリー飲料)とって準備しておこうか。まず〜………」
先輩は仕事熱心だなあ。コレが先輩の強さなのかもしれない。改めて思い知らされる。
計画を練っていつの間にか11半に近い。すると先輩が突然
「もうそろそろ行くか。早すぎると思ったでしょ。」
……ッ!思考がモロバレてる。
「はあ………Rianまだ服着替えてないでしょ。黒のジャージに着替えてきなさい」
「はい!」
危ない危ない。先輩のお陰だ。………いつか先輩の隣に立っていることはできるんだろうか。今は下から支えているだけ。今度は隣に立ってみたいなあ。……なんて事考えてたらジャージのズボンが反対になってることの気がついた。………変な事考えてないで今はただ先輩を支えるものとして全うしなければ。今は目の前のことだけ見えてればいいか。
11時55分
「お仕事の始まりです。/殺し合いをしようじゃないか。」
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