⚠️サンウがギフン家に泊まってます(?)長いかも
ソファに座ってゲームをしていたギフンの横に、サンウが自然に寄りかかる。
「なぁ、ヒョン」
「んー?」
「ずっと、俺と一緒にいろよ」
サンウは真面目な顔でそう言った。
昔から、時々こういうことを言ってくる。けれどギフンは、それを冗談としてしか受け取っていなかった
何言ってんだよ、急に」
「冗談じゃない」
画面の明かりに照らされたサンウの横顔は、確かに本気だった。
「ヒョンの全部、俺だけのものにしたい」
「……おいサンウヤ、距離近いって」
逃げようと立ち上がった瞬間、ガチャリと玄関の音が鳴った。
ギフンが驚いて振り向くより先に、リビングへズカズカと入ってきたのは——ヨンイル。
「こんばんは、ギフンさん」
「ヨンイルさん!? なんで、鍵……」
「合鍵、前に渡してもらいましたよね? なくしてなかったので」
ギフンは渡した覚えなんてない。——いや、酔ってるときに言われた気もする。
だがそんなことより、リビングにすでにサンウがいるのを見たヨンイルの目が変わった。
「……そこにいるのは、サンウさん、ですよね」
「ヨンイル。なんでお前がここに来る」
サンウの声が、低く、冷える。
ヨンイルはニッコリと笑って言った。
「ギフンさんに会いに来たんです。私の、大切な人に」
「……っ」
ギフンが何か言おうとした瞬間。
「ギフンさんは、私のものです」
「ふざけんな。ヒョンは昔から俺のだ」
火花を散らすように、二人の男が対峙する。
「ヒョン、こいつとなんか関わるな」
「サンウさんこそ、もうギフンさんから離れてください」
「うるせぇ。ヒョンを誰にも触れさせねぇ」
その空気を破ったのは——玄関のチャイム。
「こんばんは、ギフンさん」
三人目、メンコ男。
いつもの穏やかな笑顔のまま、しかしその目は他の男たちを見据えている。
「こんな時間に……何のつもりですか」
「ギフンさんに会いに来ただけですよ。……それは、あなたたちも同じでしょう?」
「メンコ男まで……マジで、なんなんだよみんな……!」
ギフンが声を上げた。
しかし、三人の男はもう、ギフンしか見ていなかった。
「——今夜、ギフンさんは誰のものになるんです?」
その場の空気が、ゆっくりと狂い始めていく。
「ヒョンは、俺のもんだって言っただろ」
サンウの声が低く響いた瞬間、ギフンの腕をぐいと引いて、自分の胸元へ引き寄せた。
その動きは強引で、だがどこか慣れていて、迷いがなかった。
「ちょっ……おい、サンウ! なにっ——」
「……お前らに触られる前に、証明してやるよ」
そう言って、サンウはギフンの顎を軽く持ち上げ、目を見据えた。
「ヒョン、拒むなよ」
「……は?」
——そのまま、唇が重なった。
「っん……!」
強く、逃がさないように。
けれどどこか切実に、焦るような口づけ。
ソファの前で、ヨンイルの目がすうっと細められる。
「……サンウさん」
低く、感情を抑えた声。
その隣で、メンコ男も口元の笑みを崩さないまま、指を組み直す。
ギフンは驚きで体を固めていた。
けれどサンウの腕の中は熱く、執着と欲望でギリギリと締め付けられていた。
「ヒョンは、ずっと俺だけを見てりゃいいんだよ」
唇を離して、サンウはまっすぐギフンを見つめる。
その目には、狂気よりも先に、哀しみがあった。
「小さい頃からずっと……俺だけを見てくれてたのに、なんで今になって、他のやつなんかと……」
その声に、ギフンはようやく少しだけ、息を吐いた。
「サンウ……お前、そんなふうに思ってたのかよ……」
「思ってるに決まってんだろ。ヒョンのこと、誰よりも、昔から——好きだった」
その告白を切るように、背後からヨンイルの声が重なる。
「……ギフンさん。サンウさんの身体的接触は、明らかに合意を得ていないように見えました」
「てめぇ……」
サンウが睨みつける。
ヨンイルは構わず一歩前に出た。
「ギフンさんが嫌がっているのに、触れる権利は、誰にもありません。……例え、あなたでも」
その言葉に、ギフンは心の奥が妙にざわつくのを感じていた。
——この男たち、マジで俺を巡って、やり合おうとしてる……?
「いいや、私は。ギフンさんが望むなら、優しくするつもりです」
「優しく? 笑わせんな。ヒョンが他の男の手に堕ちるくらいなら、俺は——」
その瞬間、メンコ男が静かに口を開いた。
「……では、次は、私の番ということでよろしいですか?」
その声は、あまりにも穏やかで、けれど明確な”宣戦布告”だった。
っと書けたぁぁ!!今回は取り合いっすまた更新します!リクエストも待ってるぜいアデュー
コメント
4件
この3人達にはずっとギフちゃん取り合っててほしぃーー🫶🫶🥰最高!!✨
四角関係、最高です!