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あうゅに@投稿しばらくお休み
2,015
【第四章】
自由を求める不自由者
第四章-第一話
《mf.side》
mf「んんっ…」
あくびを噛み殺しながら、俺は一階へと降りていく。
そして、とある人物の顔を思い浮かべながら、今日こそは引っ掛かってやるもんかと気を引き締め、リビングの扉を開いた。
…が、
mf「…ん?」
俺の予想はどうやら外れていたようで、俺が想定していたことが起こることはなく…俺は何事もなくリビングに入った。
少し違和感を感じていると、
rn「あ、mfさん!ちょっといいですか!」
テーブルの上でノートを広げていたrnが俺を手招きする。
mf「ん?どうしたの?」
rn「あの、教えてほしいことがあって」
mf「ん?何?」
俺がrnの隣に腰掛けたその時だった。
???「わっ!!」
mf「きゃーーーー!?!?」
突然誰かに背後から肩を掴まれ、俺は思わず叫び声をあげてしまう。
???「あはははっw」
直後に聞こえてくる小悪魔じみた笑い声。
…犯人はわかりきっていた。
こんなことするのは1人しかいない。
mf「dnっ!!またやったな!?」
dn「てへw」
mf「てへじゃない!」
今日こそこのいらずらっ子の思うツボになってたまるかと思っていたのに…!
またやられた!
俺はいつもdnに飽きもせず、ほぼ毎日のようにイタズラをされている。
ほんと勘弁してほしいものだ。
mf「ていうかもしかして今回はrnも共犯…?」
rn「…てへw」
mf「てへじゃない!」
なんで俺は年下たちにこんなにも振り回されないといけないんだ。
まあ本音を言うと、別にそこまで嫌ではないのだが。
mf「まったく…今日はイタズラしてこないのかなって思ったのに」
dn「いや〜だっていつも同じじゃつまんないじゃん!それに昨日mfくんの反応がいつもより薄かったから新しい驚かせ方考えたんだよ!」
mf「それでrnさんにも協力してもらったと?」
dn「えへへ…うん!」
rn「おもしろそうだったので協力しました!」
なんの悪気もなさそうなその純粋無垢な2人の笑顔を見ていると怒る気も自然と失せてしまう。
mf「も〜…今回は許してあげるけどもうやめてよね?」
dn「…えへへw」
mf「笑ってないで返事をしなさい」
dn「は〜い」
…まあどうせこれからもイタズラしてくるんだろうな。
no「…ふふっw」
その時おそらくずっとこちらの様子を見ていたであろうnoさんが吹き出す声が聞こえた。
mf「…noさん?何笑ってんの?」
no「いえ?別に。ただmfくんってdnちゃんに甘いな〜って思って」
mf「別にそんなことはないけど?」
この人…何言ってんの?
no「いやいや、そんなことありますって。ねえ?ttさん」
noさんは近くにいたttにそう話しかける。
tt「いや〜甘いで。だって俺がこないだ間違ってmfくんのプリン食べた時めっちゃキレられたもん」
mf「あれはttが悪い。俺ちゃんと名前書いてたし」
tt「ごめんって。でもdnにイタズラされてもそんなふうにキレたりせえへんやん。しかもなんやかんや許してるし…どう考えても甘いやろ」
mf「…」
俺…dnに甘いのか?
俺は眉間にシワを寄せて唸る。
その時、階段から足音が聞こえてき、1人の人物が顔を出した。
ya「おはよ〜」
そこにいたのはyaくんだった。
…ん?yaくん?
その場にいた全員が驚き固まる。
tt「…ああ、幻覚か」
ya「何が幻覚だよ。失礼な」
ttがポツリと漏らした言葉にyaくんがムスッとした顔でツッコむ。
mf「…じゃあ夢か」
ya「夢じゃねえよ」
dn「う〜ん、じゃあ現実ってこと?明日は大雨になるのかな?」
no「大雨どころか嵐になるんじゃないですか?」
ya「おい!お前ら俺のことなんだと思ってんだよ!!」
yaくんは怒鳴るが、俺たちがこの反応になるのも無理はない。
だってyaくんが自分でちゃんと起きてくるなんて、シェアハウス始まって多分初なんじゃないの?
いつもnoさんにおんぶして連れてきてもらってるイメージしかない。
ya「まったく…」
yaくんはムスッとしながらもnoさんの正面の席にドカッと座り、無言でnoさんを見ていた。
no「…yaくん?」
ya「ん?」
no「そんなに見つめて…僕のこと好きなんですか?」
ya「…はあ!?///」
noさんの言葉にyaくんは大きくのけぞる。
ya「な、なんでそうなんの!?//」
no「だってあまりにも熱い視線を向けてくれていたものですから…」
ya「熱い視線なんか向けた覚えないんだけど!?」
2人がわーわーと騒ぎ始める。
…あの2人は一体何をしてるの?
noさんに関しては絶対わざとわかっててyaくんのこと揶揄ってるだろうし…。
けど…その一方でyaくんがnoさんをあんなにも熱心に見ていた理由が少し気になった。
あの視線はただ見ていたっていうより、何かを探るような…。
あの2人の間に何かあったのか?
そんなことを考えていると…
dn「ねえねえ、mfくん」
dnが俺の服の裾を引っ張って話しかけてくる。
mf「ん?どうしたの、dn?」
dn「朝ごはんの後、今日も勉強教えて欲しくて」
mf「ああ、いいよ」
実は最近しばしばdnの勉強に付き合ってあげることが日課になっていた。
どぬは非常に物分かりが良く、中々に教え甲斐があった。
dn「ありがとね、mfくん!(ニコッ)」
mf「…w」
どぬの笑顔に釣られて俺もつい笑ってしまう。
…まあ、たしかに俺はdnに甘いところがあるのかもしれない。
続く
コメント
5件
甘い!果実のように甘い!(お話が)
てぇてぇすぎる!! さいこーかよ!?
( ゚∀゚)・∵. グハッ!!、死ぬ😇 mfdnてぇてぇよ〜🫶💕