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◇◇◇◇◇
続いてリンドウがガチャ番。
指輪をつけて、ちょっと上機嫌です。
リンドウ:「さあ、いくわよ。っむん。」
なんだか、リンドウも気合が入ってる。
ペラペラペラとカードが宙を舞う!舞う!
11枚のカードが順番に裏返しに並んでいく。その色に歓声が上がる。
銅、銅、銅、銅、銅、銅、銅、銅、銅、銅。
最後の1枚も銅!
リンドウ:「もう!何よ、これ。全部銅じゃないの。」
リオ:「違う意味ですごいかも。」
リンドウ:「これはダメね。うーん。気を取り直して次!」
リオ:「よーし。僕の番だね。うーうりゃ!」
リオも気合いを入れる。
鉄、鉄、鉄、鉄、鉄、鉄、鉄、鉄、鉄、鉄。
最後の1枚は銅!
リオ:「なんじゃこりゃ〜!こんなことある〜?」
リンドウ:「ぷっ。面白いけど、これはダメね。」
リオ:「もう!1回100万ペロもするのに〜!」
リンドウ:「そうね。よく考えたらすごいわね。
今日だけですでに1200万ペロよ。
一瞬で使いすぎよね。」
リオ:「わー。墓穴掘った。穴掘った。
ガチャに使うのはOKですよね?」
リンドウ:「わかってるわよ。ふふふ。」
でも、本当に一瞬で大金が溶けるガチャって……。
それでも、それ以上の価値があるのが、このマイ・ガチャの威力。
ちなみに、シルバーウルフが1枚紛れ込んでいたので、ゼータが+3に進化。2階級特進!
それからまた、4回ずつ計8回を交互にガチャった結果。
銀4枚と金3枚ゲット。
それにまたまたシルバーウルフ1枚追加。
ゼータは+4に進化。3階級特進!
どこまで進化するねん!すげー!
その他に、高級テントなんかも出ていて、すでに高級テントも+5になってる。
中の家具類も充実してきたし、服装もすごく豪華になってる気がする。
Nカードも何気にいいものが出るんですよね。
Rカードも山ほど引いてるので、ステータスも上がりまくりだ。
たぶん、レベル換算したらとんでもない強化だと思う。
そして、銀カードと金カードは?と言うと。
SR:装備〈神鎧:ナスヴィーシリーズ〉
SR:装備〈神兜:ナスヴィーシリーズ〉
SR:装備〈絆の指輪〉
SR:装備〈魔法の指輪〉
ナスヴィーシリーズも続々当たっている。
絶賛、神装備強化中!
さらに絆の指輪ももう一つ来た!
これでリンドウとお揃いになった!
早速、リオは指輪を嵌めてみた。
リオ:「あ!ほんとだ。リンドウの位置がわかるね。」
リンドウ:「ほんとね。これはいいわね。」
リオ:「リンドウ。ちょっと離れてみるから待ってて。」
リオは部屋を出て、絆の指輪の効果を確認してみた。
リオ:『リンドウ。聞こえる?』
リンドウ:『ええ、聞こえるわ。』
リオ:『わ!聞こえる。すごい!面白い!』
リンドウ:『ふふふ。リオ。戻ってきて。』
リオ:『わかった。』
リオは部屋に戻ってきた。
リオ:「リンドウ。これ面白いね。」
リンドウ:「そうね。これで離れても安心ね。ふふふ。」
なお、魔法の指輪は、つけていると魔法力の回復が速くなるというもので、リンドウは魔法スキルを持っていないので、リオがつけることにした。
試してみたが、たしかに恐ろしく回復が速いかもしれない。やはり神装備。
次にSSRカードだが、3つの魔法スクロールが手に入った。今回は結構運が良かった。
SSR:土魔法〈アースウォール〉
SSR:無魔法〈フィジカルアップ〉
SSR:光魔法〈キュア〉
3つのスクロールを読むと、やはり、リオは全属性で適性があった。
これで7属性持ちというとんでもないチートっぷり。この他に属性があるのか分からないが、基本魔法の7属性(火、水、風、土、光、闇、無)は制覇してしまった。
追加された魔法の説明を見ると、上から土壁(地面を隆起させて壁を造る)、身体強化、状態異常解除というものであった。
今日のガチャは、一旦ここまでにすることにした。
合計20回で2千万ペロを消費。
チャリン(効果音)
所持金:10363000ペロ
ちなみに今回で神装備はこんな感じ!
*神剣+1
*神盾
*神兜+1
*神手+1
*神鎧+1
*神足+1
強化されたステータスはこちら!
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リオ・ルナベル 13歳
レベル:11
最大生命力:506
最大魔法力:514
戦 闘 力:426
防 御 力:446
瞬 発 力:456
〈スキル〉
・剣術系統
スラッシュLV1
・火魔法系統
ファイアボールLV1
・水魔法系統
ウォーターボールLV1
・風魔法系統
ウィンドカッターLV1
・土魔法系統
アースウォールLV1
・無魔法系統
フィジカルアップLV1
・光魔法系統
ヒールLV1
キュアLV1
・闇魔法系統
シャドウアバターLV1
・耐性系統
物理耐性LV3
魔法耐性LV1
精神耐性LV4
毒物耐性LV1
〈固有スキル〉
マイ・ガチャ
〈加護〉
女神ナスヴィーの使徒
〈従者〉
リンドウ・ササキ〈サムライ〉
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パラメータはレベル11のざっと5倍はありそう。すなわち、レベル55相当と言うことである。
このまま行くとリンドウの域まで到達するかもしれない……。
◇◇◇◇◇
散々ガチャった後、ララさんに声をかけてから、リンドウと二人でちょっとだけお出かけして、王都の外に来ている。
なぜかと言うと……。
ゼータの進化が見たかったからである。
なんてったって、シルバーウルフ+4になっていて3階級特進ですから。
それは気になるよね!?
カードの図柄を見てもかなり大きくなってそうな気がする。
人気のないところまで行って、ゼータを召喚した。
ボン!
リオ:「うわっ!デカい!」
もう大きすぎて、見上げるほど高いところに顔がある。
ゼータ:「あー、良かった〜!」
え?上空から声がしたけど、ゼータ?
リンドウも同じことを思ったのか、リオと顔を見合って、え?って顔してる。
リオ:「ゼータ!久しぶり!」
ゼータ:「うん。久しぶり!兄ちゃん!」
あ!やっぱりゼータが喋ってる!?
しかも、兄ちゃんって!ふふふ。
やっぱり、大きいけど、かわいいなぁ。
リオ:「ゼータ!喋れるようになったの?」
ゼータ:「うん。そうだよ。進化+3の時に覚えたみたい。」
リオ:「おー!それは良かったね!
お腹空いてる?」
ゼータ:「ううん。今は空いてないよ。
あのー。兄ちゃん。ちょっとお願いがあるんだけど。」
リオ:「うん。何?」
ゼータ:「僕さ。収納されてる間、ひとりぼっちで寂しいんだ。だから、ずっと一緒がいいんだけど、ダメかな?」
リオ:「え?そうなの?ごめんね。
そっかー。そうだね。
じゃあ、王都にはその大きさじゃ入れないから、住むところを決めないとね。
リンドウ。王都の外でもいい?」
リンドウ:「もちろん、いいわよ。」
リオ:「良かった〜。」
ゼータ:「あ!兄ちゃん。言い忘れたけど、進化+2の時に覚えたのがこれなの。」
と言うと、ゼータがシュルシュルシュルと見る見るうちに小さくなって、仔狼サイズまで縮んだ。
リオ:「わー!ゼータ!かわいい♡」
リオは思わずゼータを抱きしめた。
ゼータ:「兄ちゃん。これなら王都に行けるよね?」
リオ:「うん。これなら大丈夫!
本当にかわいいな。ずっと一緒だからね。
あ!進化+4の時も何か覚えたの?」
ゼータ:「うん。攻撃スキルを覚えたよ。
見て!こんなやつだよ!」
リオ:「うわ、ゼータ、すごいね。
ダブった分だけ強くなってくね。
もっといっぱい引くからね。」
今後はゼータもカード収納はしないで、ずっと一緒にいることに決定!
これを機にゼータにもファミリーネームをつけることにした。
リオ:「ゼータ!
これからは、ゼータ・ルナベルね。」
ゼータ:「ワオ!嬉しい!兄ちゃん、ありがと!」
ゼータは嬉しさを表現する様にリオの周りを走り回っていた。
◇◇◇◇◇